2009/05/27 Wed

ミールの一周忌

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ミールが天使になってもう一年たった。この一年本当にいろんなことがあったなぁって思う。

確かに愛してる犬たちはたくさんいるけれど、愛してくれる犬たちはたくさんいるけれど。。。何となく心の頼りにする長い月日を共にした戦友のように感じる犬は多くはない。

ミールはたくさんの犬たちの中で頼れる犬だったと思う。
ダッシュでさえ影の大番長のミールがいたから何の心配をすることもなく飄々と暮らしてきたんだろう。

ぽっかり空いた大きな穴は埋めようともがいても埋まることはないままだ。

いつもどこかにミールの面影を追ってあの子に会いたいと願っている。生まれ変わりのようにキースが産まれようやくシェルティーらしくなってきた。ミールの子犬時代を知ることができたらこんな子だったのかなぁと思いをはせながら子育てしている。

たなびく漆黒の毛皮をまとい、穏やかな吸い込まれそうなあの茶色い目でお茶目な表情をして小首をかしげ、私のそばにだけたたずんでいたミールのようにキースがいつか私だけの犬となる日を感じている。

生まれ変わりなんってないんだよねと思うのに、ミールだけは生まれ変わって来てくれたと思いたい。

ミールとできなかった多くのことをキースとできたらいいなと思う。
ミー君、長い一年だったよ…この一年、いろいろあったけれど君から教わったこと、ちゃんと感謝しているからね。

これからのママを見ててくださいね。。。 
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2009/05/23 Sat

さすがのマリン!

今朝起きた時思わず揺さぶって起こしてしまう位マリンの呼吸は静かだった。
この数日全く食欲が無くなって無理やり口の中に押し込んで強制給仕をしても、小さな缶詰をひと缶分食べたか食べないかだった。水もなかなか受け付けない。無理に口の中に入れるとダラ〜ッと横から流れ出てしまう。

脱水しちゃうじゃん!これじゃ点滴しなくちゃならない…そう思いつつもしてよいものなのかどうなのか判断しかねてしまう位マリの体がぼろぼろになっている。

ミールでさえ血管に針が入らなくて何度も病院の戸をたたいた。皮下点滴じゃ苦しいだけになるだろうからやるとしたら静脈点滴になるだろうと思う。針が入るとは思えない衰弱ぶり。。。

パパにあんまり良くないんだよねと話したらがんばったからなぁ〜ってポツリと言う。そう、マリンは頑張った。がんばりすぎるくらい頑張った。

海外だったらとうの昔に安楽死なんだろうなと思うように手がかかっている。でも彼女が自分の意思で食べたいと思うのなら食べられるうちは生きられると信じている。何をどう補助すればその時間が長くなるのか手探りで暮らす毎日。。。

食欲が落ちた次の日から念のためにステロイドを足した。多少のステロイドは食欲増進剤の代わりにもなるし、マリンの体の中の巨大化した良性腫瘍の成長を妨げる可能性もある。いまさら縮まなかったのだから急に何かが変わるわけではないけれど、目の中にある腫瘍の炎症もひどくはなくなっているし、鼻の炎症も止まったし、抗生剤の効果が少し減ってもなおステロイドに頼ってもいいのかもしれないと考えた。

飲ませ始めて数回。。。マリンは復活の兆しが出てきた。今朝はだめかとあせったけれど、夕方になったらいつものようにご飯食べるわよと騒ぎだした。心臓サポートの缶を半缶。デビフの介護食の缶を2缶。水を20ccの注射器で5本は綺麗に飲みほした。

一度にこれだけ食べ、水分を取ることができれば山を越えた通っても良いかなと思う。

来週にはひ孫のオーナーさんがマリンに会いたいときてくださるので元気な姿を見せられればいいなぁと願っていたし。。。

もうだめかと思うたびに復活を遂げてくれる頼もしい女帝。君はベッドの上からみんなを見下ろしているのが一番よく似合うよ。。。
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2009/05/20 Wed

