2009/07/30 Thu

肺炎は克服

100gで生まれて他の子の様子から比べると完璧な未熟児状態だったおちびちゃん。手足なんか毛が生えていないし、顔だってかなり鳥に近い感じだった。
ブレーズの白の部分がマッカッカだったからこの子は助からないかなって思いつつでもせっかく生まれてきたんだからと夜を徹して面倒を見続けてきた。

途中数回状態がおかしくなって病院へ駆け込む騒ぎもあったので仔犬のオーナーさん募集のページから消すことにした。やばかった時は肺炎がかなり進行していた。全く飲めなくなってしまってもうだめかと思った時が何回もある。それでもゆっくりゆっくり回復し仔犬らしくなってきた。

もちろんなんとかかんとかの状態で気が休まらないけど、他の子のようにはいかないけれど、ちびっ子なりに頑張って育ってくれている。兄弟姉妹の半分以下の大きさなので想いはもうひたすらがんばれ〜っていう感じ。

取り柄と言えば小さいので妙にかわいらしい。どこかで会ったことがあるよねと思ったらジェニーによく似ている。いつまでがんばれるのか分からないけれど頑張れるだけ頑張ろうと思う。

本来なら育たないはずの子を育てる意味をかみしめながら毎日哺乳して大事にしています(^◇^)

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2009/07/28 Tue

年寄りのシェルティー

すっかり老犬介護も板についてきた今日この頃。最初のころのようにちょっとしたことで大慌てして右往左往することも少なくなって、肝っ玉が据わったというか、年をとって今の状態になっていることを認められるようになったというか。。。

ちょっと前までは同じ年齢で元気に歩いているような子を見ると心が切なくなってしまって、なんでうちのマリンばかりこんな状態になってしまうんだろうって悲しくなることも多かった。

具合が悪くなれば何かやっていることがまずかったに違いないと自分を責めてしまったし、頑張っているマリンを気遣うことよりも、治らないことを治らないと嘆いてばかりだったようにも思う。

日々過ごすうちに変化する多くの症状と付き合いながら、何より苦しい思いをする病気と闘っている怖さがない事に気がついた。
犬として生まれたけれど、幸いなことに寝たきりになろうがたぶん彼女が苦しい思いをすることなく最期を迎えられるように付き合ってくれる飼い主に巡り合えている事実は、実際幸運なことだ。

元気で美しい時はおおいに愛されても、病気にかかってしまったり、歩けなくなってしまったり、家族がわからなくなってしまったりしたときに放り出されてしまうケースも少なくはない。
毎日のように撮っていた写真ですら年齢の経過とともに撮らなくなって、特にみじめな姿の今のような時にこの状態を目に焼き付けつつ記録を残すものは少ないだろう。

私にとってボロボロの姿に変貌してしまったマリンは初めて洗面器の中に入れられて見せてもらった真っ黄色のウンチ色だったちびっ子の時と何も変わることはない。ショーで活躍し、綺麗にお化粧されたマリンともまた同じ感覚のままだ。

彼女が自分と同じ生き物である以上、年をとるという変化を受け止められなかったら自分も相手も悲しいと思う。とはいえ、ふつうの人は悲しい姿を見ることも辛いだろうし、見たくないと思うだろうなとも考える。
そういう部分は公開しないほうがいいのかもしれない。。。

インターネット上ではいい事ばかり、楽しいことばかりを書きつづるほうが書くほうも読むほうもお互い幸せなんだろうなとも思うようになった。昔は真実を描くべきだって言う信念だったけれどね。

なんでこんな事書いてるかっていうと(苦笑)マリンちゃん最近ボケがひどくなって【エビぞり】になってしまうんですよ。さて、こんな写真載せるべきかどうか悩んでいたわけで…

まぁ載せなくても記録してあるんだからそれでいいと言えばいいんだよなぁと思うようになったってことです。これって進歩?
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2009/07/28 Tue

Category: つぶやき

ダックスが短足のわけ

ちょっと前の話です。(笑)

asahi.comのニュースはこちら

短足は遺伝子のせい 19犬種に共通、米チーム発見
ダックスフントやコーギーなどの犬種で脚を短くすることに関係している遺伝子を、米国の研究チームが見つけた。この遺伝子は少なくとも19の短足犬種で共通していた。米科学誌サイエンス(電子版)で発表した。


