2011/11/19 Sat

ありがとう・・・

デイジーが逝ってしまって2週間が過ぎました。

デイジーのために亡くなった翌日からたくさんのお花をいただきました。昨日もまたお花が届きました。デイジーに変わってお礼申し上げます。ありがとうございました。またたくさんのメッセージもいただきました。デイジーは子だくさんの子でしたが、彼女の子供たちのオーナー様と出会えたことへの感謝を伝えてくださる方もおり、それはそれはとてもうれしかった事でした。

デイジーはミールとは切っても切れない縁でつながった子でした。ミールと同じアメリカのMACDEGA犬舎生まれのラブちゃんとハイネとの間に生まれ、我が家にやってきました。彼女の子供たちのほとんどはダッシュとの間に生まれた子たちですが、この組み合わせは我が家には1頭も残せませんでした。我が家に残ったレナはベガが父親です。
ミールの子供は我が家に縁はありませんでした。サムもまた同じくです。蘭もノンも愛玩犬として暮らし、この代限りとなります。血を繋げる事の大変さは言葉では書きつくせないものですが、デイジーの娘がいる限りまだ彼女は見えない形となって続いていくでしょう。1頭の犬ができることは限りがあるようで実は永遠なのだろうと思います。。。控え目ながら凛として、いつも周りに気を使う繊細さを持ち、嬉しい時には尻尾を扇風機のように回したデイジーはもういません。でもきっと同じような気質の、同じような表現をいくつかする子孫が必ずいるはずです。それはデイジーが私の元にいた証拠であり、いつまでも続いていく血の証明なのです。

長い間デイジーを可愛がってくれた皆様、本当にありがとうございました。いただいたお花の一部です。

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2011/11/10 Thu

ジェイと平滑筋腫

デイジーの1歳姉にあたる友人宅のジェイの調子が崩れたのはドッグセミナーの直前だった。なんか膀胱炎みたいなの・・・というのが始まりだった。当然ながら近くの病院で受診していた。診断はおなかの中になんかありそう…。それってやばいの?試験開腹しないと判らないっていう返事。

う〜ん・・・。

おしっこがうまく出せないジェイはだんだん体調が悪くなっていく。カテーテルで出すと言っても獣医さんに行けば出せるけれど、家じゃカテーテルをうまく入れられないから結局膀胱に大量の尿がたまってしまう。そりゃ具合も悪くなるって。。。実際、仕事を持っているとなかなか毎日獣医さん通いってできそうでできない。遠ければもっと通いにくいだろう。それでもこんな状況だから我が家のかかりつけの先生に見てもらいたいと言うので一緒に連れて行った。

レントゲンを取ってもらいエコーで見て、たしかにおなかの中に何かある。悪いものだったらとっくにダメだろうと言うくらい大きい。とりあえず細胞を取って検査に回し、仕事をしていて毎日通えない飼主のためにカテーテルを入れて尿をためられるようにしてもらった。(人と同じ方法)これでジェイの体力は劇的に回復。デイジー同様、食欲不振だったのに、あっという間にいつもの大食漢に戻った。

セミナーが終わってすぐにまた病院へ連れて行く。造影剤を入れて写すとはっきり見えてきた。なんかいやな場所にできちゃってるねって言う感じ。このままだとムクムク大きくなっていきすぐに腸も押されてウンチも出せなくなっていくだろう。さてどうする。。。

最初は骨盤を割って開かないと取れないかもということで大学病院へ行ったほうがいいかもと言われたけれど、飼い主曰く、先生しかお願いしたくないといすがりついて、なんとか手術してもらうことにした。ジェイは13歳。手術は成功し、大きな平滑筋種が取れた。骨盤も割るようなことにはならず、取れた物を見に行ったついでにデイジーも病院へ連れて行ったのだ。

明と暗をはっきり分けた形になってしまった。悪性腫瘍ができたデイジーが天使になり、良性腫瘍だったジェイは助かった。父も母も一緒の全く同じ姉妹が同じ病院で4日間一緒に過ごした。デイジーは先に退院したけれど今もうここにはいない。