Category: 老犬介護

老犬の一年

初めて買ったマリンがもう16歳を過ぎている。当然だけどその当時からの犬友達の犬たちも同じように年をとった。すでに生きている子のほうが少なくなった最近。。。

何かといえば○○ちゃんは元気?というのが合言葉になってきたここ数年。先日も旧友の愛犬が腹水騒ぎになった。

「なんか変なのよ、これから病院に行くんだけど・・・」不安そうな友人の声。

「お腹がたぷたぷしてて元気ないんだよね、胃捻転とかだったらもっとおなかってカチコチになるじゃん、そういうのとは違うんだよね、腹水かも…。」

「それって腹水だと思うよ。。。腹水がたまるって言ったらいくつかしか原因ないと思うからあんまり楽観できないわよ。」

「え。。。何の病気?」

「そんなの獣医さんじゃないんだから調べなくちゃ分からないけど、腹水がたまるって言ったら心臓か肝臓か…悪くしたら癌かもしれない…。心臓ならレントゲン撮ってもらえば大きさですぐにわかるよ。」

そういいながら自分でも絶句してしまった。

癌…考えたくはないけれど、今まで元気で確か去年も健康診断OKだったよ〜と喜んでいたばかりなんだからってそんなことにならないでほしいと落ち込んでしまう。年相応の内臓の劣化は仕方がないよねって軽い心臓の薬は飲ませていたっけ…。

「癌か…」

「でも年をとっているからもともとの心臓ってことも考えられるよ。一年で一気に心臓肥大になっていないかな?」

「そんなのこれから調べてもらわなくちゃ分かんないよね」

「そうだよね。。。」

「そういえば階段とか上がらないよ、歩くのもつらそうだし・・。」

「。。。心臓かもしれないね、前から少し薬入れていたよね」

「うん。ちゃんと飲ませてるよ、でもそう言われてみれば飲ませてるけど飲ませる前と似た感じの様子みたいな気もする。。。」

「心臓かもしれないね…15歳じゃ何があってもおかしくないよ。老犬の一年は若い犬の一年とは違うもの。。。」

「マリンは大丈夫?」

「なんとかね。。。でも心拍数も前よりかなり高いし、決していい状態じゃないけど、体をだましながら生きてるって感じかな。。。最近また食べなくなっちゃって・・・。」

「だませるうちが花だよね。。。」

「そうだね。。。」

そんな会話の後病院についた友人の愛犬は検査の結果心臓肥大が急激に進んでいたことが分かった。心筋症だろうか。。。僧帽弁の動き自体もすでに少しは悪くはなっていたのかもしれない。

排水種とか胸水がたまってしまっていてといった緊急事態じゃない分救われる。

腹水はかなり溜まっていたらしいけど、緊急性はまだそう高くはなかったらしくいきなり水を抜く作業には至らずに血管拡張剤と利尿剤で徐々に水を抜くことにしたという。
腹水には栄養があるので緊急でもない限りいきなり抜いてしまうと容体が悪化することもある。今すぐ抜かないとという状況ではなかったことにホッと胸をなでおろした。

「他に何かできることないのかしら?」

「う〜ん。。。たぶん無いと思う。獣医さんだってほかにもやれることがあるのならやってくれるからさ。でも…私なら心臓だったらパンフェノンとトランスファーファクター使ってみると思うよ」と答えた。

長々と二つのサプリメントの効用を説明し、腎不全で何度も死の境をさまよったミールが毎日6粒づつ飲み続けて状態を保ってきた話とかをした。お金もかかることだし、獣医さんたちから確証を得ていることでもない。でも…もし自分の犬だったらきっと私は飲ませるだろうから・・・。

友人はこの二つは常備薬として持っているのでとりあえず使ってみると言ってきた。

数日後、腹水もだいぶ落ち着き、すごく元気になったという連絡があった。ファクター飲ませると超元気だよ〜って言う明るい声はあとどれくらい一緒にいられるかはわからないけれど、ホンのひとときかもしれない幸せな時間だ。

老犬の一年は変化に乏しいようで病気などが一気に進行してしまう怖い一年でもある。残された時間を少しでも有意義に痛みや苦しみにさいなまれることが少しでも少なくできるように友人とその愛犬との時間を見守っていたいと思う。

犬の命が、獣医さんと飼い主と愛犬自身の生きようとする力で成り立っている時期に来てしまった老後という最後の時間を穏やかなものであってほしいと願いながら・・。
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2009/05/19 Tue

何なら食べる?