 犬はひとつの種なのに体格など形態の違いが大きいのが特徴で、350以上の犬種がある。チームはこうした犬の形態の特徴と遺伝子との関係を調べようと、ダックスフントなどの短足犬種8種と、短足でない犬種64種で、DNAの塩基配列のわずかな差(SNP)を分析した。

 すると「線維芽細胞成長因子(FGF)4」というたんぱく質をつくる遺伝子の配列が重複する変異が、短足犬種だけで認められた。このたんぱく質は人間の軟骨形成不全症(低身長症)との関連も指摘されている。その後の研究で、少なくとも19の短足犬種に同様の変異を確認した。チームは、この変異は現代の犬種が形づくられる以前に起きたとみている。(本多昭彦)


いまさらながらに証明しなくても当たり前っちゃ当たり前のことじゃんと思いつつ記事を読んだ。

少し前には猫の【スコティッシュフォールド(Scottish Fold)】にも骨軟化症の遺伝子が関わっていて耳が曲がってしまう猫同士の交配の繰り返しはいかがなものかといった話もあったしね。

それぞれの考え方だけど、そもそも純血種っていうもの自体、人間が作り出したたぶん【問題のある遺伝子の固定化】だと思う。そうじゃないとみんな野生種になってしまうわけで、自然淘汰の法則上、次の世代を残せて血縁を繋げられるものしか残らないよウになっているはずだから、多種多様な生物が出現することは稀になってくると思う。

生き物たちが生きるために定められた環境の中に進化は起きるので、白変種なんかはいい例じゃないかって思う。白いライオンを貴重がっているけれど、氷河期の時代には体の色は白いほうが生き残れたはず。今だって北極に住む白クマや北極狐たちは真っ白だものね。

人間も元をたどればアフリカ人の肌の黒い種類だったそうだ。それがすむ地域出生きながらえるための変異や、かかる病気などの淘汰によって、白人も出現し黄色人種も出現しっていう変化を遂げてきている。国によって血液型の分布が違うのも、環境に合わせて生き残るための防衛本能なのか病気ですらかかりやすいとかかかりにくいとか血液型とかでもわかれる部分がある。

そんな自然の法則を全く無視して作り出されたのが【家畜】だものね。

足が短いのはかわいいからじゃなく、その昔狩猟の用途に合わせて足が短いほうが利用価値が高かったからそういうのを固定化した。コーギーとかは牛追いのために体高が高いと蹴られてけがをしたり死んじゃうことがあったから短足にしたらしいとかいう話もある。

ブルドックも、今じゃイギリスでは騒がれてスタンダードの改正もあるとかいうけど、もとは牛と闘わせる闘犬として作出された犬種で、顔のしわは噛みついたときに流れる血で目や鼻がふさがれないようにあるとか、下あごが突き出ているのは噛みついたら振り落とされないようにがっちり噛みついていられるためだとか、足が湾曲しているのは踏ん張る力が強まるからだとか、まぁいろんな理由があるわけで…。

近年、犬たちの用途は作業にかかわるものは皆無と言っていいほど減ってしまった。残されたものはドッグショーという分野で見た目をより美しく過激なくらいに極端に見せるものへ移行した歴史の時間がある。当然、固定化の中で犬種が持つ遺伝子プールは極端に狭くなり多くの問題が出現して来るのはいわば当たり前なのだろうと思える。

そんな中で独りよがりに昔のシェルティー?のように作業意欲があって現役で一日中牧羊ができるような活発な頭のいい忠実なシェルティーを産ませたいなと思っている。でも理想と現実のギャップはかなり大きい。自分の理想もかなりぶれてるなと思うこともしばしば。

ドッグショーで活躍するようなコートが十分にあるシルエットの美しいシェルティーも大好きだし、多少毛が少なくてもキビキビと動きジャンプ力があって走れば抜群に早く、飼い主をいつも見つめて一緒に何かの仕事を楽しんでくれるシェルティーも大好きだし…でもスタンダードがあって忠実になろうとすれば自分の望むものは目隠ししなくちゃならない部分も分かってくるとどっちを取ればいいのかなぁと悩んだりもする。

犬がモノなら悩まなくてもいいんだろうけど、15年以上も一緒に暮らすパートナーだと考えれば妥協したくない。理想のシェルティーにいつ巡り合えるんだろうね(苦笑)

これからもいろんなことが証明されて、何だそうだったのかと日の目を見ることがたくさん出てくるんだろう。独特の犬種を作った代償もたくさんあるだろうけど、代償以上のものがあるからこそ純血種は存続しているんだと思う。彼らにとって多くの証明が良い道しるべとなることを祈って、科学的にいろんなことを証明してほしいと思っている。。。
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2009/07/12 Sun

マリン、鼻をすりむく!

