2009/11/22 Sun

Category: つぶやき

<腎臓再生>

こんなニュースがあった。11月22日yahooニュース毎日新聞より

<腎臓再生>ネコの体内で ブタの細胞利用し 人工臓器に道
さまざまな臓器になるネコの「間葉系幹細胞」を、ブタの腎臓の基となる細胞「腎臓原基」に注入し、ネコの体内で腎臓の組織を再生することに、自治医科大や東京慈恵会医科大などの研究チームが成功した。尿の生成も確認した。ネコの代わりに人の細胞を使えば、病気の腎臓に置き換える人工臓器作りに役立つ可能性がある。

 間葉系幹細胞は、骨髄などに含まれ、血管や筋肉などになる。この細胞は人にも存在する。

 実験では、腎臓原基(約1ミリ)を、妊娠中期のブタの胎児から取り出した。それにネコの間葉系幹細胞を注入、片方の腎臓が摘出されたネコに移植した。すると、4週間後に腎臓原基が8〜10ミリに成長し、ネコの血管が通った。また、血液をろ過する糸球体や尿細管も形成され、尿がたまったことが確認できた。

 ブタの臓器は人の大きさに近い。中国やメキシコなどでは、インスリンを分泌する膵島(すいとう)がブタから人に移植されている。研究チームの小林英司・自治医科大客員教授は「ブタの腎臓原基がネコの臓器再生の足場になり、臓器形成に近づいてきた。日本での臓器移植の実施件数は極めて少ない。人工的に臓器を作り出し、難病で苦しむ患者の治療につなげたい」と話す。


腎臓・・・って言うとまだ過剰反応をしてしまう。でもこのニュースは光が指したような部分もある。ミールの腎臓がもう動けなくなったと知ったとき見知らぬ犬の腎臓を一つもらうという決断はできなかった。
でも・・・もしも作り出された臓器として提供を受けられるのだったとしたらその手段を選ばないとはいえない。
体調や年齢や副作用や考えなくてはならないことが山ほどある中でただ単純におなかを開けて使えなくなった臓器を取り出して、新しい臓器と取り替えるだけのことだったとしたら、選択する可能性もあるだろうなとぼんやり考えている。

ブリードをしているとき女の子の中には出産のトラブルでおなかを切ることがある。赤ちゃんを助けるためだったり母体を助けるためだった利するけど、手術後に大きな問題がおきることはあまり無い。【命を助けるための手術】の中には【命だけは助かったけど・・】というものが多いけどそういう手術じゃないものもいっぱいある。。

きっと自分的には高度医療といわれるものの、そこが引っかかってしまう問題なんだろうなと思う。
生き物だからそう簡単にはいかないことばかりだけど、副反応とか長期の投薬とかがなくて、術後に今まで同様に何も代わらない健康がとりもどせるのならという条件が必要な自分だからかもしれない。

でもこうした先進の研究があってこそ救えなかった命が救われるように変化していくわけで、喜ばしいには違いない。この研究が成功し、わたしの悲しい別れの中のジェニーやミールとの時間も今よりもずっと後に起きることだったなら二人とも助かってもっと長生きできていたかもなぁとあの子たちがいたときを思いだしてしまうヨワッチイわたしだ。。。
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2009/11/22 Sun

Category: 虹の橋へ

がんばったよね。。。難病

以前書いたように思うんだけど友人の愛犬が予後不良と診断され安楽死も視野に入れなければならないと通告される難病になってしまった。その子が天使になった。。。

できることは安楽死という答えに、似たもの同士というのか彼女も生きられるだけがんばりたいといって長い間看護し続けてきた。これなら利くんじゃないかといっていろんなサプリメントを試しならがら手探りで発病から約1年。。。

筋肉に起きる麻痺の進行は抑えられたようで押さえれらず状況はどんどんひどくなっていった。医学的にできることはほとんど無くて怪我をした部分の化膿を止めることくらいしかなかった。それでも子犬だったからいつも無邪気で一緒に暮らす犬たちとも普通の子と同じように遊び、手足は傷だらけだったけれど顔はいつも幸せそうだった。

後肢におきた麻痺はいつしか前肢におよび、骨折しても痛みを感じない。。。見た目はひどい状況でも痛みが無いことが救いなのかもしれないねと慰めしかいえない日々が続く。下痢が起きると括約筋が麻痺してしまうので垂れ流しになってしまって世話は大変だったろうと思う。