いろんな缶詰を開けてみた。手作りのものは受け付けてくれないから・・・。

その中で今日は唯一口を開いたのが心臓サポートの缶詰。ミー君が食べてくれた缶詰だよ。でも…薬を一緒に飲んで、食べたと言っても半缶どまり。1日でひと缶食べたのだからまだ落ち込むことはないと思いつつも…困ったなぁ…

ステロイドを切ったせいで腫瘍が大きくなってきてる感はあるけれど、そのせいなのかそうじゃないのか検査のしようもない・・・また使ったほうがいいのだろうか?ステロイドを使っているときは薬の作用で食欲は落ちにくい。かえって出るともいえる。

それでいいのか悪いのか…先生と相談してみよう。。。
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2009/05/18 Mon

食欲減退

ようやく自分の体調も立てなおした感が出てきたというのにマリンが急に食欲が減ってしまった。
いつもならやわらかうどんを一玉食べてそのほかにも、手作りの御飯をお玉に1杯は食べて、ついでに缶詰も食べてくれていた。ウンチもいい感じに出ていたけど食べなくなった途端に便秘で苦しんでしまう。

急な温度の変化は年寄りには辛い。私だって調子を崩したくらいだから真夏みたいになって真冬みたいになってって勘弁して欲しい。

病院ではやれることがない今の状況で、食べてくれることだけが励みだったのになぁ…。やれることはないけれど、一口でも食べてくれればと思って起きるとすぐに食べさせる。

「ご飯食べるわ!」と言ってあ〜んって口をあいてくれた日がどんなに幸せな日だったか…。今は噤んだ口の中においしいからがんばれ!と言って流しこんでいる。食べる気があれば立て直してくると思うんだけど、何なら食べたくなるのか頭が痛い…。
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2009/05/16 Sat

エリー再診

病院でもらった薬が無くなったので今日は再診にエリーと病院へ行ってきた。いつもは適当に状態を見て電話連絡でもういいですよねぇ〜って確認取って終わるんだけど、今回はステロイドを使っているのでちゃんと減らしていかなきゃならないから行かないわけにはいかない。

さぁ行こうかって用意を始めると今日に限って何を勘違いしたのやら皆さん我も我もと車に乗り込み涼しい顔を決め込んでいるので、気温も低いしまぁいいかとみんなを連れ立って病院へ到着。

病院は毎年恒例の狂犬病予防注射の時期だから凄い行列だ。急患じゃないので気も楽にのんびりと待っていると横並びに並んで皆さんを観察しているうちの子たちに気がついてほとんどの人は驚く。

確かに…普通7頭も車にちゃっかり犬がのって窓からしげしげと人間観察している風景なんってざらにあるもんじゃないし(苦笑)シェルティーにポメラニアンにダックスに…なかなかの光景だろう。近くにコンビニがあるので通り過ぎる人もたくさんいてみんな笑顔で「かわいい〜!」と言ってくれる。まんざらじゃない気分だ。

ところが・・・患者さんの中にブルドックを発見したチョコが初めて見て驚いたのやら相手が吠えるのでビビったのやら大きな声で吠えたので止める羽目に…(/_;)

確かにビビりだからねぇ…でも声かけで止まるようになったのはなかなかの進歩。前に豆粒みたいにちいさくしか見えない遠くにいるハスキーにビビりまくったチョコだから、眼を血走らせてゼ〜ゼ〜言いながら野太い声でウォンウォン吠えられ焦ったんだろうねぇ。。。チョコに向かってじゃないので「あんたのことじゃないから黙って!」というと渋々黙った。上目づかいで私は悪くないもんと言っているように見える(苦笑)

その後なかなか順番が来ないのでコンビニにコーヒーを買いに行く。さてチョコさんどうなるかなぁって思いつつ、車から離れると悲壮な叫び声をあげるので「チョっちゃん、いい子で待っててね!」と数回念押ししてその場を離れた。チョコは黙っていてくれる。「できるじゃん!」と心の中で思いつつ、コーヒーを買って戻ると離れた時とは全く逆の車の後ろに仁王立ちにりしっぽをあげて走ってくる車を凝視している。吠えていないのは花丸だけど、君だけ逆方向見てますが…?