でもジェイは今デイジーの分まで残りの時間をおおいに幸せに暮らしていくだろう。私のボーナス全部使われちゃったと苦笑いする友人の顔は、愛犬が助かった喜びに満ち溢れている。それぞれがそれぞれにいろんな運命を背負っていて、それはその時が来るまでどんな形に発展するのかはわからない。たった11歳と5カ月の命だったデイジーもあと何年もの寿命をまっとうするだろうジェイも、飼主である人間に素晴らしく忠実で愛情たっぷりの優雅な時間を授けてくれた。

これからジェイの顔を見るたびにデイジーを思い出し涙してしまいそうだけれど、ジェイのおかげでデイジーを病院へもつれて行けずに死なせてしまうようなことにならなかったのだと感謝している。病院へ行かなきゃと焦らないくらい元気だったデイジーは今もうここにはいないけれど。。。
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2011/11/09 Wed

犬自身の力と薬の効果

蘭に新しい薬、ベトメディンを追加して丸一日たった。かなり悪化していたせいで動かないし食欲もなかった蘭が劇的に元気になりつつある。本格的にいつもの蘭かといえばまだまだなんだけど、先週末あたりの様子と比べると格段に差が出た。

薬は実は毒でもあって、全て良いとは言えないと思う。副作用だっってあるのは当然だし、状態に合わなければどんなに高価な薬だって意味は無い。でも、薬として使用されるようになるにはそれなりの効果があったと言う確実なデータがあるからだ。それはその分野の経験値でもある。

生き物はもともと「薬」などというものは使っていなかったけれど、自然界にある類似する効果のあるものを長い間の経験値から知っていて今の人間の薬のように使ってきたかもしれない。でも飼育されている犬たちはそれを自分では選べない。。。

ワクチンにしても、それぞれの病気に対して使用できる薬にしても、まだまだパーフェクトではないし次々と開発されていくものだろう。今はただ、自分の手元にいる大切な家族の命を少しでも良い状態にしておくために私は薬を使い続ける。その薬の効果を最大限に生かせるのは犬自身の力でしかないけれど。。。

若いうちからの丈夫な体作りは年を取ってしまってからでは間に合わない。蘭が何でも良く食べ、楽しく遊び、頑丈な体に育ってくれた事をありがたいと思う。いつもの元気な蘭が早く戻りますように。頑張れ蘭!
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2011/11/09 Wed

蘭と心不全その3

8日夕方、蘭とノンを連れて病院へ行く。蘭は心不全が進行してしまっていると思うのでレリート以外の投薬の相談と、ノンはたまに呼吸が苦しそうなのでついでに診察をしてもらう。

蘭は案の定かなり進行している。発作がたびたび起きていることがその証拠だった。レリートは増量済みなのでベトメディンを追加。これで少しは楽になるはずだとのこと。延命効果が期待できる薬らしい。値段的にはちょっとお高いけど。。。蘭も結局延命治療中ということになってしまった。ノンは気道(気管支)が加齢によって硬くなっているらしく気管支拡張剤を投与してみることになった。レントゲンも撮ってもらったが、心臓肥大もないし肺も綺麗だ。少しでも呼吸が苦しくないでいられる事を期待している。

蘭もノンも今月13歳の誕生日を迎える、我が家の金さん銀さんだ。安静第一の蘭となんとか静かに暮らしつつ、蘭&ノンとともに20歳まで一緒にいられたらなぁ。。。

昨夜から少し状態を立て直した蘭は鳥のささみなら1本くらいまで食べられるようになった。ノンはそのささみを食べるとアレルギーが出てしまうのだけどあんまり欲しがるので少し上げてしまった。やっぱりまた涙やけが起きた。(/_;)食べたいものを食べさせてあげられれば気持ちは楽なんだけどそうもいかない。蘭とノンはいとこ同士なのになぁ。。。ノンは明日はラムに戻さないと。。。
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2011/11/07 Mon

