2009/03/31 Tue

Category: つぶやき

水頭症だったら・・・

犬も生き物だから思わぬ病気にかかることもある。昨日悪性リンパ腫という病気のことを書いたけど今日は水頭症の子の話。

たまたまなんだけど、立て続けなのにも何か訳があるのかなぁと思いつつ書いておきたいと思う。

水頭症はうちでも経験がある。1頭は同じ水頭症でも合併したものが稀なものだったので東大病院では安楽死を勧められたけれど、いろんな人の協力のおかげで亡くなった後の解剖に献体をすることを条件に高額な手術を受けることができた。

俗に言うバイパス手術だ。手術は見事に成功し、ほんのひと月ほどだったけれど幸せな時間を過ごした。でも、バイパスがずれて外れてしまいあっという間に悪化し立て直そうともがいた結果は悲しい時間の積み重ねの中に安楽死だった。

飼い主に託したその後に起きた事例で、我が家も嫁ぎ先もその犬のために何ができるのか、どこまでやるのが本来なのかずいぶんと相談し合ったものだった。でも基本は、嫁いだ先の人たちが愛犬を家族として受け入れていてくれたからこそ、出戻ることもなく慣れた暮らしの中で生涯を閉じられたのだと感謝している。
彼らとはもう5年以上も経つというのに、犬はすでにそこにはいないのに、よいお付き合いを続けている。

彼らの愛犬を見送ったのち、全く血統の違う犬が水頭症になった。最初は水頭症とはわからないまま時が過ぎ、わかった時点で高額な手術をするかどうかの選択をしなくてはならなくなった。

最初の子の経過が良いままで、結局安楽死になったという結果でなかったら、一度の手術で若い命をつなぎとめられ、正常に戻してやれると信じ踏み切ったかもしれない手術だった。でも・・・100万円からの高額な医療費を支払い、数カ月だけ命を長らえさせられる飼い主はそう多くはないと思う。

私は高度医療ではなく、緩和的な治療を望み、その医療費の存続に経費を費やそうと思った。そうでないとその犬1頭しかいないわけではなくほかの犬たちにも今後何があるかわからない中、どれほど長く続くかわからない闘病という戦いに使い続けられる経費があるか不安だったからだ。

できることがあるのにやってあげないなんってと思う人もいるかもしれない。でも、人間並みの医療が発達したとしても、保険機構が徹底していない生き物たちの医療費は果てしなく膨大だ。

飼い主の暮らしがひっ迫してしまうほどに、やらなければならないはずはないと思っている。もちろん、遊興費に使う余裕があるのなら、ぜいたく品を購入する余裕があるのなら、ともに暮らす友人のためにその費用を使ってあげて欲しいと、そのために使うだろう時間を犬のために使ってあげたいと願う。

そんな思いを持った中に水頭症の仔犬の件が舞い込んできた。
できるアドバイスは二つ。

ひとつは、金銭的な余裕と、その後に費やさなければならない時間的な余裕があるのなら、バイパス手術という方法があるから、手遅れになる前なら何とか手がかかるけれど生きながらえさせられることは可能だという答え。

もう一つは、その犬の状況を見て、痛みや苦しみを軽減することができない時が来ているのなら、安楽死の選択は否定するものではないという答え。

相談者が担当医との中にどちらの選択をするのかは私にはわからないけれど、どちらの選択も犬のために正しいものだと思う。

犬の寿命は最初から人よりもはるかに短い。その短い寿命を平均年齢まで長らえさせられたかどうかが幸せの基準ではなく、生きている時間の密度の問題だと思う。

私は2カ月ちょっとで亡くした命も、1年と少しで亡くした命も、2年きっかりしかがんばれなかった命も、4年間ずっとそばにいた命も、14年という長い年月を謳歌した命も、どれ一つ一緒にいた時間の長さで悔いたものはない。

できることならもっともっとできるだけ長くこの手の中につなぎとめておきたかった命ばかりで14年という年月でもそれは変わることはない。

犬も人も、命ある生き物だから、どんな運命があるのかは生き始めなければわからない。その命が得ることのできる環境と状況の中で密度濃く生きることができたらそれは幸せな一生だったのだと思いたい。

