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2007.03.25 Sunday

シェルティーの幸せ。。。

レスキューしたシェルティーの相談事が来ている。

フィラリアに感染している事が判明した上でその子の事情が

『1年半もの間・・・犬嫌いの家族に囲まれて誰とも触れ合えず、毛玉は出来放題で散歩にも行かせてもらえず、安い餌に脂濃いスナックと水だけを与えられて「雨や風の日も小屋には入らず、窓越しに人間の顔色を窺っては愛想を振り撒いていた』

と教えられたのは数回のやり取りをした後だった。

これから幸せに暮らしていけると思われたそのシェルティーは、駆虫剤の後遺症なのか、それ以前からの問題なのか、病気からなのか現在ほぼ危篤状態である。今はただ何とか現在の状況から脱する事ができないかを相談され、私の知る範囲のことをお伝えしている。何も出来ないけれどこれが効いたらいいですねと見ず知らずの人だけど私を頼ってくれたのだからといつものサプリを少しだけ送った。そんなことくらいしか私には手助けが出来ない。。。

獣医にかかっているにもかかわらずの今の状況を打開するには治療方法、検査方法を考え直すかまたは他の獣医の意見を参考にするしかないと伝えた。
何とかまだ7歳だと言うそのシェルティーに明るい未来を開かせてあげたい。

せかっく優しい飼い主さんにようやく巡り合えたのだから・・・

私は実はこうしたレスキューの話が苦手である。救う人には非常に感銘を受けるし救ってもらえたシェルティーには心から良かったねと思える。

でも何でこんな事が起きるのか?買える筈の無い人が勢いで買ってしまったり興味本位で迎え入れてしまうからじゃないのか?
そういう人に安易に売る繁殖者やペットショップも悪いだろうけど。。。

今もうちには子犬が生まれていて飼い主さんになるだろう人たちからコンタクトがある。

あれだけサイト内にこういう事をお知らせくださいと書いてあっても、問い合わせの多くは子犬の値段である。
真面目にちゃんと答えてくれる人にしか渡さないのだと言う鉄則の元にいやみったらしいかもしれないが、このページとこのページをよく読んだ上でこちらから知らせて欲しい事を書いてくださいと返事をする。そのうえにできたらサイトの中をある程度でいいので読んで欲しいと付け加える。

相手が業者だったりしたらもう2度と問い合わせは来ない。
個人でもこんなにうるさいところから飼うつもりはないと判断したらそこで話は終る。

ただこうして小うるさくやっているおかげで、ちゃんと飼える環境を整えますとか、犬を飼う資格があるのか考えてみますとか、小さいだろうけど確かな影響は残せているのではないかと思う。

膨大なサイトの中を読みつくして人は考えてくれるようになる。
家族として犬を迎えるって人間が一人増えたのと殆ど同じなんだよねと気が着いてくれれば目的はかなり達成できている。

人と同じと言う事は単なる言葉のアヤでは無く、それがどれほど責任が重く『飼えなくなりました』などと言う言葉がありえないことなのか解った上で犬と暮らす決意を促すことであるか伝えているつもりだ。

草の根的なこんなことでも、先に書いたレスキューされたシェルティーのように飼われた時から不幸な生活が待っているような経験をしなくてはならない犬が1頭でも減る兆しにはなるはずだと信じて。。。

犬は人間のおもちゃではない。
ショードッグとかスポーツドッグとかそういう部類で考えるのではなくて生き物として共に暮らす仲間であると考えてどっちが良いとか悪いとかで分けられるものじゃないと思う。
もっと原点から見直していかなくちゃはっきり言ってな〜んにも変りやしない。

我家のペットですと言われるのではなく我家の末っ子ですとか息子です、娘ですと言われるような犬を産ませていきたい。

私は繁殖に携わるものとして犬の世界での変わり者で良いと思っている。
犬の世界に関わりたくて関わったのではなく、犬たちが幸せになる為に自分に何ができるのかでこの世界に入った。
そのポリシーは何があっても変らない。形式上何かのお役を仰せつかっていても自分自身は変ることは出来ない。

原点は全ての犬が人と幸せに暮らせる世界にしたいと言う事だから・・・。
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