2012/05/28 Mon

慈恵院のお坊さんの言葉

メグを天国に送った日、担当してくださったお坊さんはデイジーの時と同じ方だった。小さくなったメグを抱えて大きなため息をついている私を本堂に誘導してくださる際に「あ!」と言った顔をされて、「先日もいらっしゃいませんでしたか?」と聞かれた。

「うちにはたくさん老犬の子がいるので、ここのところずっと続いてしまっています」と答えると、「それはさぞお悲しい事でしょう・」と慰めてくださった。

今までお坊さんにお経をあげていただいても、他に言葉を交わす時には儀礼的な当たり前の言葉だけだった。お経を読んでいただく事が何回あっても同じ人に当たる事も少ないし、一年のうちに二回も三回もお邪魔するようなところでもない場所だ。

昨年、春にレインを失って、秋にはデイジーを失った。毎回性懲りもなく人前で涙を止められないでいる私を覚えていてくれたのか、消沈しすぎた様子に放っておけなかったのか判らないけれど、メグがこんな子だったという話を聞いてくれて、その後お経をあげてくださり、メグを祭壇から返してもらう時にこんな言葉をくださった。

「メグちゃんはあなたと一緒に暮らせてとっても幸せだったのですよ。だからとっても辛い気持で悲しくてどうしようもないでしょうけれど、このお寺にその悲しみと辛さを置いてお帰りなさいね。お家にはまだたくさんあなたを必要としている子たちが待っているのですから。。。」

なんかとっても元気になれた。

みんなのためにまだまだ頑張らなきゃいけないんだよね。泣いてたらメグに笑われるよね。判ってはいても言葉にされてみて改めて前を向いて歩きださないとと気がつかされた。ありがとうございました、慈恵院のご住職さま。
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2012/05/24 Thu

メグは天使になりました…。

メグは23日朝7時25分に天使になりました。。。

メグは15日以降、とっても元気になってきていました。腫瘍の大きさも急激な感じがとまり、メディカルAの効果なのか硬く絞まった感じになりブヨブヨした感じが減りました。食欲も旺盛で、ちょうど届いた吉岡油糧さんのおためし体験セットのフードを大喜びで平らげました。11日に苦しそうにしていた咳もすっかりおさまって、買い物などで出かけて帰ってきた私に「いい顔」をしてくれるようになり、お帰りお帰りとワンワン吠えることもできるように回復しました。

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ちょうど私は16日から歯痛で顔が半分腫れてしまうほどに悪化し、あまりの痛さと腫れのおかげで木曜日、金曜日、土曜日と3日間、メグのそばで寝たり起きたりを繰り返していました。犬たちのご飯と薬だけは何が何でもやらなければならない事なので、それだけは頑張りました。掃除や洗濯はすべてできなかったけれど、ゴロゴロしつつも普段の生活よりもずっと密にメグと向き合えた時間だったように思います。

メグは私をとても心配し、横になると顔のそばに来てぴったりと身体をひっつけてきます。痩せた背中が可哀想で、メグが向こうを向いている時何度も涙がこぼれました。このまま悪化せずに、痛い想いをしないでいられますようにと、自分自身が痛みと闘っていたので心から願いました。ガンの痛みは本当に辛いと聞いています。特に肺に転移した子は末期には喀血したり、呼吸が苦しくなるので見ていられないとも聞いていました。痛み止めが効かなくなった時、残された選択を私はしたくないと思い続けました。

私自身の顔の腫れが引き始め、半分しか口は開きませんでしたが、なんとか会話ができるようになった日曜日、良い天気の庭先で日向ぼっこしながら私のすることを眺めたメグがいました。朝のお薬が終わり、次々と洗濯物を干し、そのたびについて歩くメグに声をかけながら見ていると、突然真っ赤な血が絨毯を染めました。驚いてメグのおなかを見ると、皮膚が一番薄くなっていた腫瘍が破けて血が滴り落ちています。急いで止血をし、腹巻のようにおなかをガードしました。金太郎の腹掛けみたいな形でしたがメグは気にする風もなくピンクの腹掛けをつけてまたついて歩いていました。

