2013/10/20 Sun

Category: 虹の橋へ

ノンちゃんが天使になりました。。。

10月20日日曜日午後3時15分、私の可愛い小さなノンちゃんが天使になりました。。。

息子からノンちゃん危篤の知らせを受け、ドッグセミナーを途中で帰宅させていただきこの手で抱いて看取ってやることができました。まだ沢山仕事が残っているのに快く送り出してくださったクラブの皆様には大変感謝しております。本当にありがとうございました。


ノンちゃんは昨日まで状態が安定してくれていて私も9回目のセミナーの準備等問題なくこなすことができました。ただ・・・実際はこうなることを予感していたのです。このセミナーの目処がつくまではきっと良くなってくれるだろうけれど、終わった途端に逝ってしまうんじゃないかなと。。。そのくらい思えるほど、ノンちゃんは私の分身のような子だったからです。


夕べからの雨はその予感を一層本当に変えそうで怖かった…。朝、目覚めたときから雨でした。まるでノンちゃんが帰ってきてよと泣いているようにも思えました。

「あともう少しだからね、もうちょっと待っていてね。」そんな独り言を何回言ったでしょうか…。


20日、まだ朝早く、周りには人はいません。
傍にはいないノンちゃんに向かって独り言を言いながら土砂降りの中プラスとソルトを外に出して少し走らせ、何時ころ帰れるかなぁと考えていました。もしノンが大丈夫なら渋滞にはまるよりは近くの温泉に寄ってから帰ったほうがパパは疲れないかなと検討していました。

セミナーでは朝食が終わり、やみそうもない雨で午前中の外での練習予定を変更し大会議室でのセミナーに変更しました。私も聞きたかった内容の講義でしたが他にまだ仕事がありクラブの人に声をかけて会議室の外に出ました。

仕事をしながら、11時を過ぎました。もうそろそろノンちゃんが起きるころだなぁと思っていると息子から電話が入りました。なんか様子がおかしいと…。ノンちゃんは限界を超えたようでした。いつもなら何とか自分で起きだしている時間に立つことができず10月3日に倒れた時同様に悪化し始めたのでしょう。

息子にはどうしても帰れないと伝えました。ノンちゃんに聞こえていないかもしれないけれど、もう少ししたら帰ってくるから頑張れと伝えるようにいいました。
でも仕事は手に付きません。

30分後、痙攣を起こしたと電話が入りました。もう何もかも投げ捨てて帰りたくなりました。でも・・・そういうわけにはいきません。頭では分かっているんです。50才過ぎた大人ですから…。でも、でも、でも・・・ノンちゃんは私を待っているんです。とっても苦しいだろうに、あんな小さな体で、いつか必ず傍に来ると・・・。そう思ったら先生や代表に帰ってもいいかと聞かないままセミナーの仕事を続けたら、この後はもう二度とこうした事に関わろうとしなくなる私だろうと思います。

半分オロオロしながら「もう間に合わないかもしれないけれど危篤状態なので家に帰りたい」と願い出ました。セミナーに向けての準備段階から具合の悪い子がいるのだと採算伝えてあったので快く受け入れてもらいました。本当に申し訳ないと思いましたがやれることはすべてやり終えて、あとはほかの人に頼んで。。。

富士カームを出たのは12時半くらいでした。豪雨の中パパは車を飛ばし、2時間で家に着きました。一緒に乗り合わせた人を送ってもらうようにし先に家で下り飛び込むとノンちゃんは遊泳運動をしながら大きな声で吠えていました。それはまるで私には悪魔か何かと闘っているように見えました。まだ私は死なないと叫んでいるように見えました。

傍で体を撫ぜている息子に代わってもらい抱き上げて「帰ってきたよもう大丈夫だよ」と声をかけると静かになりました。発作の間隔がどのくらいあるのかを聞いているうちにまたすぐに痙攣がおきます。それが治まると大きな声でまるで何かを追い払うかのような吠え方で数十秒吠え、遊泳運動をし呼吸が止まりそうになります。もうだめかと思うのにまた死んだようにぐったりと動かなくなるのを十数回繰り返し、ついには今終わったと思ったのに続けて同じことが始まりました。その間30分くらいの間でした。