蘭の発作、再び。。。

デイジーを慈恵院で荼毘に付した日の夜中2:30、私の枕元に陣取って眠る蘭が妙な声を上げた。何?と目を開けると蘭の息が妙に荒い。え?え?と身体を越そうと腕を布団の上に着いたとたん蘭がのけぞった。身体が突っ張ったみたいになって息をしていない。つい先日なった状態と全く同じだった。

この前ほど慌てふためかなかったけれど、蘭の意識がはっきりし呼吸ができるようになるまでは生きた心地がしなかった。まさか蘭まで一緒に逝ってしまうんじゃないかとそればかりビクビクする自分がいる。部屋の明かりをつけ、しばらく蘭の背中をさすっていると落ち着いてきたようでねむいのか目を閉じ、呼吸もいつもどおりになった。

長い間蘭の顔を眺めていたらまたデイジーを思い出して泣けてくる。ここにいることの幸せとここにいない事の悲しさと…。昨日まであった食欲が今日はすっかり落ちた。今日月曜日はいつも見てもらう先生がいないので明日病院へ行くことにした。

今週はエコーの仔犬たちが嫁ぐ日だ。蘭には少しでも回復してもらって仔犬たちを見送ってもらいたい。約ひと月、蘭は仔犬の教育に頑張ってくれたのだから。。。
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2011/11/06 Sun

最後の写真

デイジーが亡くなる前日思わずシャッターを切りたくなったポーズ。まさか次の日の朝、天使になってしまうなんって思えないような姿でしょう?
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この写真を取ったのは3日の夕方4時6分でした。。。

デイジーが亡くなった日の午後になってようやく彼女を譲ってくださったブリーダーのIWASHIMIZUさんに連絡を取りました。それまで一通り泣き明かし、仔犬たちの世話に追われてなんとかこらえていた感情がおばさんの声を聞いたら一気にあふれ出しそんなに泣かないのよと諭されました。いろいろ言いたかったことがあったけれど亡くなってしまったことと、彼女を我が家に譲ってくれたことへの感謝を述べました。来客中に関わらず話を聞いてくれ、その後おばさんのほうからまた電話をもらい、デイジーとの思い出話をたくさんたくさんしました。

デイジーが逝ってしまったことでIWASHIMIZUさんから来た犬はもうみんな天使になりました。マリンとキャンディー、ミール、そしてデイジー。。。でも、ミール以外の血は我が家で繋げられ続けて行きます。デイジーは我が家に暮らした9頭目のシェルティーでした。初めての犬を迎えてからブリーダーさんとの付き合いが20年近くになっていたのだと驚きます。いつの間にか愛犬たちは年を取り天使になり、自分たちも相応の時間を過ごしてきたのでした。

5日の土曜日、家族に見送られてデイジーは慈恵院で荼毘に付されました。慈恵院というお寺さんでは人と同じように【立ち会い火葬】というのがあります。うちの犬たちはいつもこれでお願いしています。人と同じようにお骨を拾い、ちいさくなってしまったデイジーを抱えます。お坊さんにお経を読んでもらうと重たかったいろんなものがふぅっととれるような気がしました。

この写真を見るたびに、いなくなってしまったことがまるで嘘のようです。頭では分かっているけれど、いつもみんながいる部屋のドアを開けたらベッドの上でこの写真のような姿で尻尾を振るデイジーだけがいないのです。。。それは悲しいとか淋しいとかという言葉では表せない切ない耐えがたい言い様のないものです。

デイジーを天に帰す時次はうちの子犬として生まれておいでと話しかけました。デイジーもミールもいつも遠慮がちで、家で生まれてきた子たちとは全く違う表現をしていましたから。。。おやすみデイジー、また会おうね。ずっと待っているからね。。。
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2011/11/04 Fri

デイジーが旅立ちました。。。

今朝、7時ごろ、デイジーは苦しむことなく天国に旅立って行きました。

夕べ夜の点滴をしてあげると心なしか目に光が戻り、寝ている場所で態勢を自力で整え、その後長い間私の事を目で追っていました。点滴に使ったものをしまわなくてはならないので別の部屋に行く時振り返るといつもとは違いずっと私を見つめました。