21日月曜日、世間は金冠日食で朝から大賑わいでした。我が家では庭から観測できたので犬たちを外に出しながら凄いねぇ〜と感激していました。

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メグは腹掛けをしたまま庭に下り、用を済ませると暖かな日差しの中で居眠りを始めます。穏やかな静かな時間でした。夜になるとなんとなくメグの呼吸が苦しそうな感じになる事が出てきました。「大丈夫?」と声をかけるといつも通りの呼吸に戻るので、切れてしまった部分が痛いのだろうかとか化膿し始めたのではないかとか心配になりました。その晩遅く、メグは急に吐き気を催し、律儀にもトイレまで行って嘔吐しました。もともと綺麗好きな子で自分の体はもちろん、仔犬たちをピカピカにしておいてくれた子です。吐いてしまったものを困った顔で眺め、鼻先でなんとかどかそうとしてくれるので身体を撫ぜながら「いいんだよお母さんが綺麗にするから大丈夫よ」というと「頼むわね」と言った顔をしてお布団に戻って行きました。

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22日火曜日、あまりの寒さに羽根布団にもぐりこんだままのメグとミミ・蘭・エリーのために、しまってあったこたつの上掛けを出し、一番弱い温度でつけてあげるとこっちのほうが暖かいわと急いでこたつにもぐり込みました。外は雨でテレビでは東京スカイツリーのOPENが報じられていました。こたつに入るので腹掛けを取り大きな救急判で腫瘍をガードしました。

メグの呼吸がちょっとだけ苦しそうでした。朝ごはんの後、メグは変な吐き方をして食べた物を出してしまいました。困ったなぁという顔をしてこんなところで吐いちゃってごめんねとでも言っているようでした。直ぐに綺麗にしてあげると尻尾を振って嬉しそうな顔をしていました。少ししてから吉岡のフードを差し出すとまたおいしそうに食べ、お水を飲むとまたこたつにもぐって行きました。

歯医者さんへの通院から帰るといつものようにメグは出てきませんでした。こたつの上掛けを開けてみるとスヤスヤと寝ていたのでそっと傍に座りました。他の犬たちの足の毛を切ったり、毛を梳かしたりしているうちに夕飯の支度です。メグは鶏肉の湯がいた物と雑炊を掛けたフードをぺろりと平らげました。でも、いつもの様な落ち着いた呼吸ではなく肩で息をしている感じでした。「苦しいの?」と聞いてもメグは答えるわけではありませんが、ミールの時も、レインの時も、デイジーの時も、こんな呼吸の後に…。

恐ろしいあの時を思い出さないように、メグはまだまだ大丈夫なんだからと自分に言い聞かせました。

いつもどおりに夜が来て、メグは私の顔の前に陣取ります。いつもと違ったのは何度も寝やすいように場所をチョっとずつずらし、そのたびに呼吸が苦しそうになり、撫ぜてやると顔をなめに来ました。いつもなら舐めて納得し、じっと見つめてくる事は無いのに、ミールやデイジーやレインたちの時と同じように、何か言いたげにずっと私の顔を見つめてきます。腫瘍があるので抱きしめてやることはできませんが胸に抱き寄せてやるとメグはちょっと離れてまた顔を見つめます。まるで決して忘れないよとでもいうみたいに…。しばらくすると背中を私の体につけてよりかかるようにして寝息を立て始めました。

時間がたち電気を消した室内の中で犬たちの静かな呼吸の音が聞こえてきます。メグの呼吸の音だけが少しだけ早くか細く感じました。

寝る前に痛み止めの薬を飲み忘れた私は、歯の痛さで夜中の3時に目が覚めました。台所に行き薬を飲みます。すぐそばに寝ていたメグは起きて着いてくる事はありませんでした。小さな寝息を立ててぐっすり寝ているように見えたのでじっと眺めていましたがいつしか歯の痛みが治まり私も眠りについていました。

