2008.10.28 Tuesday

落ち着けば…。

落ち着いてみれば何でもなく解決できる問題も、頭に血が上っちゃってると解決できないことは多い。
犬育て6つの要素のページの中に書いた「気分の抑制」の当たるのだろう。

我が家は犬にやってほしくないことを伝える場合、多くは「禁止」という態度をとる。やっている行動を強制的に止めるって言う奴だ。たいていは判断が間違っていない場合が多いので有効な方法なんだけど、これは判断を間違えるととんでもないことになって修正するのにものすごいく時間がかかることになる。

禁止は犬がしている行動のうちどの部分を強制終了させようとしているかが伝わらないと実はとても難しいものなのだ。明らかに一つなら簡単でも、犬の行動が二つ以上重なっているときはプロだってしくじることがある。

なのでうちは二つ以上の行動が伴ってしまう場合の多くには禁止を使わず、続けておいてほしい行動の強化を図る。

たとえば玄関で家の中に上がらずにお座りをさせて待つように指示したときに、強化の選択は「待て」なので立ってしまっても動かなければOKと考える。
なので座っていなかったことを叱ることはない。

座れは後でほかのときに強化すればよいのであって、思ったほどよく覚えさせていなかったんだなと自分が反省する。

つまり自分が出した指示を犬ができなかったときに、するべき作業が重なっていたら、優先順位を付けて上のほうができていれば禁止を使う必要はないのだ。できないほうをこうだったよねと強化したり、できないことをできるようにするための策を練って使ってみる。

犬はいつも褒めていたほうがいい子に育つのは間違いのないことなので、そこも優先順位が上である。

ひとつだけの例外は我が家は吠えるという行為だけだ。吠えたら優先順位はそれを禁止。

待てと言って待っていてもその場で吠えたてたら「やめなさい」と叱ってでもやめさせる。待たせる距離を延ばすのはやめて、ほえないうちにそばに戻って褒めることを繰り返し、時間を延ばしていくほうを優先する。
吠えないでいることが最優先だと教えたいからだ。

犬が吠えるのをやめさせられない人の多くは優先順位が違っているからだろうなと思う。

もちろん叩いてやめさせるのだと言ってるわけじゃないし、吠えなかったらおやつをあげる何っていうのじゃ犬には理解できるはずはない。吠えたことを禁止し、禁止を守ったらほかの作業を「褒める」の繰り返しの作業だ。

吠えたことをやめただけで褒めたら犬にはやっぱり理解できない。

やってほしくないことをやめたら褒める必要はないのだ。やってほしい行動をやった時に褒めるというのはやってほしくないことをやめたというのとは意味が違う。

もともと、やってほしいと指示を出したものじゃないからなんだけど。

この違いがつかめるときっとトレーニングとしつけは簡単に思えるだろう。そして犬も伸び伸び学んでいくのじゃないかって思う。

教える人間が落ち着いていれば難しいことじゃないけれど、目標があったり人がそばにいたりするとつい忘れたりいいところを見せようとしてしまいパニクっちゃうこともある。こっちのほうが問題。

先日ドッグセミナーでアジの練習をサンダーとしたけど、障害コミットがすっかりぶっ飛んだという収穫を得て帰ってきた。できなくなっていることや忘れていることを確認することも収穫だと考えれば焦ったり困ったりすることもない。

気がつかないでできるできると喜んで、肝心の大会でしくじるよりずっといい。大会は時の運もあるけれど、完璧なら完璧らしい結果が付いてくるはずだと信じているから(笑)来月はアジの練習をたくさんできそうだし、この前教えたことをサンダーが覚えているか確認するのが楽しみだ。

あとはロック様だねぇ…。あの子はサンダーとは全く違うキャラクターなのでアプローチを組み立てるのが面白そう。みんなで集まってワイワイやりながらまた馬鹿笑いして一緒に遊ばなくちゃね。(^◇^)
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2008.09.16 Tuesday

褒める難しさ。

友人のダックスが吠えまくるから何とかしたいと言ってきた。

まだちびっこの小次郎。状況はチョコほど深刻じゃないけれど、確かに。。。
で緊急対応策で散歩する時に前に出ないように歩かせるってことだけお願いしていた。

現物確認の後一緒にお散歩しつつ状況の判断。
う〜ん・・・怖いちゅ〜より遊びたいけど行きたいけどどうしたらいいのかわかんない〜って言う感じ。その上にたぶん王子様対応。

