2008/02/28 Thu

多少回復

火曜日に病院でエリスロポイエチンの注射をしてから気のせいか調子が良くなっている感じがある。

レバーと鳥のささ身とおかゆの粉をすり鉢で摺った物をカテーテルで押し出せる硬さにして、頬の横に流し込んだものを吐き出すことなく飲み込む量が増えてきた。

口から吐きだすだけでなく時間の経過で吐き気が出ることもない。気にかかるのは食べていないせいもあるけれどあのひどい下痢の後からまだ一度も便が出てきていないことだ。

それ以外は著しい回復と思えるくらい体もしっかりしてきたし、排尿のときに支えなくてもたっていられるようになった。

今日はトイレから3メーターほど自力で歩けた。

今日は病院にいく日ではなかったが子犬の注射で行ったついでに様子を報告すると、数値が上がらずに回復してくるようならもしかしたら急性だったかもと考えられる可能性もあるということだった。

腎機能が回復するんだろうか?あの状態で?
・・・でも確かに萎縮はしていない。

またかすかな期待を持つ自分がいる。

最初に倒れたとき、14歳の誕生日まで頑張れたらいいのにと思っていた。そんなことを彼の前で話している。伝わっているのかしら?

18日間ぶっ通しで静脈点滴をした結果、その上にまったく食べられないという状況での今の数値は正常値といっても直った証にはならない。

皮下点滴で、それも一日250ccに変更して今日で4日。土曜日に再検査しに行く予定だ。

腎機能の数値が上がらずに落ちていた数値が上がってくれていれば少しは安心できるんだけど・・・。
頑張れミール、頑張れ自分!
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2008/02/26 Tue

残された時間

ぐったりとしたミールが少しづつ目の光の力が強くなってきて顔も持ち上げてくれたりしていたから、自分としては何とか元気に持ち直せるんじゃないかって言う期待にこたえてくれているように感じ、気持ちが落ち着いてきていた。

倒れてすぐのときはもう駄目だと言う諦めにも似た気持ちが先行して、ジェニーのときのことがひとつづつ思い出されてあれもやりすぎたこれもやりすぎたと悲しみと悔しさで頭が混乱していた。

原因は違っても天国に行く最終的な形は結局ジェニーと同じになる。

今日は静脈から入れるのをやめて3日たっているので血液検査をした上で考えようと病院に連れて行った。
排尿時にたっている時間が少なくなったのは気にかかっていたけどBUNもリンの値もクレニチンの値も土曜日には正常値になったのだし、食べる気が出ているのだからきっといい方向へ向かっていると信じて・・・。

でも・・・

結果は良くなっているどころか残された時間がかなり少ないことがわかってしまうことに・・・。

飲まず食わずで静脈からすでに20日間点滴を流し続けた結果、数値は確かに下がっている。当たり前のことだ・・・。入ってくるべき毒素になりうるものが入っていない中で、たまっていたものを排出しただけなのだから。。。

もう血管もぼろぼろだ。修正できる栄養が入ってこないのだからどうしようもない。
腎臓はエコーで見てももうはっきりと色に変化がなくぼんやりと映るだけになった。

先生が言ってくれる前に、もう機能していないも同然なのかと気がついた。萎縮する前に機能不全・・・。若い子とは違うから仕方がないのかとも思うけどあと二ヶ月と少しで14歳になるミールは人で言ったら70歳を超えたあたりの年齢だ。

人間だって限界になる人もいるのはわかっているけど、病気で死んでしまうことがないようにはできないんだろうか?