つまり私が戻る姿はチョコには見えないわけだ。他の子たちはみんな顔をそろえてこちらを見ているのに変な奴だなと車に寄って声をかけたら死にそうな声で鳴くので苦笑い。
ついでにシンノスケまで感化されたようにダブルで「どこ行ってたんだよ〜心配だったんだよ〜」と合唱してくれて勘弁してくださいって思う。ダックスってどうしてこうなんだろう?まるで「捨てられたと思った」みたいにオーバーだよなぁ。。。自分ちの車に乗っているのにそんなに大騒ぎすることないのになぁと思うんだけどね。

そうこうしているうちにエリーの順番がきた。6頭の犬たちは車で待機。「待っててねいい子でね!」と声をかけて病院へはいる。

尿はおなかから針を刺して抜いてもらい雑菌の確認。綺麗に消えている。もう抗生剤も必要なしですねとステロイドだけ徐々に減らす方向でOKをもらった。
ついでにモリーの状況も聞かれたので説明すると、お宅の子たちが本当に健康体って言うか治りが、立ち直りが良いですよね」と褒められた。

そうですか?と聞くとすぐ治っちゃいますもんね。。。とは確かに…儲からない患者さんたちだわ。(^◇^)

でも先生の治療が適切であるからこそ、健康体に戻れるのであって、的が外れていたらこうはいかない。

あれじゃないかこれじゃないかと心配の気持ち一心で騒ぐ飼い主を相手に毎度のことながら先生こそ辛抱強くよく聞いてくれるからもあるかもね。

エリーの回復はとてもよく、立てなくなったとは思えないほど元気だ。11歳になるのに9歳のまま時間止まっちゃってるくらい元気だもんねと笑いながらエリーの頭を撫ぜる。

その娘のモリーも、病院へ駆け込んだその日のうちに部屋を走り回るし、安静にさせておいたけど次の日はほんのちょっとだけと出した庭を爆走してて、さすがにその日はソファにはとび乗れなかったけど、今日の朝はとび乗っていましたと報告すると大爆笑された。ゆうべブラシをかけたら痛かったらしくてブルーな顔になって少し足を引いていたので左の腰を強打したんだなってはっきりしましたと伝えた。


病院とは不思議な場所だなぁって思う。もう助からないとかこの後どうしたらいいんだろうとか不安で苦しくて辛い場所の時もあるし、状態が良くなってきて喜びが溢れる場所でもあるし・・・。うちには若い子も年寄りも、病気の子もいるから短い期間の中で同じ場所で様々な想いが交錯するんだろう。

いつの時も、笑顔で病院から出られるといいなぁと思いつつ、車の窓から並んで絵になる姿を披露してくれた7頭と一緒に家路についた。

ただのドライブと待ちぼうけ、診察の無かった皆さん、お疲れさま(^◇^)
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2009/05/15 Fri

Category: つぶやき

偉大な犬、天使になる

国産のシェルティーで憧れの犬のうちの1頭だったケンチェリーさんのサム君が5月11日に亡くなった。

つい先日、近所のスーパーで会ってサム君の様子を聞き、立ち話をしたばかりだった。ご近所さんなのでたまにお買いものとかであったりするのだ。

なんとか頑張っているのよと淋しそうにほほ笑むケンチェリーさんがやってきてあげたことは、私などには及びもつかない大変なことだったと思う。キャンディーも脳腫瘍という病気になったからあれだけはならないで欲しいと思うように辛いことをよく知っている。ポール君の時もとても大変だった経験を持っていて今サム君にやってあげられる最善を尽くしているのだろうなと思いつつ頑張ってくださいねと言って別れた。

サム君は今は亡きコディーという美しいブルーマールのAMCHの息子だ。彼が生まれるちょうど同じころ、私もコディーの子供が欲しくて交配をお願いした。
ほとんど同じ時期に我が家には3頭の子犬が産まれてきた。

1頭はトライのオス・カムイ。もう1頭はバイブルーのメス・ジャスミン。もう1頭は家族の愛を溢れるほど受けて天使になったトライのジャスミン。
父親は違うけれど、ダッシュの後腹でキャンディーの子供たちだ。

頃合いは4カ月、その当時はまだドッグショーも楽しむ余裕があったころで、バイブルーのジャスミンのオーナーが出陳したいというので近くのショーを選んで出場することになった。場所は明治公園。