問題児のチョコを連れつつで大丈夫か@自分?と思いながらチョコの馴致も兼ねて犬の多い時間帯にいざ公園へ出発。

人の顔を見るや否や「ギャオンギャオン」と吠えまくった小次郎にチョコも応戦。はぁ〜・・・赤面しちゃうよ。

チョコは家の周りはひもをつけて歩いてるけど公園は初めて。ましてや知らない犬に出会うなんざこの夏中庭で走り回ってるからほとんどないわけでありまして。大丈夫かなぁ?って言うのが本音。

公園までの数十メートル、行ったり来たりしながら顔を見る事一緒に歩調を合わせて歩く事、すぐに理解した。小次郎と言えばほぼ宙づり状態で爆笑しながらとりあえず公園に入ってからにしようと先を急ぐ。

公園のなかで横につけて歩くってどういうことなのか?どうしたら犬は引っ張らないでリードをたるませて歩くのか?を実演しつつ友人にレクチャーする。

見た目はリードが短いし、横については歩いてるけど、犬は前足が浮いちゃってるし、ママの顔なんか見やしない。なんででしょうねぇ?
チョコはって言ったら初めての場所でもちゃんと顔見ながら歩くよ。立ち止まられると一瞬先に行っちゃうけどこっちよおいでって言われたらくるっとまわって戻ってくるでしょ?

何が違うんだろう?ちなみにチョコはこの公園は初めてなんだよって言うとさらにびっくりしてた。

彼らに足りなかったのはできているのに褒めていない。
「だめだめ」「そっちじゃないでしょ」「こっちにきて」「こじ!」
う〜ん。。。ほめようよ(笑)

で・・・ほめてもらってみるとタイミングが合わない〜(笑)

褒めてる時は引っ張っているとき(爆笑)それじゃダメだわ(^^ゞ

褒める言葉って短い方がいいよ〜と私が使う「そう!」と言うのに変えてもらった。「そうそう」ならもう二回褒めたのと同じなんだよ〜と言うと「そうなの?」と半信半疑の友人。

最初は犬を見ながら歩いていい感じって思う瞬間に「そうそう」って言ってごらん、タイミングがあうから。

この友人なかなかセンスがいいつぅ〜かすぐにタイミングを飲み込んだ。

少し先の池の前まで行ってその周りをまわらせてみるといい感じに歩けていく。逆回りもいい感じ。筋がいいじゃんと言うとうれしそうだった。

それ以外にも多くの問題があって犬が勝手に膝に乗ってきても当たり前のことになってしまって気が付いていない。自分の意思でだけ抱くんだよとチョコを模範にさせる。今は私が抱きたいから膝に乗せるでしょ?でもおろしたいときは下ろす。犬が乗ってこようとしたら拒否する。拒否した以上乗せない。
でも子犬だから長い時間我慢させるのは逆効果だから、拒否したことを受け入れたとわかったら犬が期待していない瞬間にだっこしてあげる。

そんなことを練習してもらった。これは実は家の中で必ずしておくことなんだよと注釈を加え、飛びつくことも抱っこも同じだから、人間自身の意思で行動してあげてねと教えた。そして子犬の時期は我慢をさせすぎないこと。犬からの期待感が無くなってしまったらそれこそ意味はない。

べたべたと付きまとう子犬に「依存症?」って言う言葉も出たので「依存症」はれっきとした病気なのねと話す。人は犬が理解できないからなんでも不安になって病気にしちゃいたがるのかもねぇ〜って。
2・3歳児の子供と同じだからそう思えば犬の行動もおかしくはないでしょ?と付け加える。

通り過ぎる人や犬と遊びたかったら騒ぐのがちびっこ。それは犬も同じ。あとで二階のちびっこ保育園に入れてもらえばと小次郎には大いなる経験を誘うことにもなった。

下の部屋でしばし犬たちの洗礼を受けてかたまりながらも楽しくなりだした頃、二階に強制連行。借りてきた猫みたいにおとなしくなっちゃったよ(笑)と数時間二階で滞在していった。

ちょくちょく連れてこないとなれないよ〜と送り出すとき、彼女は明日から長いお散歩はやめて今日教わったことができるように短い散歩の中でいっぱい褒めてみるわとにこやかに帰って行った。
また来週来ることを約束して。

そう…彼女は感がいいというか頭がいいなと思う。教えたいことがあるのなら教えていなかったときまで戻らなくちゃいけない。犬のためにしていたはずのお散歩が実は意味のないことだったと気がつけばやり直しのために長い散歩が必要なわけじゃないとわかるものだ。人に言われずに気がつくのはなかなかだと思う。

