2008.03.19 Wednesday

仔犬たちの近況

18日に久しぶりに青藍がきた。お耳セットをするためで、初めてのセットにしては気にもせずにお利口にできた。

が・・・あまり抱っこしていないとのことで、どうも拘束されることにやたらに抵抗する。

こうやって呼んで傍に着たらこうやって抱っこしてこういう風にいいことが起きるよって教えないと人に拘束されることを嫌う子に成っちゃうんだよと伝えた。ゲゲっていう感じだったかしら?

仔犬の馴致にはいろんな方法論があるし、テレビのコマーシャルでも本にこう書いてあって目からうろこですよね〜とかいうのをやっているが、実際のところ、全ての犬種や全ての仔犬にいい形で貢献してくれるとは言い切れないものが多い。

特にその個体のことを理解できないままにやたらなことをやったらどんな結果につながるか、考えただけでも恐ろしい(苦笑)

たとえばもうだいぶ大昔になるが、飼い主がお出かけしようとすると不安になってしまって問題が起きている子犬がいた。通常いまどきの教え方だと、【行ってくるからね】と伝えるなということが多い。
余計に不安をあおって行ってしまうのだと思わせることがまずいのだって言うことらしい。

が・・・その仔犬の特性によっては飼い主がいなくなることを不安にさせないためにはいなくなることを理解させる方法のほうが的確なこともある。
つまり、犬との間にどんな約束を作り上げてその約束を守ってくれる相手であるかを認識させることのほうが簡単に犬の理解がつくものもあるのだ。

約束は完結である。待っていれば必ず戻ってくるという約束と待っている間に仕事が与えられたという約束だ。

この信頼関係が出来上がるためには愛情深く接していることが大前提にあり、仕事を与えられることを喜びとするタイプでなくてはならない。

このタイプの犬に、飼い主がいなくなる前にアクション(約束の通達)を起こさない方法をとると、不安が増長され、間違った方向に向かうと依存症になることもある。

仔犬の持って生まれた性格は実は生れ落ちた後から形成されるものではなく、受精の瞬間から始まっている。つまり育ての親やかかわった人間から学び作られる性質もあるが、卵子と精子の提供者の両親から受け継いでくるものが大きくかかわってくる。

その土台を知っていれば子犬に伝える方法論の選択は容易になるし、的確なものが当てはまるわけだ。

相談された子犬は順調にお留守番を仕事として捕らえ、飼い主がいなくなっても騒ぐことも、物を壊すこともなくなった。

子犬の育て方にはいろいろあるけれど、一番重要なことは自分(飼い主)にとって、犬と一緒にいることが心地よい感覚になることだと思う。そのためには子犬をよく観察し、自分にとって都合のいい形に犬に動いてもらうためには今何をすればいいかを発見することだ。

青藍が着ていくつかの質問があったが、ケージで寝かせるために泣く間は出さないでほおって置いたらしばらくしたらあきらめて寝てたのでそれでいいんでしょうか?というものもあったが、私に【ケージで寝かせなくてはならない理由があったのですか?】と聞かれて無いと答えた。

その質問がなぜ私から発せられるかといえば、子犬が飼い主を大好きになっていないからだ。
子犬は大好きな人から呼ばれたら大喜びですっ飛んでくる。
その努力をしないうちに、飼い主の都合で犬を思い通りに閉じ込めたり、拘束したりすれば、子犬は飼い主を好むだろうか?

いっぱい抱っこして人を大好きにして送り出した仔犬たちは、新しい環境で、自分を受け入れる相手を探している。

ケージトレーニングなんかケージを好きにされるものなのだから強制は駄目だ。

子犬は日々、一月位の間に一緒に暮らす家族を観察し接触して誰がどういうものなのかを理解する。自分に何を、どんなことをする相手なのかよ〜く観察している。

その短い期間に我が家で裕貴や私に見せたような体中でうれしいと表現していたしぐさを飼い主に見せるようになるかはとても重要なことだ。

新しい飼い主さんたちには、気負いすぎずに仔犬の一番大事な人に早くなってくれることを願っている。
犬はいつまでも3歳児。だからたくさん抱っこしてたくさん遊んで、たくさん子犬が喜ぶことを起こして、あなたがどれほど愛しているのかを伝えてやってほしい。

早めにいろいろ聞かせてもらえるので今回の仔犬たちは面白く眺めさせてもらえて感謝している。頑張れ新米飼い主さん!
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