出陳前のお手入れをするためにトリミングテーブルを出し準備しているときにちょうどケンチェリーさんが来た。すぐ横にテーブルを出し載せたのがサムだった。あの子を見た時のあの衝撃は、素晴らしい犬に共通するなぜか鳥肌が立つような感動だった。

同じ父親の子でこんなにも素晴らしい犬が生まれるのかと遺伝を恨めしく思った瞬間だった。もちろん母方の血も重要だし、相性というのかニックスというのか、たぶん同じアウトクロスの組み合わせだったものでも持って生まれたものの違いは歴然だった。同じだったのはバイブルーであるということだけ…。

我が家でもまだコディーの血は残っている。デイジーの祖父がコディーだからだ。今その血はレナに受け継がれた。同じ犬種を愛している自分にとってサム君はASSAに日本で作出された犬で出陳されナンバーワンになる大きな結果を持ったスーパースターであり、鳥肌が立ったあの衝撃が正解だったことを教えてくれている。

いつの世でも、ブリーダーの関係や一緒に楽しむ人同士の関係やらでよい犬を「良い犬」と評価しにくいことは確かにあると思う。欠点を探してああだこうだと言ったところで評価はそうするものではなく良い部分がどんなものなのか、相対的にシェルティーとしてのクオリティーが高いのか否か、それを見極めることのほうがずっと重要だと思う。

私はケンチェリー出身ではないけれど、この系統の犬が好きだし、自分が持ったイワシミズ犬の系統が表すものも大好きだ。サム君を交配しなかったことが今は心残りだけれど…。

憧れの犬の第一号アンディー(タイムバンディッと)の血が欲しくて、多くの人に「ポチ」とののしられたキャンディーの性能のよさを受け継ぐ素敵な犬を作った。それがダッシュだ。ダッシュは我が家の宝であるし、多くの犬の父親になった。それもこれもケンチェリーさんが交配を受けてくれたから叶えられたものだと今も感謝している。

レナがまだ受け継いでいるコディーの血が今後どう表せるのかはまだわからない。ラインにするべきかアウトにするべきか、思い切ってインにしてみるべきか生かすも殺すも自分次第の夢は果てしなく続く。

求めたものがすべて短い時間の中に完成できる人もいるだろうけれど、私はのんびりゆっくり自分の愛するシェルティーを作り続けていきたいと思う。そしてそれがいつか形になって、「鳥肌の立つような犬」に出会える日が来るかもしれない。

長い年月と輝かしい歴史を織りなしてきたシェルティーの世界で大輪の花がまた一つ散ってしまったことを悲しみつつ、シェルティーと暮らすだけにとどまらず、繁殖に携われていることを感謝して…。

サム君長い間お疲れさまでした。ゆっくりお休みくださいね。。。
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2009/05/14 Thu

年をとったなぁと思う姿…

べナイアー系のゴージャスだったサムもよる年波には勝てない。
すっかり白髪が出て、なんかおじいちゃんって顔になってきた。年寄り軍団の中ではまだ今年の12月で12歳になるという年齢なのになんか老けてるなぁ…

それでも今日はちょっといい感じのショットが取れたのでたまには御披露。

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2009/05/14 Thu

安静の文字はなし…

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一日たって、よろけながらも、ケージから出してもらえると痛みなんかどこかに消えちゃうのかモリーの辞書には「安静」という文字はないらしい。

もともと、ゆっくり歩くって言う言葉も彼女の辞書にはないのだから、部屋の中だけなのにドタバタと騒々しい。腰が安定していないせいでなおさらなのだ。腰砕けになりながら動き回るモリーにはらはらしているって言うのに。

でもずっと閉じ込めておくわけにもいかないし、おトイレもあるし、お水だって飲みたいわけで…ダッシュたちのようにすんなり言葉が通じたらどんなに楽かねぇ〜とモリーの小さな頭を撫ぜてみる。

タタタタタ〜と走り出すモリーに何回「モリー、走らないの!」と声をかけているやら。。。最初は静かに、だんだんイラついて声が大きくなるころにはモリーも様子を伺いながらタタタタタ〜っと私の横を走り抜ける。腰よろけてますけど…

「痛い」ことでふつうは学習できるのにモリーはもともと爪から大出血していてもしばらくしないと気がつかないくらいハイテンションになってしまう子だから、ケージから出た嬉しさが先行して一気に動いちゃうんだろうなぁとはわかっているんだけど。。。