数日繰り返す短い散歩で飼い主とのコミュニケーションが取れてきたら距離を延ばせばいいだけで、一生長い散歩に行けないわけじゃない。何事も基本が大事で、実際基本は単調でつまらないことの繰り返しだ。
でも基本さえちゃんと伝えられれば犬はどんな犬も素敵なパートナーに変身する。

怖がりさんで遊びたがり屋の小次郎の頭をなぜつつ、「持って生まれた性格や2カ月までの育った環境も多少は関係するけれど、怖がりなこに育ててしまうのは飼い主だからね、これからの小次郎を変えられるのはあんただけなんだから頑張ってあげてね!」と話すとすんなりと浸透したようだった。

チョコよりずっと問題の少ない小次郎。ママにいっぱい褒められてパパに一杯かわいがられて、君はきっといい子になれるね!また遊びにおいで(*^_^*)
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2008.06.16 Monday

祝☆彡ユノちゃんトレチャン完成!

遂にユノトレーニングチャンピオンを完成しました。
ママとの二人三脚でゆっくりのんびり、でも確実に階段を上がり、チャンピオンゲット!やったね!オメデト〜!!!!!

ずっとがんばり続けるって事はなかなかできることじゃありません。

ユノと一緒に多くを学び、彼の答えが理解できないときは中々進展が思うようにならない日も会っただろうと思います。ユノの答えが聞こえたとき、その結果が付いてきたのだろうと思います。

ユノちゃんのママだけじゃないけれど、殆どの飼い主さんは最初は犬にいろんなことを上手く伝えられるわけではありません。でも、こんなもんかと諦めたらそこで止まってしまうんです。犬とのつながりを作るのに、何が一番必要かって飼い主さん自身の気持ちです。

ユノは今年4歳です。6頭兄弟の末っ子として生まれ、たった一人ショーの世界に挑みチャンピオンを完成し、トレーニングチャンピオンを目指してがんばってきました。4年の月日の中でこうした結果が出るのはママさんがユノを信じて共に楽しみながら頑張ってきた事へのご褒美でしょう。

これからは又新しい競技にチャレンジして行くユノです。
がんばれユノ!いつも応援しているよ!ファイト〜!

トレーニングチャンピオン完成本当におめでとう〜!ユノ偉いぞ!!(^O^)/
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2008.03.11 Tuesday

サンダー!?

久し振りに暑いくらいの良いお天気の今日、お散歩ハードルを使ってみようかと庭に設置してみた。
良く考えたらもうひとつなくちゃたいした事はできないじゃんと気がついたがひとつしかないものはない。

ほかの子たちもワイワイと遊びながらだったが聞く耳は残ってるかなと試してみる。。。が・・。

は?へ?ほぉ???

アンタ誰?って言うくらい聞いちゃいないじゃん。(/_;)

確かにね・・・楽しくやるのは大事です。でもさ・・・けじめまでなくしても良いわけじゃない。

へらへらしながら爆走してチラチロ横目で私の顔を見るサンダーに最初の内こそ『サンちゃんそうじゃないんじゃないの?』と優しく言っていたが遂に・・・爆発!

『サンダー!!あんた聞いてんの!!!!恕恕恕恕恕もうひとつ恕!!!』
『待ては動くなだろ〜!!!バカタレ!』

サンダーはへらへらやっても良いと思っていたのは一瞬で(苦笑)はっと我に返った顔をした。

犬は賢い(笑)自分の都合の良いように具合の良いほうを選択する。
誰に何を言われることなく好き勝手にしても良いと判断すれば、知っている事だってやらなくなる。

サンダーと一緒に何かをしなくちゃならない時間が無くなってから数ヶ月過ぎていた。

あのネェ・・・。ママはママだよ。忘れないことだわ。

首根っこをつかまれて唸られた後サンダーは前のサンダーに少しだけ戻ったようだ。せっかく教えてきたことをまた思い出してもらわないとね・・・。
花粉にさらされるのはいやなんだけど、練習するか(~_~;)

sander_071021_4.jpg
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2007.12.23 Sunday

見えないものを見つける

相談事から問題になっている部分を抜き出して原因を探ってアドバイスをすることが多い。
ビデオなんか見れれば飼い主の自己申告の間違いにも気が着けるし、早期解決の糸口は意外に簡単に見つかるものだ。

面白いもので私の出すアドバイスは実際は飼い主自身が本来は気が着くような簡単な答えである場合が多い。だからコウ言う事じゃないの?と聞けばあぁ・・と気がついてもらえたりする。