臓器が何かの原因がないままに機能が衰えていくことも老衰になるのなら私がしていることは自然に反していることなんじゃないかと思う部分も大きくなった。

昨年の夏に倒れたとき以来少しづつ体力も衰えてきていたし、細胞が劣化していることは一目でわかるようになっていた。
昔と違って今は検査で何でもわかるようになったから、悪い部分をどうにかしようと手段もたくさんある。でも生き物の細胞はいつまでも輝かしく復活をし続けるわけでなく、いつかはその役目を終えて身体は朽ちていく・・・。
それは事実なのだから・・・。

ミールはALBが1・5に落ち、カリウムが2・4しかない。Htは13・3%、Hgbは4・6だ。長い間の点滴で白血球も19800もある。

抗生剤と吐き気止めの皮下注射をしてもらう。
カリウムのサプリメント(フィットケア)を1日1mlを3回補充することにし、
エリスロポイエチンの注射をしてもらった。

貧血がひどいので皮下点滴を今までの半分にし様子をみ、食べられるだけ頑張って食べさせていくことに・・・。

今までもずいぶん頑張って食べさせようと試みてきたけど、吐き出すようなら無理はしなくてもいいといわれれば果たしていつまで飲み込んでくれるだろうと悩みも新たになる。

一喜一憂しながら、今、自分は何をしているんだろうという矛盾に押しつぶされそうになる。

ミール自身が自力で食べることも求めず、自力で立つことも試みなくなったときから、25日。
苦しくない様に楽でいられるようにやってきたことは本当にこれでよかったことなのか?

一緒に暮らす仲間はミールの別れの日を知っているかのように傍に寄り添いただ見守っている。
私もそうしてあげるだけのほうが自然だったんだろうか?

病院に連れて行き、注射針を刺し、血を採って、あれやこれやと投薬し続け・・・。ミールはそれを望んでいる?
気がつくのが少し遅かったらこの25日間はもっと短かったはずだ。

一緒にいたいのは自分だけなんじゃないのか?
自分はどこまで頑張らせたら気が済むんだろう?

頭の中がやってきたことへの後悔も含め、この先への不安は大きくなるばかりだ。

エリスロポイエチンの注射が効果がなくなるのはそんなに遠いことじゃない。多少の反応はあっても骨髄が血を作れなくなっているのを修復することもすでにできない。

ジェニーのときは数回輸血をした。ミールにはしないほうがいいと思っている。先生にも、『大きな理由があって決まった期限までこの子をどうしても生かしておかなければならないのなら協力しますが、MAGICさんはそれを望まないでしょう?』と言われ大きくうなづいた。

ミールが生きていたいと望むのなら、頑張れるだけ頑張る。
協力してくれる犬たちもたくさんいるだろう。

でも食べることさえ拒否している彼に輸血をしてまで生き続けろと言えない。輸血は一時的に回復し体調が整っても持続はしない。自分の血じゃないものが入ることでの副作用のように体に大きな負担がかかってしまうこともジェニーに二回の輸血で教えてもらったから、3回目はやってできなくはなかったけれど断念している。

食べれるのなら、動物は生きる意志がある。死が近づいた動物は食べることを望まない。
どうかミールが天国に逝く時は、無理やり食べ物を飲み込まされているときでありませんように・・・。

ミールの表情から、食べたくないのか、食べれないのか・・・答えをちゃんと受け取らなければない。
全てがゼロに近づいていることがはっきりした今日から、改めて残された時間を穏やかに、後悔を少なくすごせるようにできるだけ傍から離れないでいてやろうと思う。

シンバ先生のおかげでジェニーの最後に近い日々のように病院で長い時間を送らないまま、家で一緒にいられる時間がたくさんあってよかったと思っている。

私と犬たちとミールが望んでいるのは一緒にいることだけなのだから・・・。
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2008/02/25 Mon

ベビーフード

食べさせるものによって吐くとか吐かないとかがでてきた。

せっかく買ってみたものの、腎臓疾患用はまだ体に抵抗があるのか消化がうまく行かないのか少量でも吐き気が出てしまう。高いのに用をなさないのはかなり悔しい。

自発的に興味を持つのはやっぱりレバーのみ。でも親指の先くらいの固まりを食べたらもうご馳走様だ。

体力がつくとかつかないとかの次元じゃなくて吐かないまま何とか少しでも量を食べさせるのが目標になる。

で・・・いといろやって見た結果使えるのが見つかった。

それはベビーフードのおかゆ。
粉になっていてお湯を注して蒸らすとおかゆになるって言うものなんだけど、すり鉢ですったレバーにこれを混ぜてカテーテルで少しづつ口の中に流して行くと思いのほか飲み込んでいく。