そろそろ子犬が産まれるからマリンにもやっぱり夜も二階にいてもらいたいなと移動してみた。
ベビーベッドの折りたたみ式のものでプレイヤードというのがあるんだけど、そこに入ってもらうことにした。大きさはちょうどいいし、キャスターがついててどこにでも移動可能(笑)周りは布だし完璧!と思っていたら。。。

マリンさまは一定の時間になると本来なら【徘徊行動】と思われる行動を毎日数回する。寝たきり出たと上がることができなくなった今、彼女がすることは寝たままで前足と後ろ脚を手当たりしだいに動かして寝た状態で体をずりながら動くわけ。

下の部屋では昼間はベッドの上に寝かせているのでここでぐるぐる回っている。たまに軌道が外れてベッドの下に落ちることも稀にはあるがベッドの横には長座布団を敷いてあるので大事に至ったことはない。最もいつも背中にマリンさまをしょった状態で日常をこなしているような毎日なので落ちることもほぼないんだけれど。。。

プレイヤードの周りには通気性と視覚を考えてネットが張ってある。マリンさまはいつものように目が覚めた後しばらく文句を言いその後動き出した結果、ケージのドアで鼻の頭をすりむく若者のように、ネットで鼻の頭をすりむいてまたしても出血騒ぎ。。。

最初はまた眼の中からかとヒヤッとしたけれど鼻鏡のすぐ上が少し削れた程度だった。でも何度も同じところをすりついてたら【スズ】の時のようなことにもなりかねない。そこで【スズ】の時のように周りにガードをつけてみた。でも…そのガードをくぐるんだよね。。。

結局いろいろ考えた結果、今日子犬が産まれたので、じたばたしても仕方がないし私のベッドを明け渡すことにした。

このベッド、ふつうのベッドだから高さがある。なので周りをベビーベッドのサークルで囲って絶対に落ちないようにして。。。まぁ寝るときは一緒に寝たっていいんだからねって感じかな。。。マリンさまの徘徊行動の場合、人間用のベッドの広さがあればそのうえでいい感じにぐるぐる回るから怪我もすることもない。

徘徊してしまう犬が一定の場所で動けなくなったり、先には行けないのに力任せに進もうとすることは極力避けたほうがいいと何かで読んで以来【スズ】の時もベッドよりは狭いけれど布団1枚分の広さを囲ってぐるぐる回り続けられるように作って介護していた。それが寝たきりでもやることになろうとは思わなかったけど、何事も経験で、きっと今後に役にたつのだろうから。。。


立てなくなったのは2月の終わりだった。頭を持ち上げていられなくなるのもすぐだった。この後は「床ずれ」とかで苦しませたくないなってずっと思っているけれど、幸いなことにまだまだ体は動くから毛は擦り切れても床ずれには至っていない。

これからあるだろういろんなことが大きくのしかかってきても、今の小さな幸せを「良かったね」と言ってあげられるようでいたいと思う。

病気になったことも、年老いてしまうことも、耳が聞こえなくなったことも、目が見えなくなったことも、ボケてしまったことも、立てなくなったことも、考えたら泣かずにいられなくなるような辛いことなんだけれど、辛いことばかり考えていたらきりがないからね。

今日はおいしく缶詰を5缶食べられましたよ。お水も上手に飲めたよね。おしっこもいっぱい出てウンチも良いウンチだったね。お薬も上手に飲めたよ。体の毛を梳かしたらまた少し増えているね。魔女の爪みたいだったから少しだけ切ったけど、いい子に切らしてくれたよね。体をさすってあげると気持ちの良い部分に当たれば寝たままでもブルブルってするんだよね。

また明日もおはよう!って一緒に朝を迎えられますように…
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