では何故自分だけで見つからない時がでてくるか?それは当事者だからだ。客観的に見ることができれば難なく見つかる問題点は、本人自身は変な思い込みから逃れられなくて、自分で隠してしまうからじゃないかなって思う。
後はわけのわからない変なアドバイスを鵜呑みにして実行してるとかね(苦笑)

ちょっとしたヒントで自分で答えを見つけてくれる場合もあるし、私ならこういうのを試してみるけどなぁと具体案を提示してみたりするなかで、結果に繋がればそれが正解だろう。結果って言うのは犬が出すものだから。

見えないものを見つける作業は、探り合いの中の些細な言葉尻からも見つかるものがおおい。
やっているけど出来ない&上手く行かないと言うバックグランドには、実は的が外れてるって言うものもあるし(笑)

犬の問題行動だけじゃなく、彼らからの信号の捉え方(これを私は会話と呼ぶけど)ひとつにしても、人間ってかなり自己中なので、まったく違った意味を発せられていても自分はコウだと思うとそういう解釈以外をしなくなる。
でも、犬は正しくない解釈だと言う事を真面目にちゃんと伝えてくれるわけだ。それすらも聞こうともしない人間って一体何様なんだろう?

犬達からリーダーとして認めてもらえない一つの要因だと思う。

犬の表現から意味を汲み取ることって実はそんなに難しくはないけれど、勉強していない場合にはかなり解釈的にヤバイと思う。でも、もっともっとヤバイのは自分は勉強していると言う自信から来るレベルの低さじゃないかって思う。

最近じゃやたらに理論が横行して、専門用語を並べ立ててああだコウだと討論する人が多くなった。広く浅く知識を持っても、同じ分野で深く進攻した人には叶わないわけで、そこに理論に付属する多くの経験値があったら上には上がいるって言う事になる。

たいていの問題行動は基本的な部分の欠落によって引き起こされるのに、そこがすっぽ抜けてしまった事に気がつかない場合に対処できるものを対処できなくするんだろう。

物事はやたらに広げて小難しくするよりも、ピンポイントで基本に戻ってやり直した方が的を得る事ができる。

その人それぞれだろうけれど、私は回り道が好きじゃない。ストレートにいけるものはストレートの方が早いんだからそれを選択して行く。犬達に拒否を起こされないように配慮しつつ、自分の解釈が犬の言葉と違わないのか答えを聞きながら、間違うことを恐れたことはない。

アドバイスをする時にとても気になって仕方がないことは、聞こうとする人たちはほぼ全部一番正しい方法を求めると言う事だ。
はっきり言って一緒に暮らしていてその犬の言葉を聞いてもいなかったら、最初からぴたりとあったことなんか見つかるはずもない。
情報量に応じて、隠された真実があっても、申告されない以上無い物と仮定してアドバイスを出すわけだ。

犬から、それじゃわからないとか、やる気にならないとかの答えが帰ってきて初めて隠された何かがある事がわかる。

申告してくる飼い主自身が気がつかないその見えない何かを見つけて改善させなければ犬の変化は期待できるはずもない。

自分が思っているように犬が変化しなかったら、自分自身のやっている事を見直せば良いのにと思う。

人間が犬が理解できるように正しく行動してあげられれば犬達は諸手をあげて理想的に行動するだろう。
犬に何かを教える前に、犬と良い関係で暮らすために必要なことを忘れたものがないか見つけ出すことのほうが必要な人が多いなと思っている。
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2007.12.05 Wednesday

私流ドッグスポーツの見方・考え方。

ドッグスポーツには色々あるんだけど、どのスポーツにも始まりと終わりがある。

ドッグショーはリード付きなのでちょっと横に置くけれど、アジリティーもフリスビーもリンクの中に入ったらリードを外して作業する。

私はチームを観察するときこの始まりと終わりをよ〜く見ることが好きだ。
それはチームの完成度が良くわかるから・・・これって審査員の人たちが評価する完成度じゃないけどね。自分の中に持っている人と犬との関係の完成度って言う意味。

それって競技自体の内容云々よりも、人と犬の関係に興味があるからだろう。

DISCの場合に見るポイントは始める前に犬を落ち着かせられるかが重要。
やるぞ〜やるぞ〜って言うのは元気があっていいんだけれど、これから始めるよって言う時に瞬間、精神をクールダウンさせられるかって言う事に重きを置く。
吠え立てていたりぐるぐる回り続けていたり跳ね回っていたら私の中ではアウトなのだ(笑)