普段は点滴が終わるとフゥ〜っと言った顔をして伸びをしたり、もう寝ていいんだよねと言うような顔をして私が別の部屋に行っても目で追うようなことは無かったのに…。ミールが亡くなる前の晩、同じ事がありました。だからデイジーにはもう時間がないのだなと判りました。

傍にいて欲しいという訴えを、たった一つだけの最後の願いを聞かない飼い主はいないでしょう。デイジーが不安にならないように出来るだけ顔を近づけてミールの時と同じように足を触りながらデイジーの隣で横になりました。デイジーは安心したように眼をつぶり、時折息を荒くします。そのたびに逝ってしまうのかと思っては胸が苦しくなり、まだ息をしているデイジーを確認し…そのを繰り返して朝が来ました。。。


朝6時半、デイジーと声をかけると目が合いました。もう首を上げる力は無いよと言っているようだったので「もう無理しなくて良いんだよ」と頭を撫ぜました。朝まで大丈夫だったと言う安心感からか不覚にも目をつぶると次に気がついたのは30分ほどたった後でした。粗大ごみを出すために支度をしようと起き上がるともうデイジーは旅立っていました。

ミールの時と全く同じに、デイジーの体に触れていながら逝ってしまうその時を看取ってやれませんでした。でもデイジーはとても安らかな顔でまるで眠っているかのように穏やかでした。一緒に寝ていたみんなが誰も気がつかないように静かに息を引き取ったのです。デイジーと声をかけて体を触るとまだ温かく本当に私が目覚めるほんの少し前に逝ってしまったのでしょう。

前の日まで自力で立って歩き、トイレをすることもでき、庭に下りて日向ぼっこもしました。水を飲んでは吐き、すまなそうな顔をしていました。気にしなくて良いよと話しかけると申し訳なさそうに尻尾を振りました。
いつの間にか当たり前だったデイジーの反応は夜の闇とともに少なくなっていき、忘れないように見つめているんだよとでも言っているようにずっとずっと私を目で追いました。

あっという間のことで、何もしてやることがないまま旅立ったデイジーが、なぜかいろいろやってしまった今までの子たちよりもずっとずっと幸せだったように思えます。犬らしく自分の力でできるだけいつもどおりに生きられたデイジーのほうが、私のエゴでなんとかしてあげたいと、後になって良かったのか悪かったのか判らない様な後悔をするくらいいろんな治療や検査をされた子たちよりも、幸せだったんじゃないかと思うのです。

デイジーが私の犬になってくれてたくさんの事を学びました。たくさんのつながりを作ってくれたデイジーにありがとうの感謝を送ります。デイジーは天国に帰ってしまったけれど、この先もデイジーは私たち家族の大事な愛犬で、私が死ぬまで記憶から消えることはありません。

デイジーの病気が判る少し前とても悔しい想いをしたのでここに記しておこうと思います。

我が家では子犬を産ませて人にお譲りしていますが、我が家の愛犬となった犬たちに【リタイヤ】はありません。私の犬たちは死ぬまで私たちと共に暮らし、生きている間はずっと現役であり、死んでもなお私たちの家族として心の中で生き続けるのです。。。
繁殖できなくなったら手放すなどということは今まで一度もありません。もともと産まない子だってうちの子になった子は生涯うちの子なのです。どこの誰がと言うつもりはありませんが「ブリーダー」という名称でひとくくりにされ、我が家の事をよく知りもしない輩に繁殖が終わったら【保護したい】などという失礼な申し出をされる覚えはありません。

この闘病日記を読むことがあったなら決してそんな申し出ができるはずは無いと思います。デイジーが旅立った今日、これだけは記しておきたかったことでした。腹立たしくて悔しくて眠れなかった夜はデイジーの病気が判ったことで鎮静化させられましたが、今は感情的に耐えられず、お見苦しい事柄だと思いますが頑張った我が家のデイジーに免じて感情的な私をご容赦ください。
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2011/11/03 Thu