苦しそうですごく可哀そうでした。もういいんだよそばにいるからね頑張らなくていいんだよと頭を撫ぜました。傍にいるミミがノンの恐ろしい吠え声でビビりあがっているので息子に上に連れていくように頼みました。

ノンちゃんはもう見えていないはずなのに、もう聞こえていないはずなのに、ミミを抱いて息子が二階に上がり、私と二人きりになるとすぐに発作を起こし、そのまま息絶えました。二人になるのを待っていたかのような逝き方でした。それはいつまでもママだけのノンちゃんだよと言われたように思えました。。。

このところ声をあげて泣き崩れたことはありません。ボロボロと涙を止められず口もきけずただ泣き続けてばかりだったのに、ノンの息が止まった時、体をゆすってノンの名前を呼び続けながら泣きました。オイオイと泣くという表現があるけれど止めようと思っても口から声が漏れて止められないまま泣き続けました。

息子が来てノンを見てくれて、何か言おうと思うのに、嗚咽しか出ません。それはノンを抱いたまま十数分続きました。。。
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2013/10/16 Wed

Category: 虹の橋へ

ツーカが天使になりました。

マリンの娘、アイスの産んだ我が家で初めてのバイブルーの男の子、ツーカが夕べ9時50分ころ天使になりました。。。9歳でした。。。

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2005年、ドッグセミナーの時1歳とちょっとのツーカ。

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成犬になってとってもゴージャスになったツーカ。

9月の初め、ツーカの元気がないので病院に行ったら癌だろうと言われたとおろおろした飼い主さんから知らせがありました。脾臓と肝臓に癌らしきものがあると聞き、デイジーの時を思いだしました。癌にもいろいろあるけれど、脾臓にできてしまうと本当に悲しいくらい残された時間はありません。

精密検査をするべきか、手術を選択するべきか、緩和治療を選ぶべきか…飼い主には突然多くの決断が迫られます。それは愛犬を手元に連れてきたその時から請け負った「命」に対する責任です。

だけど実際は、何をどうしたらいいのか、降ってわいた残酷な不幸の知らせに気持ちの整理なんかつくはずもありません。ただオロオロし愛犬がいなくなる恐怖にさいなまれ・・・私もいつも同じだから痛いほど気持ちは判ります。

脾臓を摘出しなければいつか破裂し出血性ショックなどであっという間に死に至る可能性が大きいこと、摘出してもしなくても、すでに肝臓に転移しているもあり、ほとんどの場合そんなに長くは持たないこと、そして・・・同じ病気だったデイジーとの別れのことを話しました。

デイジーとは長い時間はなかったけれど、摘出手術に踏み切らなかったことを後悔していないことや、看取ってやれたことがどんなに気持ちが楽であるかや、デイジー自身が亡くなるその時まで間違いなく幸せであったことなどを話しました。残された時間がどのくらいあるかは分からないけれどできる限りツーカのために頑張ると言ってくれた素晴らしい飼い主さん。。。

でも、知らせを聞いたすぐ後に脾臓は破裂し夜中に我が家の近くにできた病院の先生が見てくれるとのことで緊急手術になりました。ツーカは手術に耐えて頑張り、無事におうちに帰れました。

傷もだいぶ癒え、たまに元気そうな写真を見ることもできました。通常予後はあまり良くないのに予想していたひと月をなんなく超えられました。。。ツーカが大好きな飼い主さんと、兄弟のように育ったガンガンと一緒にいられる時間を少しでも長くありますように願いながら時が過ぎていました。

ツーカはとっても綺麗な犬で、体は大きかったけれど優しい子でした。今週行うドッグセミナーにも以前みんなで来てくれて、私は素敵な写真をたくさん撮ることができました。

ツーカ、大変な病気と闘って本当に偉かったね。もう苦しくないからゆっくり眠れるね。天国に行ってもみんないるから大丈夫だよ。またいつか必ず産まれておいでね。ゆっくりお休み、ツーカ。

ツーカのパパさん、ご家族の皆様、長い間大切にしとても可愛がっていただいてありがとうございました。皆様にツーカを託して本当に良かったと思っています。心から感謝をこめて…ありがとうございました
ご冥福をお祈り申し上げます。。。
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2013/10/13 Sun