痛み止めを飲んでいるからって痛みが少なくて動けるだけなんだろうにとまたケージに入れられブルーな一日を過ごすことに。。。モリーにとっては災難の日が続いている。でも彼女は与えられた運命を静かに受け入れてくれるので、ケージの中に入れられて不満タラタラでも一切吠えないし、中でくるくる回って暴れる何って言うこともないし、中でガリガリ掘ったり、変な声を出したりもしない子なのでこちらとしては大変ありがたい。

ケージの中でおとなしくジ〜っとしていてくれる犬ほど可愛いものはない(苦笑)


ほぼ不貞寝状態になって前足の上に顎をちょこんと乗せて、まるでダックスのように上目づかいで私の一挙一動をジ〜っと観察し、私からは「うらめしそう」に見える。

ケージに入れられたモリーは心細かろう。他の子がみんな出ているのに何で私ばっかりってそのくらいは考えられるんだろうなって思う。ケージから出すとき、「よく我慢したねいい子だったね」と褒め続け、おやつの一つも与えながら庭に連れて行き、他の子をシャットアウトして一人と1匹の時間を作る。

我が家の庭はようやく緑色になって芝の上のほうが足の安定性がいいかなと伺いつつ…。

ブルーだった目つきが一瞬で変わり、「お母さんと私だけね!」としっぽを高々と掲げ、胸を張って立つモリーは美しいシェルティーだ。やはり家の中よりも芝の上のほうがよろけないなぁと思う。目でモノを言うのがシェルティーだと大御所であるブリーダーさんが大昔本のインタビューだったかで書かれていたけれど、本当にそうだなぁって思う。

モリーの輝く目は私に話しかけてくる。たどたどしい言葉のように彼女の気持ちをいっぱいに表して。
マリンが既に目も見えていなくなり、老犬たちも徐々に耳が聞こえにくくなってきて、その仔そのことそれなりの時間が経過していくけれど、目が見えなくても耳が聞こえなくても犬たちは体いっぱい表現してくるから、いつまでもその表現を受け止められる自分でありたいなと思う。

私だったら・・・シェルティーはよぼよぼの年寄りになったって、体中の表現で人とコミュニケーションが上手に図れる素晴らしい犬種ですよと言うだろうなとにんまりとモリーを眺めている。

本来、私の理想は、言うことすべてちゃんと聞ける子だったらもっともっと完璧なんだけど、個体差っていうものがあるし、その仔自体の絶対評価から言えばモリーはこの程度で十分過ぎる子だとおもうから、「モリー!走らないのよ!」とたしなめながら毎日を過ごしていくと思う。

。。。この際痛み止めの薬飲ませないほうがいいのかなとちょっと意地悪く考えてみたりしつつネ(苦笑)
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2009/05/13 Wed

モリー・腰を強打!

夕べのこと。またしてもやってくれましたおバカのモリーちゃん。。。


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ようやく走行禁止令も解けて、気持ちよく毎日を過ごしていたんですけどねぇ…いつかはやると思っていたある場所で…空中高く飛んだら壁に激突。(当たり前なんですけどね。)

うちにはモリーちゃんとかいるから気をつけていたのに、いろいろとあった結果、家族がこうするべきなんだと強行していた本来なら防御になるはずの場所。私的には逆効果だと思うと何回も外していたんだけどそのたび直されていた場所。それ見たことかと頭にきてわめき散らしてしまった。

日々の鍛錬からシェルティーとは思えない動きをする輩が続々いる我が家にはかえって危ないんだと言っていたのにさ。。。そうじゃ無いじゃんとやった結果がこれじゃないの。どうせウチの子しか使わない場所なのに、被害者第一号発生(/_;)あ〜あ・・・

強大な悲鳴を上げて転がりまくり、おしっこまで漏らしたモリーは30分たっても立てないままなので速攻シンバ先生に電話を入れて診察を依頼する。ちょうど診療時間が過ぎてしまったばかりでまたしてもこんな時にと申し訳なくなる。

骨盤が折れてるかもと思うような痛がりようだったし、崩れるようにしゃがみこむモリーにエリーの時のように大手術になるかもと心臓がどきどきした。
歩けるように戻るのか?こんなに走るのが好きなのに、一生車いすかもしれないなと可哀想で泣けてきた。