後はDISCはアイススケートと同じで競技中に決められた工程をこなして行く事でポイントが決ってくる。つまり、作ってきたルーチンは競技中に変更可能のアドリブ性の高いものであると言う事だ。
だから犬がミスをしてキィ〜ッとなってしまったり、意気消沈してしまうことを瞬間的に見定めて立て直しながら次を成功させていけるアドリブの上手いチームが大好き。犬に負担がかかっていなくてかっこいいなぁって思う。

つまり見ていないようで犬を良く見ているかどうかって言う事になる。
犬を励ましながらフッと抜けてしまう気を確実に技につなげて行く作業は信頼関係そのものだ。だから奥が深い・・・(^^ゞ

競技終了後・・・ココで見るのは犬が飼い主に話しかけに言っているかって言う事。【終ったね】【面白かったね】【またやろうね!】【消化不良だぞ〜!】とまぁ意味は何でもいい。
でも競技が終了し飼い主が終わりを告げた事でエキサイトして動いていた気分をやっぱりクールダウンし、強いては飼い主が呼ばなくても犬が自ら駆け寄ってくるくらいが望ましい。(DISCを持っていない条件で)

まだやりたりない〜と呼んだだけでは飼い主のそばによってこないとか、果ては捕まえないとリンクから出られないとか、DISCで誘わないとコナイ〜なんって言うのはかなり没(笑)

アジリティーの場合、START地点でリードを外した後、犬の体を触って制止しているのかどうかを見る。別に触っちゃいけないとか言う意味はないけど、どのくらいTRが入っているかの確認のためだ。だから待てないで動いちゃうのはちょっと論外(笑)でもこれにはハンドラーのミスがあるのでハンドラーが犬が勘違いする動きをしたら別。

その後犬の視線を見ている。犬が障害物を見ているのか、飼い主の動きを追っているのかをね。そしてやっぱりこれから始まる競技に期待感があふれているけど落ち着いている犬を良い犬だなぁと思うのだ。飼い主とこれをやるんだって知っている犬なんだと確認できるからだ。

競技の中では決められたルートに乗った障害を走るわけだから、私の理想は先行できる所は指示を仰ぐように振り返らない犬が好きだ。ルートが読めるようなコースなら後ろから投げかけられているコマンドだけを拾って動いてくれるのが理想。つまり犬からハンドラーが見えていない状態ならコマンドで押せるのが良いなぁと思うわけだ。
そのうえで・・・ハンドラーがかもし出す雰囲気をつかんで動く犬が良い犬だと思うから、例え障害物の呼び方を間違えても、ハンドラーの目的の障害を察知できる犬であればこれの事でしょ?と気がついてくれるくらいが好きだ。

私は良くやるのだが、これと指差していながらまったく違う名前を叫ぶ時がある。人間を良く知った犬はそのミスの意味も知っている。
つまり、言葉は確実ではなく、ボディーアクションのほうが正しい。
これは犬達の行動にも当てはまる。

なので・・・これ!と指示して名前を間違えた時にそのボディーアクションが犬からちゃんと見えていたら、指されたものをこなすのが良い犬だと思う。
言葉のものに向ってしまうのは確かに良く訓練されてはいるけれど、人とのコミュニケーションの深さを考えるとそれで良いのかという疑問がある。勿論指示なしのコマンドゲームなら別の話で、アジリティーは犬と一緒に走る以上言葉だけでリンクの外側から動かすゲームとは違うからだ。

犬の視覚範囲は人よりもはるかに広く、動体視力も長けた犬は素晴らしいものを持っている。だから犬を見るより、犬に見てもらったほうが上手く行くんじゃないの?っていつも思っている。作業能力はどうあがいても犬のほうが数十倍上でそれにおんぶした方が楽だろうし(笑)

ドッグスポーツをアジリティーから始めたわけじゃなくDISCDOGから始まった私は犬の協力をたくさん必要とするんだと思いながら取り組んできている。ここに書いていることは私的感覚でアジリティーを楽しんでいる自分の見方や考え方で人に推奨できるものじゃない。教え方だってやたらに難しいことを要求することになるわけで、犬からあきれられたりするようじゃ結果は出ないことだろうから。
でもこんな感覚で犬達に伝えて行く方法をとる人間もいるんだって言う事だけである。