嫌な味じゃないらしい。消化が良い事もヒットだし無理やり飲ませてる感もないし、とりあえずおかゆを炊くよりも簡単でミールは食べてくれる。

炊いたおかゆを作る時間がないときにはかなりいいんじゃないかって思う。
たくさん食べてくれるようになったら炊いた方が早いけど、あれも駄目、これも駄目って言う状況の時にはこうしたのを使うのもひとつの手ダナと思った。


今日はおかゆの粉の袋20グラム分を全部飲み込んだ。勿論レバーも混ぜたが卵ひとつ分くらい?レバー一組分だ。
心なしか顔を上げた時に生気に満ちた気がする。

後は吐かずに下痢せずにを祈るのみ・・・。
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2008/02/25 Mon

血管が詰まった・・・。

昨日せっかく足から留置針を苦労の末に入れてもらったのに、一日かけて500cc入った後に今朝になってまた入れようとしたらもう入らない。

何度となくチャレンジしたけど一行に入っていく様子もないし、今回は痛がる様子も見えない。
何でかなぁとおもいつつよく見てみるとどうやら血管に行くつく直前の部分で詰まっているようだ。

検査数値が標準値まで落ちたので血管を少し休めてもいいかと問い合わせてみた。
いくらなんでも先生だって昨日の今日じゃ改めて入れに来いとは言わないだろうし・・・。

答えは予想通り。

皮下で長い時間をかけながらゆっくり500ccを流すことにしてなんとか少しでも食べさせることに専念する。
特にたんぱく質は今は必要な栄養素なので多少数値が上がってもいいから頑張って飲み込ませた。

何とかささみ1本分とレバーとご飯を混ぜたもの50グラムくらいを一日かけて食べさせた。
うまい具合に吐きはしないし、下痢止めの効果もあっておなかも鳴らない。

血管が回復してくれないとどうにもできないから今は頑張ってもらうしかない。

悪かったときに比べたらずいぶん目つきもしっかりしてきた。後は自発的にパクパクご飯が食べれるようになりさえすれば希望も持てるんだけどなぁ・・・。

スズのように食べる気のある子は苦労のし甲斐があるけど、食べない子に無理やり食べさせるのは気がひける。

もういらないのにと訴えかけるような目で見られるとごめんね、でも頑張って食べようねといいながら、嫌な事ばかりされてかわいそうにと思ってしまう。

がりがりにやせてしまったミールだけど、吐かないでいられるなら吸収できるなら頑張って食べさせていかなくちゃ・・・。少し体力が回復してくれることを祈って・・・。
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2008/02/23 Sat

本日もまた病院へ・・・。

昨日ゲロゲロにしてしまった後、二時間位したらおなかがグルグル鳴り始めたミール。

20080215_meel_marin.jpg

<写真はミールのお気に入りの場所で病院に行く前に・・・。>


やばいなぁと思っていたら案の定ひどい下痢になってしまった。
最初はトイレが間に合ったけど遂には寝たままでも出てしまう様になって偉い騒ぎだ。

結局朝一で病院に行く前におしりだけお湯で流すことに・・・。

病院へが下痢止めを打って貰うだけのつもりでいったんだけど、なんとなく留置針が気になるので見てもらったらまた外れていた。

今回は前足から何度もチャレンジしたけどどうにも入らない。先生にこの際毛を剃って入れても良いですよといったけど、そういう問題じゃないらしい・・・。

どうやら栄養不足で血管自体がもろくなってしまっている所に血圧も異様に低いから針先が血管に入らないのだ。
ちゃんと静脈が取れているのに血が逆流しない。

足は外れやすいし、腫れやすいからと避けていたけど最後の手段的に足に入れることに・・・。何とか入ったけど気をつけないと。

逆流してきた血を取ってもらって検査を頼んだ。数値は正常に戻っているけど食べていない部分が影響している。これならレバーを多少多く上げたって大丈夫だから少しでも食べさせて行こうと言う事に。