大きな病で限られた命の最終日がわかっていたとしても、その日が来るまでの間、精一杯犬たちが飼い主から愛されるようにと願うのみ…。
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2009/03/30 Mon

悪性リンパ腫・・・。

ようやく2歳になったばかりの梅ちゃんの兄弟が悪性リンパ腫らしいとの連絡が入った。

1月に入ってからなんとなく元気が無くてたまに吐いていたのだそうだ。何回も獣医さんに行ったそうなのに、ずっと問題は無いといわれてきて2ヶ月たった後、突然こんな診断・・・。
まだお散歩にも行けているのに、最終的には安楽死も考えておくようにといわれたらしくその落ち込みようは言葉のかけようも無いほどだった。

とっても綺麗で大切にされていっぱい可愛がられているのに、何でこんな若さで旅立たなくちゃいけないんだろう・・・。祖母も、母親も父親もその間に生まれた子達もみんな元気なのに・・・。

早く天国に帰らなくちゃいけないそんな理由があるのだろうかと辛くなる。診断が早かったら助かるのか?悪性リンパ腫はそうじゃないと聞く。それでも杉並とかシンバ先生とかだったらもっと早くわかったかもしれないのにとつい思ってしまう・・・よくないことなんだけどね。

私がかけることのできた言葉は「まだ残された時間があるのだからいっぱい思い出を作れるように・・。」という応援だけだった。

抗がん剤を使うことがよいことなのか悪いことなのか、その余命を考え、飼い主の負担を考えたらおいそれとはこうしろということができない。病気にはそれを抱え込みながら長い時間を共にすごせるものもあるし、あっという間に神様に連れて行かれてしまうものもある。

どんな病気だって少しでもそばにいてほしいし、少しでも元気で笑っていてほしいと思う。

犬は人とは違うから、人によって病気を抱えた犬に対してどういう感情を持ってどんな行動できるか、それはどれが正しくてどれが正しくないといえないものばかりだと思う。

私もきっとうちの子が若くても悪性のリンパ腫だったら抗がん剤を使って延命を望むかと聞かれたら望まないと答えるんじゃないかと思っている。定められた運命としてその命の寿命と受け入れるのも一つじゃないかと思うからだ。

痛みや苦しみからはできるだけ遠ざけられるようにどんなことデモするだろうけれど、消え行く命をいたずらに引き伸ばそうとすることがその犬にとってよいことであるならばと願うだけで・・・

あの子の残された時間が輝きを増すようにトランスファーファクターをプレゼントした。。。少しでも残りの時間が長くなるように願いをこめて・・。
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2009/03/29 Sun

場所替え

毎晩あまりにも泣かれて困り果てて、ついにマリンの居場所を変えることにした。
今までは彼女が自分で選んだ場所に寝かせるようにしていたが、これだとどうにも私が動くことが多いので夜中にもなると他の子たちも起きてしまう。
いつもの定位置に一番近くミールがいた場所に場所替えをした。

マリンの体は抱くあげるにもかなり気を使う位骨も細くなり、何かの拍子に骨が折れるとも限らないので他の犬たちのいかないほうにしてあったのだけど…

ステロイドを切ってから傍にいるかいないかがよく分かるようになってしまったように思えるほど、いないと泣きわめくようなので体の触れている位置にいられるようにするにはこれしかないし…。他の子たちにはマリンの上に乗らないように散々いい聞かせたらなんとかうまくやっていけそうでほっとしている。

そばにいてねと言われて、いられる時はいてあげたいと思う。掛け布団を4つ折りにした上に毛布でくるんで載せて、ベッドの上に載せたらなかなか気に入っているようだ。
顔の高さも前よりも近くなって納得するんだろうか…。

なくたびに、抱っこしているよりも変えって楽になった。マリンが満足し、私も手が楽になるのなら、多少人がこれない状況になっててももういいやって思う。よほど親しい人以外、当分来客はNGだな。。。(笑)
ソファーベッドはベッドになったままだし、その上にはマリンさまが・・・だからねぇ。。。(−−〆)
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2009/03/27 Fri