犬にやらせる&やってもらうDISCやアジじゃなく犬と一緒に泣いたり笑ったりしながらやるドッグスポーツ。それが好きだからだ。自分が育てる犬はそういう犬を目標にがんばる。だから多くの競技する犬達を見てその表現が出来ているチームを良いなぁ〜とうっとり眺めるのもまた好きなことの一つなのだ。(^_-)-☆
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2007.11.27 Tuesday

楽な方法

犬に何かを教える時に一番楽な方法って言うのがある。
それは犬がやりたがっているものを上手く利用する方法だ。

例えば飛びつくのが好きな犬だったら『スタンド』を教える。
毎度お馴染みに飛びつくたんびに『駄目〜!』と拒否されるものが、人に触らずに立ち上がる事で『じょうず〜!』に変えられるのだから犬にも飼い主にも良いことになる。

【スタンド】は飛びつく犬を最初は前足などを持って支えるが、とりあえず立たせたままの状態を維持させる。立った状態で褒める(^_-)-☆
うちはあんまり使わないけど、ちゃんと立てるまでの間だけおたつをあげたりしても良い。おやつの使いかたは実際はすごく難しいので違う機会に書くが、あくまでも人に触れずに自力で立てるようになるまでの極短い間に使うと良い。

支えてる力を加減しながら自発的に立つ状態にさせる。少しでも手が離れて立てていたら更に褒める(笑)
頭の良い子なら何が要求されているのかがすぐにわかるので、思いのほか簡単に立ったままでいるようになる。
これで技のひとつに出来上がりってわけだ。

飛びつく犬にはもうひとつ簡単に教えられるものがある。
それは【抱っこ】だ。

【抱っこ】を教えるときにはヒトが状態を少し低くしてあげる事がポイントだ。ひざを少しだけ曲げて抱っこと指示を出しいうを誘った上で飛びついてくる犬の体ごと受け止めてしまう。
しっかり抱いてしまったら立ち上がって大いに褒める。

犬のジャンプ力はかなりあるので標準的な大きさがあるシェルティーならヒトが立ったままの状態でも簡単に抱っこの位置まで来れるようになるが、教える時は低い位置からでなければならない。
確実に抱く事が必須条件だからだ。万が一にも落としたりしたら2度とやらなくなるのがシェルティーなので抱き上げるときには最新の注意が必要である。

ダックスや小型犬、あるいはシェルティーでも体高の低い仔の場合には人がしゃがんだ状態で教えるのがベスト。
飛びついてくるのは胸に向ってだ。【抱っこ】というコマンドでも良いし、【アップ】といういろんな意味に使えるものでも良いし、飼い主の自由な発想でコマンドを決めると良い。

我家では飛び上がる動作を全て【アップ】で教えている。私には非常に都合の良いコマンドだからだ。コマンドのお話もまたの機会に(笑)

大切なこととして、【スタンド】と違って【抱っこ】は犬の体が宙に浮くわけで、抱く人間側が予想していない状態で犬からこの行動(飛びつく行為)を取られた場合事故に繋がってしまう。つまり、指示のない時に犬が勝手にこの行動を起こさないように教えて然るべきだ。

犬から指示もないのに勝手に飛びついてくる行動は断固拒否をする。払いのけるのが最も早く理解させられる。
指示があって初めて人にも飛びつけるのだと教える事は実が一番大事な作業なのだ。

本来はこれを教えましょうといいたい所なのだが、飼い主さんたちはできることを望むので犬は禁止が嫌いなものだから(笑)上手く伝えられないのだろう。そこでだ・・・飼い主も犬も楽しく技を覚えながら、強いては本来教えてしまいたいことを教えて行くことにしたほうが手っ取り早い。

犬も人も、できることのほうが興味がある。
犬のしつけで楽な方法とは問題だと思える部分を見る角度を変えて、いかにそれを上手く利用するかって言う事に尽きる。

スタンドも抱っこも犬が好きな遊びのひとつで本当の作業というものには遠い。でも楽しいからこそ、禁止の部分も受け入れる姿勢がつくのであって、ひとつ叱って10褒めるの逆バージョンといった所だろう。

つまり、10楽しませてひとつ禁止する。
これを使えばあらゆる技が完成することは間違いない。(^O^)/

角度を変えて見直した後は前向きに行動・・・我家の犬教育論だ。
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2007.11.22 Thursday

私だったら・・・

人様の犬を見せてもらっている時に何を見ているかって言うとたいしたことは見てはいない。
でも、あら?と思う部分を見つければ何でこうなるのかなと何度も観察してみる。写真なんかにその瞬間が取れているとへぇ〜そうなんだぁと答えが見える時もあるし、動画で繰り返し見続けてようやくわかるものもあるし、見た瞬間にこれかぁってわかるものもある。実際に実物を見るのが一番わかりやすいけど(笑)