残された時間

夕べ、全く何も受け付けなかったデイジーが子犬用の離乳食缶詰をスプーンで4杯食べた。5杯目は吐き出してしまったので無理はしなかった。心なしか少し元気になったみたいに見える。でも…昨日よりもずっと必要最低限しか体を動かそうとはしなくなった。

朝のうち、自力でベッドから降りたり上がったりして、頭を撫ぜて話しかけると嬉しそうに尻尾を振る。でもその振り方はどんどん力を失っていて、本当は体中くねらしながらいつものように喜ぼうとしてるのにそれができないんだと謝っているようにさえ見えてくる。

点滴をしても入った水分を吐きだしているようで、心が痛い。でもこれしかやってあげられることは無い。こんな状態なのにまだ律儀にトイレにだけは起き上がってちゃんとペットシーツの上で用をたすデイジー。犬ってなんって凄いんだろう。。。

昼間おなかが苦しいのかこの形のほうが寝やすいのか久しぶりにおなかを出して寝ていた。ふと見ただけなら優雅に何の心配もなくおなかを丸出しで寝ているようにしか見えない。思わずカメラのシャッターを切った。げっそりとした顔を撮影するのは勇気がいる。でも、今この瞬間を、デイジーがこの部屋でこうしてゆったりと寝ていたということを残しておきたいと思った。


夕方トイレに起きてついに自力で寝場所に戻れなくなった。抱き上げてベッドに寝かせると「ありがとう」というように目を合わせ尻尾を力なく振った。昨日のような反応が減っている。傍に行くと目だけは動かすけれど首も上げなくなった。

残された時間は後わずかしかない。もう吐いたりしないで苦しい想いをしないでいられますようにと願うしかできない。。。
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2011/11/02 Wed

蘭の心臓発作

蘭はこの4月から心不全を起こして投薬を続けてきている。5月に入ってから心配し続けるような大きなことは起きずに来れていたけど、さすがにこの数日のデイジーの介護で蘭にも負担がかかってしまった。この数カ月起きなかった心臓発作がまた起きてしまった。

この数日、夜中に数回デイジーが吐くのでそのたびに室内の電気をつけることになってしまい、他の子のように寝ていてくれればいいのに蘭は私のそばをついて歩く。大丈夫だからお父さんの所でネンネしておいでと言い聞かせても、何するの?どこ行くの?と不安でたまらないらしかった。蘭だって心臓が悪いんだから寝不足はダメなんだよと言いつつ吐かれたものを始末しては、デイジーを傍に起き蘭を抱いて眠った。

朝、いつもパパを近くの駅まで送って行く。毎日の恒例の事だ。この時間帯は蘭も他の犬たちも理解しているので付きまとったら騒いだりすることは無い。どうせすぐ帰ってくるんでしょといった具合で、仔犬以外は寝たままなのが通例だ。でも今朝は蘭がそわそわして抱っこしてくださいと飛びついてきた。どうした?と言って抱こうとした途端けいれん発作。


4月に経験した時とは違い、硬直しけいれんしている時間が長くゆすっても蘭の意識が戻らない。私は数秒は我慢できたけどその後はパニック状態になってしまい、蘭の名前を呼び、ゆすりながら薬を入れている箱をガタガタ震えてまさぐった。こういうとき、直ぐに出るはずの薬が出てこない。早く飲ませないと死んでしまうと言う恐怖に支配されてしまって手がうまく動かない。

出掛けようとドアを開けて覗いたパパにはどう見えたんだろう。顔面蒼白で慌てふためき、片手で蘭を抱きかかえ蘭の名前を呼び続けながら泣きそうになって薬が見つからないとわめく私。。。この間何分だったんだろう。。。蘭がまだ硬直しつつもけいれんが治まったとき薬が見つかった。口の中に入れようとしても硬く食いしばった口は開かない。背中を強く叩いて戻って来いと耳元で名前を呼んだ。