きみのママは部屋中すごいよ〜と苦笑いしていたよ。苦しいのはこの子だからと、こんな事くらいなんでもないってね。。。

二人で一緒にいっぱいがんばっていたね。。。

11月に入って気になる連絡が来た。食べ物を吐き出してしまってどうにもならないので調べてもらったら食道に問題が出てきたって。。。できることは胃にチューブを通して強制的に食べ物を流し込むしかなくて、それ以外にできることは少量ずつ口から入れた流動食を胃に流れ落ちていくまで顔を上に上げたまま落としきる方法のみ。。。

どちらの方法を選択するべきか、あなたならどうする?と聞かれた。できるなら胃にチューブを・・・といいそうになったけど、よく考えてみれば麻痺が進行してくる難病なのだから、胃も筋肉の一つで・・・
シビアに考えればもう末期になったよという体からのサインなのかもしれない。

いつかは、必ず別れる時がやってくる。どんなに嫌でもどんなに悲しくても、どんなにもがいても、神様にすがったって天使になってしまう日が来る。

【今までいっぱいがんばったからね。。。私だったら胃にチューブを差す手術は受けない。手がかけられるなら、もう一息がんばれるなら、たびたびで大変だけど食べ物が流れて胃に入って消化吸収できるならそれをやってあげると思う】と答えた。

今は医術が発達していろんなことができる。口から食べられないなら胃にチューブで入れて生きさせることも可能だ。でもそこにはやっぱり条件があると思う。食べ物が口から食道を通って胃に到達するという部分だけの問題で食事ができないのなら、確かに直接という手段は正解だ。でも、背景を考えたときに麻痺が進行して胃自体も消化ができなくなりつつあるとしたらどうだろう?

麻痺がいつその部分に到達するかわからない、もう到達しているからほかにも問題が起きているんじゃないのか?いろんなことが頭をよぎる。。。。愛らしい無邪気な顔が目に浮かぶからなおさらだ。

胃にチューブを入れる手術をしなければそれは餓死につながる。。。必要な栄養が取れないことが続けば結局は餓死と同じ。その事実は病気の犬たちの看護の中に毎回起きる悲しみの一つだ。

年老いて亡くなる犬も病気で逝く犬もがんばりすぎれば結局は餓死に近い。6日目にして助けられた猟犬たちですらわずかな食べ物を食べていても骨と皮になってしまったが元気いっぱいで助けられた。災害等で奇跡的に助かった人たちだって元々十分な栄養を取って体に備蓄されているものがあるからこそ食べ物が無くても水分だけでなんとか助かるのだ。そして健全だからまた復活できる。

長い時間をかけて徐々に自発的に食べられなくなってからの強制給仕は必要な栄養が取れない日が続けば、通常なら水分とわずかな栄養素だけでかなりの期間生きながらえるものも、まったく食べられなくなったらわずか数日で息絶えてしまう。それが現実で、誰しも意図的に餓死させようと思ってするわけじゃないのが看護だろうと思う。

【餓死】という言葉のイメージが飼い主には強烈過ぎて、何が犬のために大切なことなのかに混乱を起こしてしまうのだろうと思う。
どちらを選択しても犬は受け入れてくれるからよく考えてと答えた。。。

その後、手術はしないでできるだけがんばってみるという返事が着てからちょうど2週間だった。思ったように食べさせられないもどかしさと、見る見るうちにやせ衰えていく姿を見続けることの恐怖は、経験したわたしには辛さが身に凍みる。何とかがんばってるよといっていた彼女からさっき逝っちゃった・・・という知らせは悲しみの中に安堵があった。

良くがんばったよね、もう辛くないね・・・そんな言葉が口をついて出た。

犬も人も色な病気があるけれど、何より意識が健全な犬とまったく変わらない状況で幼い時期に発病し一番楽しくおおらかな時期を病気と闘うことだけで終わってしまう命に向き合うことほど辛いものはない。いくら平気を装っていてもかかるストレスは並大抵のものじゃない。

でも友人とは、犬と関わって生きる以上きっとこういうこともあるのだと知らなければならない運命だと思おうと話している。経験は尊い。その経験はきっと神様がこの人に必要だと選んで与えてくるのだろうから真摯に受け止めて決して逃げ出さず与えられた運命として犬と共にがんばるしかないのだという結論になった。

あの子は今後の獣医医療の発展のためにきっと役に立つことがあるはずだ。多くの検査を受け、病名も特定でき、同様の病気が人にもおきていて今治療方法の研究がされている段階だからきっと。。。

だからね、ゆっくりお休みね。。。
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2009/11/20 Fri

歯茎の色

だいぶ体調が整ってきた感じのエリー。でも気になることがある。。。それはいまだに歯茎の色があんまりいい色になってこないことだ。

貧血を考慮してまだペットチニックを飲ませているけれど鉄剤の方がいいのかなぁと考えてしまう。なかなか良くならないようならまた再診かな。。。
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2009/11/12 Thu