できること…

25・26日とこの二日間、夜中に起きてるのはいいんだけれど、ほえるのでちょっと困る。

以外にあんなに小さい声なのに響くんだよね。。。30分くらい抱き起していると寝ちゃうのでベッドの寝かせる。もういい加減寝るよなと思って離れてしばらくすると、はっとしたように起きて顔を擡げてあたりを見回して(電気だってつけてあるのに)吠え始める。

うとうとするとまた…結局1時間おきに泣くので、あれやこれややってみても寝ない。(/_;)

いつもならこの時間はもう寝続けているけど、今日は違って、朝方2時間ほど寝てくれたあとまた起きて何かといえば吠えて呼ぶのだ。

今…仕方なく毛布でくるんで、抱っこしながらこれを書いている。意外におとなしい。。。

抱き上げるとせき込んだりするし、体に負担がかかるだろうにとは思うけれど、抱いてればおとなしいってことはそうしてほしいということなんだろうと思うしかない。だってマリンはしゃべれないから・・・私は彼女の意志を想像の中で受け止めて行動して様子をうかがうしかないのだから。

抱かれたまま寝るのはそうはないことだけど、そばにいるだけでは不満なら抱けるときは抱いていてあげようと思う。

じっとしていたり、やたらに顔を押しつけてきたり、急にもがきだしてまるで歩いているかのように手足をバタバタすることにも慣れたから・・・もうこうしてあげられる時間がどれくらいあるのかさえ判らないのだし、できることはこんなことだけなのだろうし…。

でも今朝はスープに浸したパンを山ほど食べている。体を立てて抱いていると楽なのか寝息を立て始めた。横になると苦しかったんだろうか…。
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2009/03/25 Wed

今のところ…

血膿みたいのがドバッと出た後、心なしか緑っぽい鼻水がすくなったように見える。元気はあんまりないように見えるし寝てる時間が長い。

夜中にかなり起き続けているので夕べ寝たのは朝明るくなってきた5時近かった。パパが会社に行ったにも知らないで9時まで寝ていた。今日はどうしても実家に行かなくちゃならなかったので、10時なって起きたマリンに薬を飲ませ、ちょっとだけパンを食べさせて様子を見た後、大丈夫だと判断して出かけた。

マリンはこのままずっと起き続けて3時まで寝なかったらしい。せき込むし、体位を変えても寝ようとしなくて裕貴はとても困ったようだった。珍しく実家に電話がかかってきたくらいだから困り果てていたんだろう。

4時に家に戻るとようやく眠ったよという。すやすやと寝息をたてて眠っている。もうじき帰って来るから大丈夫とでも思って眠れたのかなぁとか考えてしまう。

その後、トウトウと眠り続け起きたのは夜の10時。機嫌良さそうに大きな欠伸などして鳴くこともなくもがくこともなく首だけもたげてこちらをじーっと眺めた。

なんとなく、「ああそこにいるのね」とでも確認しているかのようだ。

うどんを煮てあったのを温めて、野菜と肉も一緒に崩していつものように上げてみたらいやだなって顔をするので、スプーンをやめて手づかみであげたらずいぶんよく食べた。多少味がついているじゃがいもの煮たものは一番よく食べた。

こんな時になったら味がついていたほうがいいのかもなと思う。量が食べられない分、塩分も糖分も、ミネラルやらビタミンやらその他もろもろ摂取量が足りているわけじゃないし…。びっくりするほど食べてくれたわけじゃないけれどうどん半玉分くらいは何とか食べられたので一緒に薬もうまく飲めた。

1時間ほどまったりと寝ていたけどようやく夜中の1時・・・「ひゃん!」と呼び始めたのでこれから少し抱っこして彼女の気が済むように周りを見回せるようにしてあげようと思う。
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2009/03/23 Mon

鼻から血膿!?