悩む…。

10日にご飯を食べて喜んだのもつかの間、また全く受け付けない日が続く。考えた末に12日の晩から粉ミルクと一緒にファクターを2個に増やして溶かしてとりあえず口の中を湿らせてみる。

13日、子犬のお迎えでゆっくりと傍についていてあげられなかったが前の晩と朝のダブルにしたファクターが功奏したのかお迎えがすべて終わって夕方にまたミルクの補給をしたら5粒ほどふやかしたご飯を食べてくれた。

この数日温かかったので若干脱水も進んだ感じだったのでその分の水分補給をたし、口からも栄養のあるものが少しだけだけど流れ込み、食べられたり食べられなかったりの繰り返しだけれど、穏やかな時間は過ごせていると思う…いや、私はノン自身じゃないから実際はどうなのかわからないから、見た目から判断しているだけなのだ。でも…苦しかったり辛かったりしていないのだと思いたい。

24時間のうち23時間眠っているような生活で目に見えて良くなっていく気配ではない。だけど、何もしなかったらきっとノンは今ここにはいないだろう。

今日ももうじき夜が来る。。。こんなことしてるのは自分のためにただサヨナラを引き延ばしているだけでノン自身は生きていることが苦しいんじゃないだろうかとか、ノンは生きたいんだから治療に反応して頑張っているのだし、最後の最後まであきらめないで頑張ろうとか、眠りに落ちる寸前までコロコロと真逆のことを考え続けてしまう。

だれか真実を、未来を知っている人がいるのなら教えてほしい。今私が頑張っていることはノンちゃんにとって良いことなのか悪いことなのか…
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2013/10/10 Thu

1週間ぶりに…

ノンちゃんが少しづつだけどご飯を食べられるようになった。一日量には程遠い量だけれど、それでも腸が動くだけの分量は入った。今日夕方になって1週間ぶりに排便ができた。

良かったって思う反面、これが限界の印じゃないよねって思ったりもする。相変わらず一日中眠り続けて、ほんの十分くらい起きているときに手当をしてご飯を食べさせて様子を見続ける。

毎晩ウトウトしてハッと目が覚めた時、ノンが呼吸しているのを確かめほっとする。もう1週間経ってしまった。目に見えるほどの回復がないことは不安が募ってしまう原因なのだ。年寄りだから急激に良くなるはずはないけれど、穏やかな時間がノンに続くようにと願うばかりの毎日だ。。。
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2013/10/10 Thu

Category: 虹の橋へ

零が天使になりました。。。

珍しい人からメールがあると驚きながら開けたそこには悲しい知らせが書いてあった。

零...ダッシュとクリスの最初のブルーの息子が(メロディーの同胎)10月9日午前3時40分ころ亡くなったという知らせだった。。。

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飼い主さんはまだ独身だったころに零を迎え、DISCDOGを大いに楽しんだ時代があった。零は軽やかな犬でもう少し時代が後だったら有名な犬になっていただろうと思う。まだシェルティーでDISCDOGを確立できていなかった時代に夢を見させてもらった子だった。

人と犬の時間は容赦なく過ぎていく。人たちは結婚をし、子供が生まれ、そしてパートナーの犬たちは年をとる。いつしか零も競技から遠ざかり穏やかに過ごすようになって、数年前に顔を見たのが最後だった。

我が家にいる親達がいつしか天使になっていき、小さくてふわふわな可愛い子犬だった子供たちもお迎えが来る年になるくらい長い長い年月が過ぎたのだなぁと思う。今頃天国でダッシュとクリスに逢っているだろうと思う。パルもいるしね。兄弟の再開を楽しんでいるかもしれない。

素敵な犬をありがとうございましたと言ってもらえて嬉しかった。
素敵な犬に育ててくれてありがとうと感謝している。
犬は飼い主の鏡、素敵な犬だったと思えたらそれは飼い主自身が素敵だったっていうことだよ。私たちはいつかまた零見たいな犬をこの世に登場させたいと願っている。それは貴方と出会えたから。長い間零を大切にしてくれてありがとう。本当にありがとう。お休み零、またいつか産まれておいでね。。。

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2013/10/08 Tue

回復の兆し?