朝7時、ふと眼を開くとメグは夕べの場所のまま寝ていました。ちょっとだけ苦しそうな息遣いでしたが、ちゃんと息をしていました。老犬ばかりのこの部屋は、私が起き上がってテレビをつけるまで誰ひとり起きる事はありません。みんな耳が遠くなっている子たちばかりなので人が起き上がった気配でようやくみな起きるのが日常です。
あと5分だけと目を閉じてウトウトし、デイジーやミールの時と同じようにほんの十分くらい睡魔に襲われました。ハッとして寝が覚めるとメグは少しだけ私のほうをを向いていました。そして呼吸をしていませんでした。硬くなったような身体に驚いて、「メグ!!」と揺さぶるとぐっと突っ張ったようになった後尿が少しだけ漏れました。そして、全ての力が抜けたようになってメグの体から魂が抜けて行きました。

痛みでもがき苦しむ事もなく、腫瘍が破裂して辛い想いをすることもなく、話に聞いていた喀血をすることもなく、穏やかに天使になったのだと思います。前の晩まで美味しくご飯が食べられて、私の言葉をすべて理解したまま、メグがメグであるままに天使になりました。ここに載せてある写真はみんな昨日、おとといに撮った写真です。こんなに元気だったのに…。

初めて飼ったダックスがメグでした。メグのおかげでダックスという犬種が好きになりました。メグの様な心優しい子煩悩なダックスは初めてでした。ダッシュとクリス・デイジーの子供たちはみんなメグのおっぱいをすすって大きくなりました。離乳食を食べ始めた子犬をダックスもシェルティーも分け隔てなくみんなピカピカに磨いてくれたのはメグでした。

メグは仔犬たちの教育係でした。小さな肝っ玉母さんでした。メグから仔犬育てをたくさん教わりました。ありがとうね、メグ。メグが好きだったミールがお迎えに来てくれたんでしょう?メグの「いい顔」がもう見れないのが寂しいよ。たくさんの子育てご苦労様でした。たくさん助けてくれてありがとう。また会おうね。必ずね…。ゆっくりお休みね、メグ。

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2012/05/16 Wed

エリーの薬負けの部分。

今やすっかり回復したエリー。具合の悪くなる前と同じようにご飯の時間が近くなるとワンワンと賑やかに騒ぐほどになった。食べ終われば「おいしかったわ踊り」を一通りするし、ロックがちょっかいを出したりすると「百年早いわ!!」と怒るようにもなった。

ご飯も十分に食べているし水分も取れているけれど、腎臓のダメージが確実に回復するまではまだ少し点滴を続けたほうがよさそうだとのことで、数日に一度の割合で200〜250ccの皮下点滴を続けている。他にはクレメジンを1カプセルだけ続けている。次回の血液検査の結果で終了するか存続するか決まるだろう。

皮下点滴をするときに見るエリーの首周りの皮膚には大きなダメージが二つまだ残っている。しこりは綺麗に消えたけど、壊死したようになっていた部分はようやくかさぶたになった所だ。少しづつ剥がれてくれるのは治ったからだけど毛ごと抜けてしまっているのがちょっと残念。治った後がケロイドのようになってしまった。。。老犬だし、一番ひどいケロイド状になりそうな部分以外の周りも円形ハゲのままなのかなぁと思うと美人のエリーに申し訳ない気持ちになってしまう。

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治療していく時、どうしたって不可抗力の一つとしてこうした事は起きるもので、キャンディーの時も静脈点滴がうまく入っていなくてキャンディーの前足の皮膚が壊死したようになった事があった。エリーの場合もそうだけど、キャンディーの時もたいていの痛みなら耐えてくれるはずなのにものすごく抵抗したので、巻かれている包帯をはずしてその状態を見つけたのだった。この経験はミールの時には生かされたけど(同じ状況だったから)エリーには生かせなかったなぁと思っている。薬は実は毒でもあるわけで、毒になるほどのものが実は命を救うものにもなる。それなりの副作用があるのは当たり前で、そこをたくさん臨床経験されたプロの獣医さんが上手に使いこなすのだ。ただ、獣医さんたちは24時間私の愛犬を見続けているわけではない。犬たちの性質や癖なんか覚えられるはずもないだろう。気がついてあげなくてはならないのは看護している私自身だ。

