<< 子犬の育て方の話その1 | main | 悪い芽を摘む時期とリーダーになる意味 >>

2007.10.25 Thursday

子犬の育て方の話その2

飼い主への集中力がある仔はいい仔になる。
でも執着心と集中力は違っている。

執着心を育ててしまうと依存症みたいな子になったりもする。

ちょっと恐がりだったり、俗に言うシャイだったりすると、飼い主は子犬に必要以上に気を使い本来ならできるはずのことを真綿にくるめてできないようにさせて育ててしまうだろう。

いつもいる部屋から出てしまうとついて歩き、果ては置いていこうとすると泣き喚いたりする子もよく見かける。

1頭で飼うような場合にはそういう事が多くなりがちである。

これも先へと発展させない飼い主側に問題がある。
ドアを出る時にとりあえず待っててねと声をかけ、一度はドアを閉める。
子犬がなく瞬間の前にすぐにドアを開いて待っててくれてイイコだったねと褒める。締めてすぐに開いても最初はその方が良い。鳴くまでに時間をかけないほうが犬は受け入れやすいからだ。
その待たせる時間をほんの1秒くらいづつ長引かせていけば良い。
毎日毎日繰り返された作業は自然と犬に理解を深めさせることに繋がり、お散歩の時と同様に我慢比べであり、犬に勝たなければならないのである。

犬の理解はドアの外に飼い主がでる⇒帰ってこない、置いていかれたと言うものが多い。
それなら飼い主がドアの外に出る⇒ドアは閉まるが開いた時に良いことが起きる。に変えれば良いのだ。
ドアを閉める時に仕事を言いつける。『待っていてね』という仕事だ。

犬は我慢強い。そして気長な生き物である。捕食動物特有に獲物を獲る為に長く待つことが出来る生き物なのだから。

お散歩などで恐がったら抱くのは当然である。でも抱き続けてしまうのは問題である。
最初の1日目は一度も下におろさなくても良い。でも次の日は一度は下ろしてみる。恐がったら抱いても良いが一度も下ろさないままでは駄目なのだ。
つまり経験できないままにしてしまうから。
一度下ろして恐がらないなら少し歩く努力も良いだろう。恐がるのなら又抱けばいい。
その繰り返しの中で下に下ろしてみる回数を確実に増やして行くことが飼い主の役目となる。これもまた我慢比べだ。

下ろして固まるのなら少しだけようすを見て又抱き少し場所を変えて又下ろす。この繰り返しの中から子犬は周りの状況を判断し恐怖だけではなく興味をわかせ、そばにいる飼い主が要れば何も問題は起きないこと学習する。

それを先を急ぐ事でそばにいる飼い主が要ると危険であるという認識をつけてしまえば思うように先に進まないのは当然だろう。引っ張られたら絶対に危険だ(苦笑)

犬を育てるのに必要なものは時間と、根気である。この二つが整う人なら時間はかかっても必ず飼い主の言う事を理解しこちらの望む行動をしてくれる子に育つ。

経験や技術はその先に使えるものであって、犬に使える時間がなかったり根気がなくかんしゃくを起こしたら犬は信用してくれない。
そして一番大切なものは犬という生き物と生涯をともに暮らして行くのだからこそ、犬とはこういう生き物なのだなぁという寛容な心だろうと思う。

一日は24時間ある。1週間は7日もある。1ヶ月は30日もある。
人の過ぎて行く時間よりも犬の過ぎて行く時間は早い。

人は3年たってもまだ幼児である。犬は3年たったら心も体も成犬だ。

のんびりゆっくりもかまわないが、確実に先に進まなければすぐに別れの日が迫ってくる。少しでも良い関係でいられる時間を長くする為に、私は子犬の時間を大切に使っている。
にほんブログ村 犬ブログ シェルティーへ 人気blogランキングへ ブログランキング参加中 ぽちっとよろしく♪

Trackback URL


Comments

Comment form