このままもう起きないのじゃないかと思うくらいひたすら眠り続けたノンちゃん。今もうまく目が開けないし、眠っている時間はあまり変わることはない。でもいろいろやってみた中で、3日からずっと食べられないでいるこの状況で多少なりとも栄養になりそうなものを口から入れられればと試行錯誤した結果、ファクターと子犬用の粉ミルクを溶かしたものを舌の上に一滴ずつ垂らして「浸みこませる」ようにしてみた。

最初は全く他の物の時と同じように舌すら動かさなかったのが、数回繰り返すとペロペロとなめた。2.5ml位を何とか流し込み、そのあとぬるま湯で口を洗うように流した。そのまま数時間眠り続ける。今のうちに汚れものをかたずけないとと洗濯機を回し次々と干しながら、足らないものの買い物を済ませる。


見た目的にはもういつ逝ってしまったっておかしくないくらいな状況なのに数時間後立ち上がってヨロヨロヨタヨタ歩き、いつもの水飲みから水を一人で飲んだ。なんか・・・信じられない光景だった。体も小さいし、もともと体力もないし、ダックスやシェルティーのように長い間頑張れないと思っていたノンちゃんが、5日間全く食べ物を食べられないままだったノンちゃんが、一人で水を飲んでいる。。。


ノンが倒れてから初めて目の前が明るく輝く気がした。

もしかしたら食べられるだろうかといつものご飯を柔らかくして口元に持っていくと少しづつ食べ始めた。細かいものやドロドロのものが全くダメなのでつかめるかつかめないかくらいまで十分に浸したノンの大好きなフードを10粒くらいは食べたんじゃないかと思う。崩れてしまうので量は判らないけれど、明らかにちゃんとおなかに入っているのがわかる量だった。

ご飯さえ食べられればなんとか持ち直せるかもしれない。。。

これが一瞬だけの喜びでないのなら、頑張れノン!と言いたい。
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2013/10/07 Mon

ただ眠り続けて…、。

手当が功を奏しているのかどうか微妙だけれど、ノンの状態は良くもならず悪くもならずの停滞中だ。

薬のおかげで炎症反応が止まりつつあるので苦しそうなぐったりした感じは減ってきている。でも・・・、だからと言って目に見えて良くなっている感はない。もともと24時間のうち20時間くらいは寝て暮らしていたのがこの2ヶ月だったから眠り続けていることに大きな不安はないけれど、食べれないことには変わりないからどんどん衰弱してるだろうことが悲しい。

徘徊に近い状態で夜中もとことこひたすら歩き、昼に起きていても同じように1時間くらいわけもなく歩き回っていたノンちゃん。それでもまだご飯だけは判っていてその時間はとっても喜んだ。顎の手術の後ひと月くらいすると自力でご飯を取って食べ辛くなった。ドッグフードはポロポロと口からこぼれてしまうし、手作りのご飯はパクリと口でつかめなくなった。ドロドロのものはかえって舐め取れなくて、結局抱っこして一口ぶんずつをア〜ンと開いた口の中に入れて呑み込むのを確認して食べさせてきた。

今はAD缶をぬるま湯で溶かしたものをシリンジで少しづつ口の中に流し込む。たまにペロリと舌で舐めとった気配があるとすごくうれしくなるけれど、たった2ccくらいじゃ話にならない。なんとかまだ体力のあるうちに食べ物が食べられるように回復してくれたらなぁと願っているんだけど…。

今はノンちゃんに頑張れと言っていいのか悪いのか…。何とか立て直して元気になってもらいたいんだけれど…。(/_;)
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2013/10/05 Sat

綱渡り…。

昨日一日中は全く目も開けず、体を動かすこともほとんどなく、ただ息をして、おしっこすら垂れ流しているだけだったノン。今の私が彼女にやれることだけをしようともがいた結果、今朝いつものご飯の時間にヨロヨロと立ちあがりトイレを済ませ一人で水を飲んだ。目も微妙に開いている…でも結局一気に飲んだせいなのかお水は吐いてしまった。