もう少し視点を変えていればエリーに痛い想いをさせずに済んだかもしれないと思うと、本当に申し訳ない。ダメだなぁ…私。

ついでにちょっと様子がおかしいかもと気にかかったモモとサムも状態は安定してきた。モモは血液検査上は問題は無かったけれど、レントゲンで見るとかなり便秘気味(排便はしているが腸内に残っている量が多い)問題は換毛のあと、毛が生えなくなっている事とだいぶ痩せた事だ。ご飯はたくさん食べているんだけどなぁ。。。お薬は今のところ投与なしなのでヨーグルト・ファクターで様子を見る。元気いっぱいなのでしばらくは心配いらないと思うけど、急激に痩せてきたのはメグに似てる気がしないでもない。
サムは尿量が多いのが気にかかったのでクレメジンを飲ませてベースにしているメインのご飯を腎臓用のフードに変更中。ミールの時のような状態ではないけど、こうもみんなが具合が悪くなってしまうとあの子もここが気になる、この子もここが気になると心配ばかりしてしまう。もっとも、気がつかないよりはいいのだろうけど、精神的には結構きつい((+_+))
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2012/05/15 Tue

メグと悪性腫瘍その2

午前10時すぎ、ステロイドとビクタス、トランスファーファクター2カプセルを飲ませる。食欲はステロイドのせいかかなり良い。メグは歯が抜けてしまっているので缶詰のほうが食べやすいからベースは缶詰にした。半分くらいをふやかしたドッグフード。煮た野菜や肉は大好物なので差し出されるものはすべてぺろりと平らげてくれる。

今日は午前中にヨーグルトをプラスする。最近テレビで免疫を高めるのに腸を整えるのが一番だとか言っていた。中でもヨーグルトの効果は絶大だと言うので毎日上げてはいなかったけど今日から足すことにしたのだ。いろんな種類の乳酸菌を取り入れるのではなく、自分に合う乳酸菌を見つけるとよいと言っていたのでとりあえず今までよく使っていたブルガリアのヨーグルトで1週間続けてみることにする。ブルガリアヨーグルトはLB81乳酸菌を使った特定保健用食品だから効果あると良いんだけど、免疫力増加を期待するならR1とかのほうがいいかなぁ?

詳しくはこちらのページを参照。

それからダメもとで、新たに大きくなり始めた腫瘍に「メディカルA」を塗る。実際、物によっては石灰化してくれたこともあるのでこれも続けてみようと思う。
メグが痛かったり苦しかったりしない事で、自分が納得して効果を期待できることをやってみる。その結果は今メグを助けられることにはつながらないだろうけれど、いつかうちの子たちのこれからにきっと役に立つ日が来るだろうから…。

本当はメグの体から悪性腫瘍が消えてくれてしまうのが一番だけど、現実を受け止めることも今は必要なんだと判っているから高望みはしないことにした。だってそれを望まなくてもメグのためにできることを私なりにしている事をきっとメグは判ってくれていると思うから。。。
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2012/05/14 Mon

メグと悪性腫瘍その1

土曜日の午前中、病院で注射でステロイドを入れてもらって帰ってきた後、ファクターを2カプセル飲ませた。まだ痛々しそうな歩き方で右前足を使わない。しばらくすると少し元気が出てきた感じ。

夜になると徐々に回復。朝に比べれば格段に動き方が楽そうになった。尻尾を振って出迎えて、メグのお得意の「いい顔」をしてくれる。ステロイドの効果なのかファクターの効果なのか判らないけど、うまくいけばしばらくの間腫瘍の成長が遅れてくれるかもと淡い期待を抱く。

投与二日目。昨日よりもずっと元気がいい。ステロイド(プレドニン)1錠と小さいビクタス1錠。ファクターだけ朝晩2カプセルずつに増やす。5キロくらいの重さで4カプセル使ったせいか調子は悪く無い。今日は良い天気だったので洗濯物を干していたら、自力で庭に下りてきてまったりと日向ぼっこをしていた。