今までは本人の意思を尊重して無理には食べさせなかったけど、数値が下がっているのなら点滴もし続けているのだし、吐き気止めも下痢止めも入れたのでがんばって強制給仕してみることにする。
まずはおなかが馴れているレバーからでも・・・。

数値が下がったんだから何とか持ち直せるかもと言う期待が出てきて気持ちがゆったりしてきた。

病院でNPAの朱音とペロに会い、16歳で痴呆が始まりながらがんばっている彼にまた大きな勇気を貰った。マックスの時以来あかねはシンバ動物病院に通っている。ミールが一番状態が悪い時も一緒になっていたのでずいぶん良くなってきたねとミールの顔を見て言ってくれた。

明日は大会だけど、うちはミールががんばっているから行けないけど宜しくねと伝えておいた。子犬がいなければ大人の子達だけなので参加もできるが、大切な仔犬たちに何かあったら大変だから、具合の悪い子がいて子犬が生まれているときには私たちは競技に参加する事はあまりない。

なので・・・大会に参加するファミリーたちが良い結果を残してくれるように願っている。

朱音と二人でお互いにがんばれよ〜と犬達を励ましつつ、倒れないようにがんばろうねと約束しつつ別れた。

家に帰ってきて点滴を入れて少し落ち着いたらミールは自発的にレバーを食べた。また後で少し上げてみながら量を食べさせられる手を考えてみようと思う。
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2008/02/22 Fri

点滴すると・・・

もう何度もミールは点滴のおかげで足がはれ上がってしまっている。

どうしてもうっ血してきてしまうのだが今日はどうしても夜になってひどくなってきたけど、病院にいけない状況だったので指示を仰いでみた。

素人なんだからちゃんと先生に聞かなきゃね(笑)

最初はまた入れ替えないと駄目なのかと思いつき外しちゃおうかって考えていた。でも念のため・・・

聞いてよかった(笑)

外さなくてもテープを切って緩みを作ればうっ血は回避できるだろうから、点滴自体が入っているのなら外さないで行きましょうとの事。

。。。入れるのはできないけど外すのは得意なのでやらなくてよかった。

緩みを作ってやったら少し良い感じのようだ。明日の朝までに腫れたのが引くと良いなぁとおもう。

20080219_meel_1.jpg


今日はミールには余計なおせっかいをしそうになったわけだが実は朝っぱらからもっと余計なことをしてミールにすまないことをしてしまっている。

犬用の【キドナ】と言う腎不全専用の高カロリー食が届いたのでさっそく上げてみた。結果・・・吐きまくり。(/_;)

体力がないから吐かせないように注意してやってきたのに、なにやっているんだか自分。
おかげでせっかく食欲が少しあったのに、ゲロゲロになったおかげで今日は無理ですといわれてしまった。

流し込むタイプのものでもやっぱり食べる?って聞いて舐めさせて様子を見るべきだったと大反省の今日。

そんな失敗をする私にミールはいつも優しい・・・。

そういえばダッシュがミールに付き添うと言う件の写真。ようやく加工できたので・・・。
ミールにとってはやはりありがた迷惑にも見えないでもないか?
気持ちはありがたいんだけどネェ・・・。

 20080215_meel_dash_1.jpg
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2008/02/20 Wed

ミールが頑張れるのなら・・・。

ミールは静脈点滴を続けているが、こいつがまた厄介で、すぐに詰まっちゃうというか漏れるというか・・・。

点滴が漏れたときの経験があればその痛さが良くわかるはずだ。

以前キャンディーのときに、留置針が外れているから変えてくれと頼んでも大丈夫だと言い切られて、結果前足の一部を壊死させたことがあった。もちろんそのときの獣医さんがその病院にもいなくなっているが、今はシンバ先生なのでそういった問題は起きない。