フゥ〜っと大きく息をして蘭の体が柔らかくなった。デイジーのために開けたばかりの子犬の離乳食用の缶詰があったのでそれを少しつけて口の中に薬を入れた。蘭は素直にその薬をのみ込んだ。数分後自力で立ちおしっこが漏れちゃったわとからだを曲げて陰部をなめる蘭がいた。相当苦しかったんだろう、おしっこどころか便も少し出てしまった。危うく天国に連れていかれるところだった。

ほぼ徹夜状態だったこともあるんだろうけど、朝いちのこの突然の発作で張りつめていたものがプツリと切れた。本当に糸が切れたようにホッとした途端に睡魔がやってきて午前中寝込んでしまった。

ハッと気がつくと山の様な洗濯物が待っている。蘭は傍にくっついて寝息を寝息を立て、デイジーも横倒しの姿で浅い呼吸だけど寝入っている。吐くたびに起きたのだからやっぱり疲れたんだろう。二人の傍からそっと起きて、早々に洗濯を始めた。

夕方になっても蘭もデイジーも落ち着いている。このまま何事もなければいいんだけれど、夜が来るのが怖い。。。
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2011/11/02 Wed

今デイジーのためにできること…。

デイジーがベタベタ状態であっても一口の食べ物を口にしたのは月曜日の朝までだった。その後吐き気が出てきてしまい、未消化のものを吐きだした。そのあとは一切、食べ物の匂いを嗅ぐだけで口の中に入れても飲み込むことは無い。

考えられるたべものはみんなデイジーの鼻先に持って行った。申し訳ないと言った顔で一応匂いだけは嗅いでくれるけど、御免ね無理だよという表情をする。食べる力・飲み込む力がないのなら強制的に胃に食べ物を送り込めばなんとかなることもあるけれど、今のデイジーに強制的に食べ物を胃の中に押し込んだらただ苦しめるだけになる。

命を繋げているのは点滴のみ。もう口から飲み込む薬の類も無理となった。それでも律儀にトイレには起きてシーツのところまで行き済ませる。お水も持っていてあげるものも飲むけれど飲みにくいのかみんなと同じ水入れまで歩き自力で飲んでいる。一日中横になって少し浅い息をして眠り続ける。先週よりおなかが大きく膨らんで硬くて熱い。頭を撫ぜてやると目を細めて尻尾を振る。

今デイジーのためにできることってなんだろう。
静かに見送ることだけしかないような気もする。

つい先々週まで二階に上がると真っ先に飛んできたデイジーが、モコモコの毛が抜け始めていてそろそろシャンプーしないととブラシをかけたデイジーが、おやつをあげるときに飛びついてくるデイジーがもうすぐここからいなくなる。長患いをしながら、もうダメかと毎回ヒヤヒヤさせてくれる子のほうが実はずっと長生きで、病院知らずの元気印だった子がいきなり治療しようもない重病になりあっという間にこの世を去っていく。

今年の初めにレインで同じようにあっという間の別れを経験し、かなり落ち込んだけどこういうことは稀だと思っていた。でもそうじゃないんだね。。。データ通りにシェルティーの寿命は12歳あたりって間違っていないのかもしれないね。11歳のデイジーをまだまだ若いと高をくくっていた私への天罰かもしれない。レインも同じだ。長生きの犬たちに囲まれていて、老犬であることを忘れた罰だ。


一頭の犬の寿命が必ずしも15.16歳まであるとは限らない。人が還暦を超えることと同じで10歳を過ぎたらもっと丁寧な暮らし方が必要なのだろう。定められた運命なら受け入れるしかないけれど、元気いっぱいで毎日を過ごせていても、10歳を過ぎたら残りの時間はそんなに多くは無いのだと忘れてはいけないのだ。。。

今、デイジーのためにできることはいくつかしかない。彼女のそばにできるだけいてあげることと、彼女のために自分の高ぶる気持ちを抑えることだ。自分ができるだけの事をしたのだと納得したいばかりに犬に無理をかけていることに気がつかなくなったらおしまいだから。。。そうでしょう?デイジー。。。
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