2012/11/30 Fri

ダッシュ・・・。

ついこの間、長寿犬にダッシュを応募するんだと書いたばかりだけど、この数週間のうちにダッシュは急激に年老いた感があった。なんとなくぼんやりしていることが多いなぁと感じたし、わかっていない気がするなぁという事柄が少しづつ増えていった。

たった数週間のあいだにげっそりと痩せてしまった。最初こそ十分すぎるくらいあった食欲がだんだんと落ち、いつの間にか今までの半量くらいをゆっくりゆっくり食べるような毎日が過ぎている。パンやお肉には相変わらず食付きはいいけれど、もし腎臓にダメージが出ていたり、糖尿病になっているとしたらと考えると迂闊に炭水化物を大量に与えるのもはばかられるし、かと言ってタンパク質が多過ぎるのもどうだろうなぁとそれでもそれなりの量は食べさせていく毎日。

そんな毎日を過ごすうちにダッシュはだんだん夜中に寝なくなり、ウロウロと部屋中を歩き回る。動きすぎるせいなのか、以前はごくたまに吐くくらいだったのが毎日一度は吐くようになった。水を何回も飲みに行くけれど思ったように飲めていない。排尿も排便も量は多くはないけれど特別異常は見当たらない。だけど量を食べていないせいかだんだん筋肉が落ちてしまい足元がおぼつかない時も多くなった。ちょっとのことで転んだり、足が滑って自力で立ち上がれないことも起きた。何より不自然だったのは、「ウォ!ウォ!」と今まで聞いたことのない声で夜中に寝る場所を探すかのように歩き回り泣き続ける日が二晩も続いたことだ。昼間は元気そうなのに、夜になるとおかしくなる。そんな印象だった。。。

かかりつけの先生がこの1週間出張で病院にいなかったので、帰られるの待って前々から予定していたクリスの手術の30日金曜日に一緒に病院へ連れ出した。急病ではないし、どこの病院でもいいわけじゃないし、ダッシュにはシンバ先生しかいないのだから。。。

車に乗せられるのは心外なのか、フラットにして広い後部座席をウロウロと歩き回りなかなか伏せようとはしない。その上にあの変な声をずっと出し続ける。クリスまで怪訝そうな顔でダッシュを眺める。「痴呆の始まり」かなぁ・・・と嫌な気持ちになった。マリンの時とはまた違う状況に自分自身のショックは隠せない。ダッシュがボケてしまうなんって・・・まだ信じたくはない。かと言って何か病気が進行しているのもそれも嫌だ。とにかくなにか問題が起きているのか、流れていく年月には逆らえない現実がやってきたのかを客観的に専門的に見てもらうしかない。

血液検査の結果は全く問題がなかった。正常値内だけどコリステロール値だけ若干高めだった。こんな年齢でよくまぁこういう結果を出すよと驚かれるくらいどこも悪い兆候は見られない。食べたがるものを食べたいようにある程度の制限の中で上げていたことは間違ってはいなかったようでちょっとだけほっとしたけれど問題はやっぱり高齢によるもので「衰えてきている」現実だった。先生との相談で10歳の時一時的に入れたことのある薬をごく少量使ってみることにする。これで立て治るなら助かるんだけどなぁ。。。

たくさんの検査をしまくれば本当の原因が見つかるのかもしれない。はっきりとした診断名がつくのかもしれない。でも今までの子たちと同じように、いまダッシュにしてあげられる大切なことを間違えたくはないと思っている。

下痢をしない程度にできるだけ栄養を取らせること。皮下点滴ができそうな時は出来るだけ入れてやること。無理をさせないで穏やかに毎日を過ごさせること。老化・認知症に効きそうなサプリを与えてみること。ダッシュが嫌がらない程度にマッサージを続けること。。。。。

ダッシュのために私ができることはほかに何があるんだろう。いつもの変わらない毎日をただひたすら同じように繰り返し続けていくしかないようにも思う。変化を嫌う年老いたダッシュのために一緒に時を過ごしながら、できるだけそばにいて、その時その時に思うように過ごしていく、そんなことしか今は思いつかない。

マリンの記録、16歳7ヶ月を過ぎたとたんまるで気が緩んだかのように張り詰めていた糸が切れたみたいに急激な変化を起こしたダッシュ。まだまだ一緒にいたいから、お願いだから頑張って。毎日おいしいもの作ってあげるから、たくさん食べて元気になろうね。。。頑張れ、ダッシュ!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 闘病生活へにほんブログ村
1/1