効果があったと思えることをまた繰り返してみる。詳しい内容を書かなくて申し訳ないけれど、知りたい人は直接聞いてくれれば教えます。今日もまたその効果が持続してくれればこんなにうれしいことはないんだけれど…。

何とか持ち直してまたご飯食べられるようになってほしいな。もういっぱいいっぱい頑張ってきた子だから、これ以上頑張らせたくないと思いつつも、もしも今までと同じように元気でいられる日が続くのなら、もう一度病気に勝ってほしいと願っている。。。
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2013/10/04 Fri

ノン急変・・・。

顎の手術が終わって頑張って頑張って復活したノンちゃんが、夕べ急変してしまった。

獣医さんと相談し限られたできるだけのことをしているけれど、今回ばかりは持ち直せそうもない。

7月の顎の手術以降、最初こそ元気に復活した感があったもののどんどん痴呆が進んでいった。いつしか一人ではご飯を食べられなくなり、朝晩抱っこして食べさせるのが日課になっていた。感染症を直すために飲ませ続けた薬は、ノンちゃんの記憶の中に強烈に嫌悪しか残さず、万が一にも薬らしきものをご飯に混ぜて食べさせようものならハンガーストライキをおこす。

ご飯を十分食べられるうちが花だなと手を変え品を変えて過ごす毎日。。。不思議なもので手作り食よりもドッグフードを好んで食べるようになったのはドッグフードに薬が混ざることがないことを覚えたからだった。

あんなに好きだったお肉やお魚やお菓子を食べられなくしてしまった自分が情けなくもあるけれど、少しづつぼけてしまっていてもそれでも可愛く手をかけることに何の違和感もなく毎日を過ごしていた。

朝ごはんを食べる時間になるととことこと歩きまわり食べさせ終わるとそのまま夜のご飯の時間まで眠り続ける。食べ終わると用を済ましまたしばらく眠り、夜中2時ころになると1時間ほど部屋中をとことことことこ…際限なく歩き回り、そして動けなくなるまで歩いた後指定席に戻ってまた眠りにつく。

夕べ、いつものようにご飯の時間まで寝ていたノンちゃんはそろそろかしらという風に起きてきた。いつものように歩き回るけれどなんか顔つきが変かなという程度くらいしかおかしなところはなかった。ところが、みんなのご飯を作り配り始めても、我先にと抱っこされに来るノンちゃんは来なかった。ふと見るとパパに抱かれてまた眠り始めている。

いままにそんなことは一度もなかった。

どうしたのか訝しく思いつつ、パパの膝から抱きあげつと何となく体が熱いような気がする。「ノンちゃんご飯食べたくないの?」と聞きながらいつものように食べさせようとしても頭を動かして逃れようとする。
「パパ、なんかノンちゃんの様子がおかしいよ、ご飯食べようとしないよ…。」不安が急激に膨らみ始め、心拍を見るととてもゆっくりで弱い。目もなかなか開こうとしない。そのうち動かなくなった。

虚脱に近い状態だった。病院での指示を仰ぎやれることをする。無駄かもしれないけれど、サムの時の教訓を生かさなくては彼に申し訳ない。慌てふためいてサムの時のように何が何でも病院だと連れまわした揚句、結局そばで一緒にいてやることができなかったあの時の思いはノンちゃんにはさせたくないし自分も二度としたくない。

蘭の時も、モモの時も、チャーの時も、覚悟を決めたからそばにいてやれた。頑張って頑張ってだれよりもいろんな手術を受け、苦い薬を飲み続けたノンにもう苦しい思いはさせたくはない。。。

虚脱状態から少し時間がたち、手当が効いたのか顔つきも少しだけシャンとなり、見た目的には立て戻したノンは結局ご飯を食べられないまま、たぶんノンちゃん自身の意思とは関係なくヨタヨタと立ち上がり、ふらふらしながら部屋中を歩き回った。いつもの2時から3時の間中。。。

歩けるということが不思議なくらいな状況なのに、チャーと同じだ。そして朝まで眠った。

朝ご飯の時間になると起き上ったが、目が開けられない。ノンは具合が悪くなるといつも目が開きにくくなりそれが体調のバロメーターだったからやっぱりこういう形で出るのかと思う。ブドウ糖やファクターや、ノンの口に合いそうなものを使って何とか水分を補給する。夕べは呑み込んでくれたけれど今朝は全部口から流れ出た。