日向でまどろむメグを見ている時、穏やかな、緩やかな、流れる様な時間が過ぎる。
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2012/05/14 Mon

メグ悪性腫瘍・肺転移

4月15日に手術を受け、いきなり大きくなった乳腺腫瘍を取ってもらったメグ。その時のレントゲンで肺に嫌な感じの小さな影があった。

病理に出した結果がもし悪性なら…(というか、切る前の状態から言って悪性の可能性大)長くは持たないと言われてはいた。でも思いのほかメグは元気で、具合の悪いエリーやモモやロックの病院通いが続いている中、毎日を漂々と暮らしてくれていた。ご飯もおいしく食べられて、手術の傷も思いのほか早く治り、日が当たる時間は庭に出て日向ぼっこをし・・・。

抜糸したのが4月の終わりころ。27日だったかなぁ…。その時には先生も元気になって良かったねと褒めてくれていた。それが、他の子でバタバタとしている間にふと見たメグの歩き方がおかしくなる。呼吸もちょっと苦しそう。

5月11日、おかしいかもしれないと思った次の日メグは片足を引きずって歩くようになった。ご飯の時だけは喜ぶものの、一時期の激しい喜び方や飛びつく動作などができなくなっている。体中をくまなく見て行くと脇の下に硬い大きなしこりがあった。こんなの前は無かったのに…。顎の下のリンパ腺は抜糸の時に気がついたけど、しばらくすれば小さくなるのだろうと思っていた。

一番危ないのはメグだった事をすっかり忘れた私だった事に気がついた。忘れるくらいメグは元気になったのに…。

病院へ行き見てもらうと、すでにおなかにまた新しい腫瘍が数個でき始め、脇の下も同じ種類のもののようだと言う。レントゲンを見ると肺に転移していた。体力のある子だから、なんとかひと月くらいは持ってくれると思いますが…という言葉を聞いたときクラクラっとしてほろりと涙が流れてしまった。

病院へ行くまでにうすうすわかっていた事だけれど、あわよくばもう一度切り取れば悪いデキモノなんか無くなっちゃうんじゃないかくらいに思うほどメグは元気になっていたのだから…。診察室からメグを抱いて出るときに他の患者さんの飼主さんたちに見られないようにと思ったけど、そう思えば思うほど涙って止まらないものだ。メグを車に戻し、会計を済ませてそそくさとうちに戻った。

メグにできることはたくさんは無い。ステロイドの処方だけれど、それと一緒にあえてトランスファーファクターを多めに飲ませることにした。少しでもメグが楽でいられるならどんな使い方もありだろうと思うから。

ステロイドが効いているのかファクターが効いているのか判らないけれど、受診した時に比べればまた元気を取り戻したメグ。食べられるうちに食べたいものを食べさせてあげる事くらいしかできる事は無いのかもしれないけれど、残された時間を大切に一緒に過ごしてあげようと思う。頑張ろうね、メグ…。

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2012/05/14 Mon

ロックの腫瘍摘出手術

前から気になっていたロックの首と頭の間にできた小さなしこりが急に膨らんで大きくなった。

メグの事があるのでビビって病院へ連れて行く。悪性腫瘍だったら…。嫌なことばっかり考えてしまう。兎に角撮ってもらって病理検査に出してもらうことにして手術決行。若いし体力あるし血液検査上は何も問題無しの健康優良児なので即決断だった。

5月8日に手術。

ほんのちょっと切るだけだものと思っていたら意外にバッサリといかれてしまった。お迎えに行ったときに見た瞬間、思わず「落ち武者みたい…。」

モヒカン刈りの逆バージョンだけど、フルコートのシェルティーの毛を刈るとこうなるんだとがっかりというかびっくりというか…(/_;)1年くらいで生え換わるんだろうか?うちの一番のハンサム君なんですが、しばらくは他の子にその座を譲るしかなさそう?

ま・・・正面から見ている分にはとりあえずOKだから良いんだけどね(笑)
下の部屋の住人にしてもらい毎日笑顔のロックです。隣はお泊り中の小次郎君。



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落ち武者と言われる手術後。

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病理検査の結果、良性でしたとのことで今後の心配はいらないとのこと。良かったぁ〜。。。
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2012/05/08 Tue

エリー復活?