今朝起きたときマリンが大きなくしゃみをした。

いつものように鼻についてる緑っぽい鼻汁を取ろうとした矢先だった。【クシャン!】という大きな音とともに飛び出てきたのはなんだか赤っぽい。
くっついていた緑っぽいものは鼻の淵にくっついていたのでティッシュでとってみると、ティッシュがピンクに染まった。

へ・・・?血が出た?鼻血?・・・鼻血にしちゃ色が薄い。膿のようなそうじゃないような…。

どうしよう…鼻の中になんかできているんだろうか?病院へ行ったほうがいいだろうか…起こしてちょうだいと怒っているマリンを抱きながらしばらく考えていた。

もうすでに神様から預かっているだけにすぎない命だって思っている。いまさら病院へ行ったところで、感染症のために抗生剤をもらっているだけで、ステロイドも止めないとどうしようもない状況。
目の中にも何やら腫瘍っぽいものが出現し始めているけど手術できるわけの体力もない。

悪いものならもっと極端に具合が悪くなるだろう。それにやれることがあると言っても命と引き換えになりそうなことばかり…。皮下点滴だって出来ようもないのにいまさらどうしようもないか…。

マリンはといえば腹が減ったわと口の周りをぺろぺろしているのでとりあえずご飯を食べさせて薬を飲ませた。

マリンにしてあげられることの選択は難しい。苦しまずに痛がらずに眠るような最期を迎えさせてあげるために、自分の動揺で右往左往してはいけない時にいるんだとわかってるけど、それでも悪いものだったらどうしようと悩んでしまう。

悪いものでもそうじゃなくてももうどうしようもないんだけど…。

おなかいっぱいになってまた眠り始めたマリン。何をすればいいんだろう…。
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2009/03/22 Sun

遊泳運動

夕べまた少し熱が出てきた。毎日そう変わらない様子だったマリンの動きはここ数日何となく変な感じに思える。

気のせいかもしれないけれどスズのときの遊泳運動に近いのか、もしくは立って歩けたのなら、まっすぐに歩き続けて、壁にぶつかっても手足だけが機械のように動くあれかもしれない。脳が委縮し始めているのかなぁと思わせる行動に見える。

横にしたままだと起きた後しばらくすると騒ぎ始めるのでみんなが見えるように体を起こしてあげてあればおとなしかったんだけどな…。

数日、それじゃ気に入らないのかその恰好でも鳴くようになった。そして手足をジタバタさせ続けて最終的にはもがき倒れてずるずると動き回るっていう形だ。

毛布の上に直接ではなく小さめのクッションの上に寝かせておくと手足が下には触れないから動けないでわめくだけだけど、手足が触るとずりずりと動き回る。じっと観察していたら動いては止まり動いては止まりを繰り返しつつ、最終的には動けなくなった場所で死んだように寝てしまうのだ。

全く・・・スズの時にそっくりだと思う。

やせ細った体でこんなに食べるのかと思うほど食べ、それでも太ることはないし、よほどのことがなければ下痢にもならなくなった。スズのときもそうだったよなぁと思い返してみる。

年をとるって辛い。ミールのように気持ちがはっきりしたまま別れが来るほうが辛いのかもしれないなぁとぼんやりと思うようになった。
マリンとの別れはそう遠くない時に来るだろう。悲しいことはどの子との別れとも変わることはないけれど、キャンディーのときと同じようにあきらめにも似た、仕方がないのだという思い、覚悟ってものができているように思う。

逝ってしまわれることが悲しくて辛くてなんとかその時間を先送りできないかと悩み苦しんだ、ミールやジェニーやヒカルの時とは違う覚悟みたいな気がする。

16年超という長い年月を2カ月の子犬からずっと一緒に暮らしてきて、華やかな世界を教えてもらい、犬についての多くを学ばせてもらい、新し命の誕生を分かち合い、犬とは何かを教えられた大切なパートナーのマリン。
彼女の生まれ持ってきたすべてから、毛色のことも、シェルティーという犬種のことも、ドッグショーのことも訓練のことも、フリスビーもアジリティーも私が望んだものすべて経験するという意味でかなえられたように思う。

そして今、初めての老犬との暮らし方の中に学ぶことはたくさんある。いつどこで遭遇するかわからない何千という病気の中のいくつかと関わり合い、その対応に追われ工夫が生まれた。経験した者にしかできない工夫はたくさんあるものだ。

初めて買った犬が今年をとって、飼う前に考えていた通りに寝たきりになり、私や家族のことすらわからなくなり、垂れ流し状態なのでおむつまでしている。だから、最初からわかっていたことだからドンと構えられるのかもしれないなって思う。

