2008.05.13 Tuesday

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チョコはアイドル!

我が家の一番の問題児だったチョコはかなりいい感じで完璧なアイドルになりつつある。

問題の発覚以来ようやくふた月。まぁいいペースかなぁ…。シャイな犬に怖くないよと伝えるのは確かにとっても大変だ。

怖がらない犬にする努力よりも、大体関わる人間のほうが癇癪を越して我慢が足りなくなる。あれもこれも怖い怖いといい加減にしろ!っていう感じ(苦笑)

我が家の場合、チョコは家の人でも誰かが部屋に入ってくると警戒音を高らかと流してきた。パパも直哉も裕貴も、チョコが怖がっていることは理解していたけど、顔を見て吠えつく犬をかわいいとは思わない。
誰だか分らないから吠えてると錯覚したかもしれないが、言いにくいが実はわかっていて吠えていたのである。

ドアが開く瞬間に入ってきた人が誰だかは理解する。が…その相手を信用していないのでほえるわけだ。じゃぁどうして?

実は人のほうは犬をかわいがってあげているつもりで、名前を呼んだり、おいでおいでをしたり、犬の体を触ったり、果ては暴れないからと無理やり抱いたりしている。

歯をむき出したり、噛みつこうとしたりしてくれば、いくら犬語が分からなくても嫌がられていることはわかるけど、実際子犬なんかはそういった表現をするとしたらかなり追い込まれていなくちゃそうならないのが普通。
だからチョコの態度はうちの家族には「実は私みんなを信用していないのよ、だって怖いことしたり怒ったりするジャン」とは聞こえていないことになる。

でも・・・よ〜く観察してみれば呼ばれて近寄ってくるときにどんな態度で着てただろう?抱いたときに体はかたくなっていなかったかな?食べ物がある時は来るけどそうじゃない時はすぐに来たかな?

おもちゃを使っては遊べても、何もなくてもじゃれてきたりはしただろうか?抱っこしてたらそのまま寝てしまったりしたことがあるかな?
知らない間に自分の体にくっついていたりしたことはあったかな?

子犬にとって安全な存在の相手になるということは意外に簡単なようで難しい。それは子犬の行動から飼い主のほうが状況を判断できないことが多いから。

幸いなことに我が家の皆さんは犬には好かれたくてうずうずしている。誰でもそうか(苦笑)
結局ああだこうださんざん悪態ついて文句を言っていたが、同じようにしたほうがいいらしいと気がついた人からチョコは信頼するように変化していった。

最初のきっかけは怖がっているのだからおやつだって何だって使って構わない。パパはアイスクリームでチョコにこの人はめちゃくちゃおいしいものをくれるのだと気がつかせた。でもそれだけに頼っていると食べ物にかかわっている時だけ来るむかつく犬になる(苦笑)。。。うちはこういう犬が嫌いなので書き方はきついけどご勘弁を…。

私はいい人だと気がついてくれたら、そのあとはこちらが上げたいときしかあげないで彼らの要求は無視することにしている。無視といっても意図的に無視するのではなく「あげる気がないのでちょうだいといっても上げられないわ」という態度だ。

かわいらしくお手なんかしてちょうだいなって言われると上げたくなる時もあるけれど、時と場合であげたりあげなかったりでよいはず。
上げられないものの時はお断りするし、あげられるものでも自分が食べたかったら食べちゃう(笑)

犬を抱いたり呼んだりする時は最初こそ緊張するのなら抱いたままおやつも食べさせるし、そばに着たらおやつをあげるということもする。
犬の様子と抱いている時間の長さによって何回も食べさせることだってある。たくさん一度にあげることもある。
でも様子を見つつ食べ物欲しさに来るようになるまでは使わない。

抱いたときに、または呼んだ時に犬に緊張が走らなくなるまで気長に繰り返している。パパたちはやらないが私は素手でチョコに朝ご飯だけは食べさせている。夜ごはんは入れ物に入れてあげる。
1回でもほかの子たちが「いいなぁチョコはご飯なんだ」と近寄って来るのをチョコは赤ちゃんだからねと特別扱いされることは信頼感の増幅につながると思う。

チョコに強い調子の言葉や怖い声を使うことはあまりない。
「大丈夫大丈夫」とか「チョコた〜ん、それはやめようね」から始まり、行動が止められない時には「おいでおいで」と呼んで気をそらさせ私のところに着たら楽しかったと覚えさせる。

私を信頼したなと感じるようになってから「チョコ、ダメ!」と強い調子を使っても「あ…」と行動を止めるようになってくる。こうなれば怖がらないし顔を見たって吠えなくなる。

微妙な関係のままパパに吠えついていたチョコはいつの間にか吠えなくなっていた。パパはチョコを呼ぶ時にとても優しい声で呼ぶし、前のように吠えたり様子をうかがうようなしぐさのときには知らない不利、無関心を装い、やって欲しくないことをしているときには優しく呼び寄せて「お利口だねぇ〜」と撫ぜたりするようになった。

つまり…可愛くないことをするちび犬だけど、どうやら自分の今までしてきた行動が怖い原因なのだなと納得したからだろう。
これが一番大事なことだ。相手を思い通りにしたかったら、相手が何を求めているのか、何を敬遠しているのかわかって上げられれば良いわけだ。

嫌われたくないゆえに今までした行動がほとんどマイナスだった事実は、シャイッコになりにくい我が家では異端児だったチョコのおかげで見つかったものだろう。

犬の答えを聞く…。それが解決の早道。怖がりな子だって暴走系の子だって結局は同じだった。

犬のしつけとか育て方にはいろんな方法があるが、それは数学や物理の公式と同じものだと思う。トレーナーやインストラクターはこの公式を自分が学習してきた方法論の中からたくさん知っている。

でも実際に利用する場面では公式を見つける作業は問題の内容の把握によってしかできないのだ。問題の把握を怠ればどんなにたくさん公式を知っていても答えをすぐには導き出せない。

逆に問題を読みこなす力があるほうが公式を知らずとも答えが導き出せてしまうことが多い。公式はあくまでもこうしたら簡単に答えが出るよというものであり、足したり引いたりかけたり割ったりしていけば答えは出てしまう。

逆転の発想とか素直な気持ちとかが犬との付き合いには必要で、ロボットを作るのとは違い人の子を育てるのと変わることなく思いやりと優しさがよい犬を作るのだと思う。

いずれ年をとり、あんなにお利口だった愛犬もいつしか意思の疎通もうまくいかなくなる日がやってくる。その日が来る前に長い時間を通じ和えて暮らせたらこんなに幸せなことはないだろうと思う。

怖がりなチョコだけどこれからも多くを学び少し筒成長していくことだろう。いつか、若く元気でパパオンリーだったミミと同じようにお出かけのお供に連れて行ってもらえるように頑張って育てようと思う。
ミミは関節炎のせいでキャンプはもう無理だから・・・。

あ・・・チョコってミミの孫だったわ(*^_^*)そうかぁ…(笑)
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