病院の開く時間を待って連絡をとり、手当をしてそっと寝かせる。もうあまり手当自体にも反応がない。そして、いつもならぐうぐう寝る時間だ。ノンはいつもと同じように眠っているけれど呼吸数は格段に減り大きくゆっくり息をする。この動きがいつか止まるのかと思うと怖くて怖くてついつい温かさを確認しようと体を触ってしまう。

やめてよというようにもがかれてハッと気がつく。そっとしておかなければと…。今はもうそばにいることだけができることになったのかもしれない。

神様・・・ノンちゃんが苦しまないようにしてください。一生懸命頑張って頑張って生きた子です。我が家で一番のガンバリ屋です。だからみんなと同じようにお願いします。。。
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2013/10/03 Thu

Category: 虹の橋へ

バイバイ、ケリー。。。

ダッシュとほぼ同期だったボーダーコリーのケリーがつい先ほど天使になった。16歳8か月…ダッシュとほぼ同じ年数を生きた。午前中もうこん睡状態になったとアカネから電話が来た。この数日様子がおもわしくなく、できること、やらないほうがいいこと、私が伝えられるのはたくさんの家族から学んだ「天使になって行く前」に私自身が彼らから教えられてきたことだけだけどケリーのために話した。。

できるだけ苦しまずに、眠るように逝けることが逝ってしまう犬自身も、見送らなければならない私たちにも一番の望みになる日が来る。

数ヶ月前癌が見つかって、余命いくばくもない状況だと判ってから随分頑張った。一度はもうだめかと思うほどに状態が悪くなったけどそれでも頑張って復活し、夏には富士のスバルランドに行くこともできた。ボーダーは強いなぁとつくづく思ったものだ。

ダッシュの最後の数カ月を思い出すとやっぱり犬種の違いが大きくあると思う。持って生まれた体の大きさや機能は体力という大きな差を生むのだと痛感する。

ケリーと初めて出会ったとき、ダッシュも一緒に逢った。妙にフレンドリーな犬で当時には珍しいチョコレート色のボーダーだった。ようやく一人前の大人の大きさになったダッシュは同じくらいの大きさの子犬のケリーとヘラヘラと親しげに臭いをかいだり、遊ぼうよと誘いあったりしていた。妙に鮮明に覚えている光景だ。

「村上君、この犬とは楽しめるね。良い犬だねぇ〜!!性格がいいよ(*^_^*)」とべた褒めした。そのくらいケリーは穏やかでなおかつ快活で明るくお茶目な犬だった。「猫みたい」とケリーを撫ぜながら笑ったことを思い出す。

当時はガウガウのボーダーがいっぱいいて、おちおちシェルティーの子犬なんか近寄らせられなかった。優しいマックスに育てられ、マリンが大好きだったマックスの後継者としてダッシュが心を許したケリー。不思議なかかわり合いだったなぁって思う。

ケリーはマックスとは違い主人を村上君と決めた。

いつもいつも悩むこと、犬の主人(一番大切な人)になるのは何が必要で、どうしたらなれるのかの答えを私は今も見つけられていない。

人自身がどんなに頑張っても策略しても、犬はそうしたことで変わることなく産まれたときから何か決められたものがあるかのように自分にとって一番大切な人を必ず見つけ出す。一番長い時間一緒にいるからでもなく、おいしいご飯を食べさせているからでもなく、毎日散歩に連れ出すからでもなく…。気がつけば…いつのまにか真っ直ぐな澄んだ眼差しで自分を見つめていることに気づく時が来る。

形の無い「絆」という言葉でしか表現できない「確かなもの」。それを築きあった犬と人のチームは惚れ惚れする生き方をする。

私にとって「ケリー&村上」は憧れのチームの一つだった。バスの高さを優雅に飛んだケリーの華麗な姿は今も目に焼き付いている。素敵な夢を見せてくれてありがとう。長い時間お疲れ様、ゆっくりお休み。。。またいつか君みたいなボーダーコリーと会いたいよ。

合掌
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