Category: 虹の橋へ

富士丸君が・・・

ネットで有名になったハスキーとコリーのミックス犬の「富士丸君」が先月亡くなられた。まだ7歳だったとか・・・
たくさんのファンがいて送る会が催されるとのこと、11月22日井の頭公園だそうだ。御冥福をお祈りします。。。
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2009/11/08 Sun

ご心配おかけしました。

癌じゃないか!?と冷や汗をかかせてくれたエリーですが本日再診してきました。万一の検査結果で泣き崩れるかもしれないのでパパに同行して貰いました。結構気が小さいんです。。。わたし。

まずはエコーで前回子宮内あたりにあった何やら訳のわからない塊の確認をします。が・・・ない!?え???ないの???何でないの???

先生もあちこち探ってみてくれるのですが跡形もなく消えています。うそぉ〜。。。この目でちゃんと見たよ。前回のレントゲンにもなんとな〜くぼやけた感じで写っているのに今回のものには写っていません。

消えたとしか思えない。。。それが答えでした。

肺のほうのいやな影は多少改善されてきていますが年齢を考えれば仕方がないといっても言いかなぁという程度になっているとのことで、癌が転移したようには見えないのでたぶん問題ないでしょうとのこと。でも前回のは明らかに嫌な写り方だったんですけどね。。。

血液検査でも炎症が止まり白血球も下がりました。貧血の度合いは完璧というほど改善はしていませんがこれから持ち直してくれるでしょうとのこと。ちょっと元気ないねといわれたので、うちではいつもどおりに大方戻っていて、人が来れば勢いよくほえるようになっているし、ご飯の催促までしてくるんですよというとそんなに元気があるようには見えないねと。。。

ですよねぇ〜。。。エリーは病院が嫌いです。ここはなんか嫌なことするところって言う解釈ですから車で病院に着くあたりから完璧精神状態はブルーになります。ひたすらおとなしくされるがままになって何もかも我慢一筋なわけです。

普段のエリーを知らない先生にはどこかやっぱり悪いんじゃないかって思えるようなドヨヨ〜ンとした顔。こればかりは毎日一緒に暮らしている飼い主のほうが良くなっているかどうかわかるはずです(苦笑)

念のためにもう少し投薬をしてもらうことにしてエリーは車に戻り元気を取り戻しました。お薬を出してもらうまでの間に今回の件で話をしてきました。

まずもしも癌だとしてもきらないつもりだったこと、今回のことはヒートに関連がありそうなので年齢的にも次のヒートが来るのは約1年後あたりになるだろうから、寿命を超える年齢であることを考えて合えて避妊手術もするかどうか考えてしまうのだということ、もしこの次も同じようになったとしたらクリスの膣ポリープ出現事件と同様にヒートの間を薬でしのぐという方法が取りたいということを伝えました。

先生もシェルティーの寿命が平均的には12・3歳なのだというと確かにこの年齢で蓄膿症のように切らないと死んでしまうという状況になっていないのならそういうやり方もありだねとうなづいてくれほっと一安心です。

自分的には犬は本来開腹手術などは人が関わっているからこそ受けられるもので、悪いものがあって切り取ってしまえば後は安泰であるというものなら手術も当然と思うけれど、温存することも一つの方法だという病気の場合には手術はできるだけ回避したいと思っているのです。

最近日曜に【JIN】というドラマがやっています。江戸時代にタイムスリップした医師の話ですがこの当時の人の状況を見るにつけ、医学の進歩によって多くの命が助かってきていることを感謝せずにはいられません。でも・・・それが犬のこととなると、医学の進歩はありがたいけれど、どこまでが本当の犬のためなんだろうかと悩む自分がいます。

素晴らしい薬が作られたことによって多くの細菌感染や寄生虫やウイルスから犬たちは守られるようになっています。でも・・・それ以上をどこまで求めていくことが正しいことなのか答えはありません。

今回エリーが癌かもしれないと思ったときに、エリーのために何をし続けていくことが最良の道なのか悩みました。手術・抗がん剤の投与・ステロイド等での延命治療のみ。。。選択肢はいくつかしかありませんでした。もしエリーが癌であったとしたらわたしたち家族はきっと手術は望まないでしょう。そして副作用に苦しむ犬を見た経験から残りわずかなエリーに苦しみをもたらす可能性が高い抗がん剤の投与も選択肢からはずしたに違いありません。