あの発作めいた大騒ぎの日からとりあえず受診するまで点滴をやめてみた。それは薬が強すぎたせいか皮膚に大きなダメージが起き始めていて、もしかしたらその痛みのせいでの表現だったのかもと思ったからだ。

あの騒ぎが起きるときちょうど点滴を入れるくらいの時間だった。もともとエリーはすごく我慢強い子で、かなりの痛みには堪えてくれる。そんな子だからこそ、もう限界ですって言っていたのじゃないかって思う…。皮下点滴くらいのことを嫌がるようなエリーではない。でも数日前からおいでと手招きしても逃げるようになっていたのは事実。苦しくなっちゃうからねって言われつつ、やられるがままで耐えていた感は充分ある。

もしかしたら腎臓のほうが…

でも今この状態で入れられないし…

葛藤したけど、8日の診察日を待って病院へ向かった。それまであの発作みたいな変な事は起きる気配は無かった。6日の日曜日に行くのも考えたけど、発作も起きないし、だんだん元気になってきているので8日に引き伸ばした。

病院ではこれは痛かったねと言われるような状況で、俗に言う「薬負け」って言うやつらしい。血液検査の結果はBUNが80台に上がってしまったので点滴だけは数日置きで入れることにして白血球数も高くは無いので抗生剤は一時休止となった。

数日点滴をやめたせいもあるのか、8日の診察後から急に元気になってきた。ご飯も少しづつ多く食べられるようになった。ふらついた足取りもしっかりし、前足を前にだし大きく伸びをしたり、ご飯を食べた後敷物の上でゴロゴロ転がったりもできるようになった。一日たつごとに元気を回復してきている。ようやくほっとできた。

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2012/05/04 Fri

エリー・発作?倒れる!

5月1日の日、抗生剤をもらいに病院へ行く。点滴の量を減らしたのでとりあえず血検もしてもらった。炎症も治まり、クレアチニンも正常値に戻った。BUNだけ39.子宮水種らしきものの大きさは明らかな変化はない。でも実際食欲はあんまりないままだ。

ミールの時と同じような感じで、その日に食べたから次の日も食べるのかと言ったらそうではない。今週はどちらかと言ったらたんぱく質系を好まない傾向だった。BUNが下がったあたりから「スイカ」もとても喜ぶわけではないし、今まで食べようとしなかったきゅうりを欲しがるようになった。肉類は一切だめ。たまに白米のご飯を一口くらい食べる。

検査結果は大きな問題もないし次は連休明けの受診予定とした。家に戻って食べそうなものをあれこれやってみた結果、ローストビーフと肉まんの皮の部分なら自発的に取りに来る。それ以外は口元に差し出しても受け取っても捨てるか、顔をそむける。今は好きなものだけ食べれればいいよねと話しかけるけど聞こえていないのがちょっと辛い。

仔犬の世話もあるし、写真も載せなきゃならないし、希望者の人にも連絡しなくちゃとバタバタしていた昨晩の3日、なんとなく様子がおかしい。歩き方がふらついている。ご飯を食べれていないせいかなぁと思いつつどうやらトイレらしいので雨上がりの庭に出してやると少しだけウンチが出た。

まるでノンちゃんがするような細いウンチ。食べていないせいだ。すっきりしたのか部屋のほうに戻ろうとする。。。が、なぜかうろうろしていて夜だっていうのに入ろうとしない。もう入ろうよと誘ってみるが身体を触っても我関せずと言った様子だった。エリーにしては珍しいなと思っているとあちこちぶつかり始めた。

ビックリして抱いて部屋に入る。部屋の入れて立たせてもふらふらと歩きまわり、あちこちにぶつかってしまう。ベッドの上に寝かせようとすると嫌がって起き上がり私から逃げ出そうしているようにも見える。他の子たちのご飯の後かたずけがあったので下の息子を呼んでエリーを見ていてもらおうと思ったそのすぐ後、まだ息子が下りてくる前から様子がおかしくなった。急いで抱きかかえる。