パパと二人で話す夜、「ここまでよくがんばったよね、十分過ぎるくらいいい子だったよね、だからこんなに最後は手をかけるんだね。」

別れが来る前にたくさん抱っこできてよかったと思える時間を作ってくれる偶然に感謝する夜がまたやってくる。
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2009/03/20 Fri

Category: つぶやき

ジェニーの記録

ようやくジェニーの記録をこちらのブログに移動し始めた。

あの子が生まれてきてからの大変だったことを書き残してある日記から移動するには、天使のような小さな命の重さが重過ぎて、開けないままでいたのだ。
50グラムという重さで生れ落ちたジェニーは幾度もの試練を乗り越えて、がんばってみる価値があることを、その命に託された使命があればその使命を全うするために生きるのだということを教えてくれた。

何度もあきらめかける私に【ママ、私はがんばっているよ】と精一杯努力してくれた。

ジェニーとの夢のような2年間は本当に短かったけれど、命がどれも等しいことや、その重さが量れるようなものではないことや、命をはぐくむことが、そこに生きていることがどれほど貴重で素晴らしいことなのか、頭でわかるだけではなく体にしみこませてくれたと思う。

繁殖に携わる多くの人たちが、犬に関わる多くの人たちが、命の重さやその等しさや、生きていること自体が貴重であることを忘れないでほしいと願っている。

私たちにはジェニーがいて、天使になった今でも彼女が存在した意味を重く受け止めている。そして短かった彼女の人生に私たち家族が一つでも花を添えられたはずだと信じ、彼女に愛された感覚を忘れることは無いだろう。

数日から数年の儚い命も、十数年の長い時間を共にできる命も、病気一つしないで暮らせた時間も、病に倒れ共に戦いの日々を送る時間も、何一つ比べて優劣のあるものではないと思っている。

それはジェニーの笑顔からわかるはずだから。沢山の写真を残しておいて良かったと思っている。ようやく30日過ぎまでを移し終えた。これからかわいくなる盛りの時期の1ヶ月を移し始める。

でもきっと・・・ジェニーが今ここにいないことに涙しながら、あの笑顔を見直す時間は夜中にマリンを見続けながら行うことになるのだろう。。。
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2009/03/19 Thu

海外から…

マリンのことを日ごと綴ってきて、昨日は伝えたいものが伝わっているのだろうか?と書いた。コメントをくださった方もいて、ほんのちょっぴり気持ちが楽になった。伝わっている人が一人でもいてくれること、こんな大した情報でもないものが役に立ったと言ってくれる人がいるっていう結果が今のマリンや私にはとてもうれしいことの一つだ。

その中で今回は海外からもメールをいただいた。
年老いた愛犬の老化による変貌を受け入れたくない悲しみが見えてくるその内容は、そんな状況の中、そうなんだ、みんな年をとっていくんだねと気づかされた感謝が書かれてあった。

年をとったらお漏らしもすることがあるよね。
体がうまく動かせなくて癇癪を起こすこともあるよね。
耳鳴りがしてイライラすることもあるんだろうね。
お腹が減ってがまんして待てないこともあるんだよね。
お手入れできるほど体力ももうないんだね。

みんな人間と同じだねって…

できることはそれぞれ違っても、犬に対する感謝の気持ちと、年老いたり病気を抱えた子への優しさとは世界共通なんだね。

そんなつながりを作ってくれるのも、今寝たきりの状態で再び立て直したマリンの頑張りがもたらしてくれたものだ。

シンバ先生に立て直しましたと連絡したら「すごすぎる」と一緒に笑うことになったこの奇跡的な回復を目に見えない神様に感謝してまた一日を過ごしている。
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2009/03/18 Wed

伝えたいこと…。

数年前、私はマリンのことについてこんなことを書いている。

●マリンの体のこと


この日記を読んでくださる多くの方は、マリンは順調に回復し、とても元気でいるのだろうと思っているのかなと思う。。。

でも何故お散歩とかに行かないのかしら?庭にしか出してあげないの?って疑問も沢山あるのだろう。

実際には、マリンの体はボロボロである。

体中に脂肪細胞腫が出来、関節炎もおき、肝臓の数値はまだ正常値には戻らず慢性肝炎のままで、おなかにはどんどん大きくなっていく大きな脂肪腫があり、これは切ることが出来ない。。。
年齢から来る甲状腺の機能低下によってある程度は引き起こされるものの部分もあり、投薬とサプリメント頼みの毎日が続く。