私の場合、人の犬でも自分の犬でも、【あら?】から答えを出すまでの時間が楽しい。

でもって、私ならコウ伝えるのになぁと思う部分がたくさんあったりする。
なかなか飼い主さんに伝えられることは少ないけれど、自分の犬達に同じようなことが見えた時に役に立ったりするんだよね。

あら?・・・これってどこかで見たことがあったなってね。

間違いや失敗は原因を探ることが大切。どうしてこういう状況なのか?
でもって数回は繰り返してもOK。でも・・・それ以上に繰り返してしまうようだったらそれは問題の原因を見つけられていないか、もしくは対策が正しくないかだ。

階段を登るってよく言うんだけど、ステップアップして行くって言う事で、それには間違いや失敗から原因を探し、対策をして正しい答えに戻す。
これが出来てはじめて先に進めると思うんだわ。

そう言う事が出来ないと同じ所をずっとぐるぐる空回りし続けてしまって先に進めないんじゃないかって思う。

原因を勘違いしていたり、対策が間違っていたらアウト〜!と犬が答えるから先に進まないのよねぇ・・・(笑)
対策も同じことを直そうとする中にも山ほどやり方はある。対策自体は間違っていなくても、犬に意味が伝わらなくちゃ答えは出ない。

犬に意味が伝わる方法で、しかも飼い主ができる方法を伝えられないと結果はでない。人間に教える側(例えばトレーナーとかしつけ教室で上手く行かない場合)はこれが一番難しいんだなぁ。。。
How-Toを追いかけたら上手く行かないよって言うのは、こうすれば思ったようになると飼い主が思い込み、やり方だけにこだわっちゃうからだ。

私ならどうとでもできるもの自体は、それは犬からの答えを聞きながらこれじゃわからないんだねとすぐに自分のやっている事が相手に伝わっていない事を認め、他の方法に切替られるからだろうと思う。

テクニックや知識はたくさん自分の引き出しにしまっておいた方が良い。でもしまいすぎて出せなくなっちゃったら意味がない。
スキルは数があれば良いってモンじゃない。角度を変えて今の状態を打開する方法を導き出せるかってことだろうと思う。

犬の行動学も心理学も知っていて損は無いけれど、一番大事なのは自分の犬を良く見ることだ。そして答えをちゃんと聞こう。
頭でっかちの知識なんか何の意味も持たない。その場その場の対応力があるほうがずっと犬には信頼を得ることができるって言うのが自論なんだよねぇ・・・(笑)
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2007.11.21 Wednesday

犬知恵VS猿知恵

犬は哺乳類ネコ目イヌ科イヌ属でタイリクオオカミの亜種のひとつと考えられている。「イエイヌ」(英名 Domestic Dog)に分類される生き物だが、同列の亜種にはオオカミ、コヨーテ、ジャッカル、キツネ、タヌキ、ヤブイヌ、リカオンなどがいる。詳しくはこちらをどうぞ!

イヌの起源についてはこちらから・・・

人間は・・・哺乳類サル目ヒト科ヒト属サピエンスに分類される。
ヒトについて詳しく知りたかったらこちらへどうぞ。

犬と人とは根本的に違う部分がとてもたくさんあるのだけれど、不思議なことに共通する部分もまたたくさんある。
人と犬との係わり合いの歴史を探って行く事で、今犬達が人とともに暮らす意味もなんとなく掴み取れるかなと思うのでリンクを貼っておいた。

さて本題の犬知恵VS猿知恵だが。。。
要するに犬より猿の方が賢いよねといいたくて書いている。

ふわふわでプリティー〜な顔で見つめてくる愛らしいパートナーはそれを武器に使ってくる(笑)成長しきった生き物は殆どが幼い者にたいして寛大であるという本能が働くようにできているらしい。そのせいで幼い相手をひとつの固体として尊重したり理解しようと心がける手間を省き、無条件に受け入れるのだ。

犬は長い歴史の中で人に寄生して生きるための知恵としてそんな様相に変化して行ったのだろうと思う。大人になっても愛らしい幼い様相を持ったままの彼らは愛情をかける対象として最高のパートナーだろう。

が・・・そのパートナーになるはずが、一緒に暮らすための最低限のルールを伝える作業(しつけ)の段階で彼らの知恵にやられてしまうことが多い。

犬より猿の方が賢いんだから。。。工夫や知恵を絞るのは犬よりもすっと得意なはずだ。

犬を育てるのに重要なもののひとつが知恵。知恵は観察から生まれてくる。
観察していなかったら知恵は生まれない。

さて・・・なにかのヒントになったでしょうか?(笑)
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2007.11.02 Friday

基礎体力の作り方。

仔犬時代から大人の犬になりきるまでの間、どんな事をやっていればいいのだろう?