どこかが痛いのか、ものすごく心拍数が上がり、抱かれているのにバタバタともがく。「落ち着く」なんって言う言葉なんか知らないみたいに暴れ始めた。目が見えないように思える。傍を通る他の犬たちがエリーの体に触れると噛もうとさえする。右足が突っ張ったままでもがく。立とうとするけど立たせても立てない。
下の息子が来たけど、もう判らないようだった。ものすごい声で鳴き続ける。ギャンギャンって言う感じの声。5分くらい泣き続けたか?自力では立てなくなっていた。

もうダメかもしれないって思っちゃうくらい暴れ、泣くので上の息子を呼び、ダメもとで獣医さんに電話する。ゴールデンウィークのこんな時間に(夜の11時くらい)先生が捕まるはずもない。もうダメなんじゃないかとおろおろしていると上の息子がもがくエリーを抱き上げ、身体をさすり始めた。

吠えて暴れたせいか、真夏に爆走でもしたかのように大きな口をあけて舌を垂らしハァハァと呼吸する。肩で息をして、胸が大きく揺れる。立とうとするけど立てない。その後約2時間、裕貴が抱き続け、少しづつ呼吸が落ち着きなぜか寝息を立て始めた。

いったいなんだったんだろう?おなかの中にあるものが破裂したのなら寝られるはずもない。キャンディーの脳腫瘍の時の発作に似た感じもあるけれど、遊泳運動とかは無かったしけいれん発作でもない。眼賑も起きていなかった。パニックを起こしていたのかはっきりしないけど、目が見えてるようには見えなかった。目の前に手をかざしても全く反応しなかった。どこかが痛いのかと思うように耳が長い間震えていた。

夜中に一度エリーは目覚めた。寝ているところから水入れまでは普通に起きて普通に歩いてきた。水入れから水を飲むまではちゃんと見えているようなしっかりした足取りだったが、その数秒後また見えなくなったようにフラフラとし始めてよろよろとしゃがみこむ。数時間前の事があるので、あまり刺激しないほうがいいだろうとジッと身をすくめて様子を見る。するとまたよろめきながら立ち上がりあちこち歩き始めた。ま夜中なのに…。立つ時はよろめくがその後はすたすたと歩き、歩いた先の障害物でぶつかってから身をひるがえして他の方向へまた歩きだす。

そんなことを繰り返しているうちに力が尽きたようにその場にへたり込んで伏せた形になりそのまま少しすると足を投げ出して寝に入った。

朝、先生が心配して連絡をくれた。事情を説明するとおなかの中のものが破裂したというのも今の状況からあり得ないしもともと腫れるするようなものではないとのこと。目が見えていないようだったというのも、もし突然見えなくなったのが数時間で見えるようになったって言うのも良く判りにくいとか。
もしかしたら焦点が合わなくて見えにくくてパニックが起きたか、もしくは脳のほうの発作かも?

電話中にエリーが起きて、ちょっとおかしいなと思うことを報告して置いた。目が覚めたエリーはおもむろに立ち上がり、少し歩いた後たたずんでいる。そのあと、なぜか後ずさりを始めた。誰もいないのになんで後ずさりをするのか判らない。通常犬は何もないのに自発的に後ずさりはしないはずだ。

2・3回そんなことをしたところへ息子が下りてきたが、息子を認識できている。目が見えていて息子が動く方向に顔を動かす。触られると尻尾を振って喜びを表現。いつものエリーだ。その後トイレに行き、排便し、庭にも一人で問題なく降りる事が出来た。

また同じことが起きるかどうか要観察。急患で病院へ行かなくてもよさそうだ。

てんかん様発作の一種?まさか脳腫瘍?ぐるぐると頭の中を最悪のことばっかりよぎってしまう。子宮水種だとして、手術するべきかしないべきか。残された時間が判らない今は、何を持ってどんな決断をするべきなのか決定打がない。願わくばエリーの寿命の最期の時間が、彼女にとって穏やかで幸せな時間のまま過ぎて行きますように。。。
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