合わないと思った薬は使うのはやめる。
どんなに症状を改善するといわれても、改善しないものは使わない。

マリンはしゃべれないけれど、目でものを言うから。
それを飲むと調子が悪くなるから嫌なの、今日はちょっと体がきついからダックスを他にやってね、今日はとても気分が良いのよ。少し遊ぼうね、そのお薬を飲むと調子が良いから、ベッドの上に行きたいわ、お外を見たいの、ねぇ、ママ・・・

私は彼女が語りかけるその言葉だけを信じて今までやってきている。

人だって、生きるということに辛い思いをしないでいる権利があるように、犬にだってあるはずだと思う。

もし私がマリンなら、体中にできた脂肪腫を切る手術はされたくは無いだろうし、いくら今は症状が出ない数値上のクッシング症候群でも、苦しくなる薬は飲みたくは無いと思う。

もし、その薬を飲ませないことで死期が早まったとしても、私ならありがとうというだろう。

人も犬もいつかは天国からお迎えがやってくる。

その日まで自分らしく、幸せで暮らすことが一番だと信じている。

マリンは年をとってからもいろんなことと戦い、がんばっている。
私はそれを出来る限り応援するしか出来ない。
マリンが持つ寿命を彼女が締めくくるその日まで、ただただ幸せに普通に暮らせれば良いと思っている。


2004年の6月の闘病日記の中の1ページだ。この思いは今も何一つ変わることはない。

一喜一憂する日々も、やりたい事ができないもどかしさも感じない暮らしは俗な言い方をすればマリンという犬と共に人生を歩んでいることへの幸せだけで満足しているということになるのだろう。

この日記を読みに来る人々はほとんどが老犬や病犬を抱えた犬の飼い主か、我が家の犬の血縁を持つ人たちだけかもしれない。本当は子犬を飼おうと考えている人たちに読んでもらいたいものだけれど…。

犬と暮らすっていことは長い年月の中に色なことがあるのですよと伝えたいために書き残した部分も否めない。
犬の命を握ってこそ、飼い主であるのですよと伝えたくて10年もサイトを閉めないまま続けてきている。

犬の命を握っているという意味がたくさんの人に伝えられただろうか?
言葉の使えない犬たちからの無音のメッセージを飼い主はつかめるようになっただろうか?

体いっぱい使って表現したり、光り輝くあの愛らしい瞳が訴える犬たちからのメッセージを受け止められるようになっただろうか?

犬も徐々に年をとるということを、若いうちから何かの病気と闘わなければならないことがあるかもしれないことも、どんなに頑張ってもつかみ続けられない別れがあることも、子犬を迎える前に知っておいてほしいことだから・・・。

シェルティーという犬種に生まれ、美しいブルーマールのコートと青い瞳を持ち備えて生まれてきたマリン。純血種という大枠の中で、私たち家族がこんな犬と暮らしたいと望んで迎え入れた大切な家族だ。

だから・・・純血種であることから伝えられるすべての良いことも悪いことも、この手に抱いて私の子供だと決めたあの瞬間からすべてを受け入れてきた。

マールの遺伝子には問題があるとかないとか、白い模様が出る遺伝子にも問題があるとかないとか、青い目だから見えるとか見えないとか、シェルティーは犬種独特の病気になりやすいとかならないとか・・・。一方的に与えられる情報をうのみにできない性格がいろんなことを勉強するチャンスを与えてくれた。

正確な情報を得ることで安心することもあったしがっかりすることもあった。でもその正確な情報は、なんのために得たのかと考えれば愛する家族がより充実した人生を送れるように、私のできることを探すためのものだったと思う。

マリンがブルーマールで生まれたことを誇りに思っている。この美しい毛色をいつまでも眺めていたいと思う。今までもこれからも曲がった情報にほんろうされながら正しい情報を得る努力を怠らずにいよう。

わが手に抱いたこの犬が、この犬でよかったと生涯愛し続けられるように・・・。
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