選んだものはエリーが残された時間を少しでも楽に暮らしていけるためにできるたった一つの投薬治療での延命。それは癌でないだろうとわかった今も変わらない決断です。

エリーは我が家にもたらされた運命の犬のうちの1頭です。だから彼女はわたしたちが下した決断について不平は言わないだろうと信じています。そしてきっとわたしたちがすることが彼女への最高の愛の証であると受け入れてくれると信じています。

それはあなたたちのエゴでしかないという人もいるでしょう。でもそれでもかまわないのです。だって、エリーと暮らしているのはわたしたち家族であるし、エリーの慶びも苦しみも全てわたしたちのものなのですから。。。そしてエリーの最期を看取るのはわたしたちしかいないのですから。。。

ご心配いただいた皆様にはこの検査結果とエリーに対してわたしたちが続けていく姿勢を公開することでお礼に代えさせていただきます。応援をありがとうございました。
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2009/11/06 Fri

Category: つぶやき

どこまでがんばるか?

調子の悪いエリーがいて、その横にはぴかぴか光っている元気いっぱいの子犬たち。生まれもって来た命の重さはみんな同じだ。

でも、どの子もみんな同じ生涯をたどるわけではなくて、神様のいたずらなのか生まれたときから長くない命をもらってきたものもいるし、治る病気にばかりかかる命もあるし、治らない病気になってしまう命もあるし。。。

何のために生まれてきたんだろうかと悩んでしまうような命もあるし、短く終わる命もあるし、長く長くつながる命もある。。。

犬は人と暮らすようになってずいぶんと長生きするようになったのかもしれない。手をかけてやりさえすれば本来ならとっくにつながっていない命もつなげていけることも多い。
まるで人と同じように年をとって自分で食べることもできなくなったとしても、シリンジなどを使って噛み砕けない食べ物もどろどろにして流し込んでもらえる。犬自身に食べたいという気持ちがあってまだ飲み込んでいけるうちはちゃんと命はつながっていくだろう。。。

いろんな経験をしてきてどこまでがんばるのが最良なのか今もわからない。
獣医学は発達し、人と同じような高度医療もお金さえ出せばいくらでもできるようになった。。。

昔から犬は人じゃないんだということを肝に銘じておかなくてはならないと、犬に関わるいろんな人に言われ続けてきた。
大切に思う気持ちはとても必要で、犬だからおざなりにしてもいいという意味ではなく、犬は人と違って寿命が短く自力では生きられない生き物だという意味だ。

安楽死も経験し、穏やかな別れ方も経験し、すがり付いて泣き喚くような別れ方も経験してきた結果に思うことは、どこまでがんばるかは飼い主だけしか決められないのだということに尽きている。

病気の犬の相談を受けて、わたしだったらここまでかなという部分はみんながみんな同じだとは思わない。私がする決断は普通の人にはできないこともあるかも知れないし、もしかしたら私以上にもっとやれる人もいるかもしれない。

一番大切なのはその犬の命を延ばすか伸ばさないかを考えたときに伸ばした結果がその犬は幸せであるかということになってしまうから。苦しみがなく人がちょっと手間なだけならわたしだったらがんばってやりたいと思う。その頑張りが例え最後は餓死になってしまうように伸びてしまったとしても食べられる内だけは食べさせ続けてやりたいし、食べられなくなったからと穏やかに過ごしている友人を眠らせることはできない。

でも、穏やかでいられなく苦しみしか残らないのなら眠らせてやることは飼い主として正しい決断でもあると思う。検査も手術も治療も犬がその後楽に生きられるためにあるものだと思うから、大事な愛犬と暮らすその人が決めたことならきっと犬たちは受け入れてくれるはずだと信じるしかない。。。
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2009/11/05 Thu

エリーの様子

白馬に出かけるので気になっていたエリーは薬の効果があったのか少しづつ良くなっている感じがしています。

家に戻ってからは目覚ましくいい感じでちょうど薬を飲ませてから1週間たち呼吸も苦しげではなくなりました。今日はいつものようにご飯の催促に吠えられたし、人が来たと言っては大騒ぎし始めました。

具合が悪かった時は全く何事にも反応できなかったので多少はうるさいけれどよかったよかったとつい顔がほころんでしまいます。
吠えた当事者のエリーは私が叱ろうとしないので怪訝な顔をしていますが、ご飯を喜び良く食べました。

先生は10日くらい投薬した後もう一度見せに来るようにと言っていたので今週末にでも肺がどう変化しているかレントゲンをとることになるでしょう。見た目的には肺の炎症が原因だったようにも思えるけれど、癌が転移したのかもという不安はなくなったわけではないし、子宮にある何やらわからないものが何なのか結果を知りたいような知りたくないようなです。。。

願わくば…大したことがないという結果になることを祈りつつ過ごす毎日です。
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