「本日休診」の札をくぐると心配そうな先生とスタッフが待機しててくれた。

「たぶん腰と左足だと思います」と行ってモリーを見てもらう。痛いのを相当我慢しているようだが、この子は精神的にちょっと変わってる部分があるので見知らぬ他人に触られていることで、「痛いのよ!」という表現をやめてしまって石のように固まってしまった。

先生の診察では折れていなさそうとのこと。ちょっとはほっとするも、以前ほっとした途端にレントゲンで確認したら地獄の底へまっさかさまって言う経験があるので現像が終わるまで気が気じゃなかった。結果は異状なし。たぶん打ちどころがあまりにも痛かったのでパニックを起こしておしっこまで漏れたんじゃないかってことに…。

先生は神経もやられていないし、靭帯とか切れてたらもっとぶらぶらしちゃうから大丈夫だと思うよと言ってくれる。でも立てない。崩れるようにへたり込むモリー。。。

痛み止めの注射を打ってもらい、とりあえず数日薬を飲んで様子を見ることになった。

モリーの筋肉量を見てもらうと、やはり前足のほうがかなり発達しているらしい。後ろ脚には偏りがある。それには効き足しか使わないモリー独特のものだなと思う。いつもいつも喜々として走り回る時に時計回りにしか回らないことが原因だ。でもそれは赤ちゃんのときに失った一本の指の機能のせいもあるから仕方がない部分だともいえる。

先日お世話になったあのエリーの最期の子なんですよと話すと、なるほどねぇ〜といわれる。どこかしらエリーに似ているんだろうか?そうか我慢しちゃうのは同じかもね。エリーは固まったりはしないけどさ。

5・5キロしかないモリーには贅肉がない分綺麗な筋肉が素人が触ってもわかるほどに発達している。いい体してますねと苦笑いされ、怪我しないようにしなくちゃねと抱きかかえられて帰宅したが、先生にもスタッフの人にも、大ごとじゃなくてよかったねと慰められる。

本当に…大ごとじゃなくてよかった。

家に戻ったモリーは数時間たってもよろめいてうまく歩けないくせに、部屋に放されるといつものつもりで爆走しそうになるのでことごとく止められて不満そうだ。

なんのために痛み止めを打ってもらっているのかチ〜ッともわかっちゃいない。
病院でみんなに「こんなに痛い目にあったのだからモリーちゃんも気をつけるんじゃないですか?」と聞かれたので、思わず、「この子は無理だと思います。たぶん痛かったのは自分は無謀に飛び越えたからだという学習はないはずなんですよ。あったら飛ぶのを躊躇する仕草があるんですが、今まで痛い目に何回か会ってきたけど、全くないですからね。。。たぶん痛いとパニックになっちゃうのでどうしてそうなったかは消えちゃうんだと思いますよ。野生じゃ生き残れないタイプだから!」というと爆笑された。

そう・・・純血種にもなった犬たちの中には人の手がなかったら絶対に生き残れないタイプの犬がいる。モリーはその典型的な頭の構造をもった犬だと思う。でもそれがまた可愛くてついつい甘やかして毎日を過ごしてしまうんだろうと思う。

血統には関係のない環境的な問題は解決できるものとできないものがあるんだと教えてくれるモリー。赤ちゃんのころ、全く歩けなかったし、家の人間が抱くだけでも、カチンコチンにかたまってしまったことを考えれば、2歳を過ぎてようやくお散歩も行けるようになり、今では呼んだら帰ってくるし、「ストップ」もわかるようになったし、私にとったら驚異的な進歩を遂げた愛らしい家族である。5年かかったってをんなこと屁でもない。(笑)小さいころは一生このままなのかなぁと不安にもなったけど、てんかんとか起こすかなぁと怖かったけど何とかかんとか暮らして来れた。


そして気がつけば、モリーはちゃんと我が家の色の犬になった。それだけで十分な私なのだ。怪我につながるような突飛な行動さえしないでくれれば気も休まるんだけど、まぁ仕方がないと諦めながら注意してまた毎日を過ごすしかない。モリーちゃん、またしばらく走行禁止だよ。。。 
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