いろんなトレーナーの話を総合すれば人の準備体操のような物をしなさいというものもある。我家ではそのなかで常時犬と遊びながらやれるものを選択し、改めて【基礎体力を作るぞ!】と構えないままやっているものがある。

まず回転。それはシェルティーが大好きなことのひとつだからである。前の日記にも書いてあるが、飼い主を基点として周りをくるくる回らせる遊びだ。
右回り左回りどちらも同じ程度させておくとバランス感覚の良い犬に育つ。

ランニング。飼い主の速度にあわせてゆっくり側対歩からの始まりでもかまわない。徐々にスピードを上げてトロットに変更させ、そのままギャロップに持ち込む。犬は早いし楽しいので飼い主は結構大変だが、人と一緒に動くことの理解はかなりいい感じに着くゲームだ。
ギャロプで少し走ったら逆にトロットに戻し、普通の速度の歩くに戻り、ゆっくり歩くに戻して行く。ホンの数分の運動だけど、これが結構いろんな意味で効果がある。

引張りっこ。タオルでもロープでもぬいぐるみでも、モノは何でもいい。
本気で噛んでも良い物を使って、思いっきり噛ませて引張りっこをする。
たいていのものは壊れる(苦笑)ダカラ壊れちゃまずい物は最初から使わないことだ。ココのポイントは数回のうち何回かは犬に勝たせてやることだ。勝たせないと犬はつまらなくなって興味を失う。

スゴイネェ〜強いネェ〜と言われた犬の誇らしげな顔が大好きな私は勝たせすぎちゃうことも良くあるけれど、始まりと終わりは飼い主が勝つ。これが鉄則だ(笑)

犬は思いっきり噛んで引っ張るという行動で生活して行く中に持ついろんなストレスの発散が出来る。最高の楽しみを飼い主がもたらすわけだから、飼い主が好きにならないわけが無い。それにストレッチをかけたようにいろんな部分を伸ばす効果もあるし、顎も鍛えられる。一石二鳥の運動だ。

ねこじゃらし。これは我家独特のものだけど、猫のおもちゃを使う。
仔犬の目の前にひらひらさせてじゃらして行くのだが、動体視力を高めるのに非常に効果がある。最初の内は見えなくなってしまうと飽きるのでゆっくり動かすのがポイント。
毎日数分じゃらすうちに何本壊されるか・・・(笑)これが成長の証になる。つまり犬の動体視力がついてくるとやすやすと捉えられるようになってしまうからだ。そうなったらどんどんフェイントを掛けて行く。横だけの動きではなく、縦も取り入れ、上から下へ下から上へ、ぐるぐる回ることもあり、右へ左へ斜めに・・・はっとすると消えてなくなるなどバリエーションを増やすほど子犬は食いついてくる。壊されてばかりじゃたまったもんじゃないから、飼い主ががんばらなくちゃならない。

この動体視力をちゃんとつけた犬は大人になってからボール投げなどをしても決して見失ったりしない犬に育っている。
集中力が半端じゃなくついているのだ。
ボール投げやDISC投げ程度なら飼い主のフェイントに騙されることが無いくらいになる。犬は生きる為に動体視力は元々良いのだ。それを磨く方が先の広がりに繋がる。

※ちなみに・・・集中力をつけないように育てるやり方・・・(笑)まだ捕獲できないレベルの内にやたらにフェイントをかける。犬が投げたであろう方向に向ったらその方向に後からボールを投げている。
つまり犬に先読みをさせているようで実は本来捕獲しなくてはならないものから目を離させると言う事を教えてしまうことに繋がるのだ。
ボール投げ大好きでも集中力のあるボールから目を離さない犬に混じったら取れるところに投げてあげても、まず一度もボールはとれないだろう。

毎日暇な時に、上記のようなことを繰り返していたらたいていの子犬は飼い主が大好きになる。好きになってもらってからが勝負だ。そのうえに基礎体力がしらぬまにつくのだから、こんなに楽しい事はない(^_-)-☆
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