夜遅くに入れ替えてもらったのに、次の日の朝には入れ替えてもらうようなこともあった。
体がぼろぼろの状態のミールの血管は留置針を維持できないことが多い。うまく入ったときでも通常なら10日は持つはずのものが、吐いてもがいたりするときにずれるのか最長で5日持っただけだ。両腕ははれ上がってしまい使えないので足に入れてもらったが、腕よりも外れやすいからといわれたので注意していたにもかかわらず、もったのは一日半だった。

経験豊富なシンバ先生ですら、留置針がなかなか入れられないほどミールの血圧は下がっている。入れられなかったらアウトなのであちこち探って何とか入れ替えてもらっている。

真剣な面持ちで血管を探る先生の横顔を眺めながら、普通のときはどんなに毛むくじゃらな子だって毛なんかそらないで一発で血管とるのに、ミールの状況って相当やばいんんだなぁとおもいつつ、その血管を取れる先生の技術にいつも以上に感心してしまうのだ。

また、そんな状態なので血液が取れない。血管に針が入っても血が逆流してこないわけで・・・。
数値を見たくても普通ならいとも間単に取れるはずの血液がシンバ先生が汗をかくほどとれないのだ。

後何日もつんだろうと不安ばかりが募る日々。。。。。



そんな毎日を繰り返していくうちにBUNもリンの値もクレアチニンの値も徐々に下がってきた。

16日17日にお泊りで一日中点滴を流してもらった後数値は格段に下がった。
18日はかなり吐いたがたぶんレバーを少し食べたせいじゃないかと思う。食欲があれば何でも食べたがるものをあげていいですよといわれ、レバーのみにしか反応しない彼に悩みながらレバーを上げる。
何かほかに食べたくなるものはないかとあれもこれもそれも試してみたけど結局みんな拒否する。リッツもいやだそうだ。

H4Oもまったく飲まない。自発的に飲むのは新鮮なお水のみ。

このままじゃ病気で死んじゃうのではなくて餓死してしまうんじゃないかと思い始めるくらいやせてしまった。抱くと骨がぎしぎしする。抱き上げてトイレをさせてお水を飲ませた後は妙に動悸が激しい。このまま逝っちゃったらどうしようって・・・動揺してばかりだ。

夜中眠れないからネットをあける。何かいい手はないかと探しあぐねて、また食べないだろうと思いつつもU/d缶とドライフードを購入してみた。
19日に届いたので早速口に向けるとほんの少しだけなめた。

血圧が下がっているのでファクターをふたつ溶かして流し込む。ほとんどがこぼれてしまうけれど、ジェニーもこれでずいぶん頑張れた。
数値が下がったのだから、血圧が上がれば多少元気に戻れるかもしれないという期待がある。

今日はファクターを飲ませたあとU/dの缶詰を卵ひとつ分くらい食べてくれたので嬉しくて泣きそうになった。指の腹で塊を全部つぶし、お湯を注してゆるめにして飲み込めるようにした。自発的になめとってくれた。感動・・・。

私が部屋の外から中に入ると寝ていないときには顔をもたげられるようになったし、たまに自分で寝返りも打てるようになった。今日は倒れてから初めて自分で体をなめることができた。

顔つきだって一時のひどいときとはずいぶん変わってきた。静脈点滴のおかげが一番だろう。。。続けてきて本当に良かった。今日でもうちょうど2週間が過ぎた。

この一週間ミールはよく頑張っている。だから私もあきらめないで悲観しないで頑張らなくちゃと思う。

いつさよならをしても、二人で頑張ったよねとたたえあえるように今はあきらめないで一緒に頑張ろう。
手厚い看護をしてくれるシンバ先生に感謝しつつ、その期待にこたえようと頑張るミールに励まされて私自身も頑張れる気持ちが整った。

もう悲観して泣くのはやめる。今はどこまで立て直していけるのかその手段を整えていくほうが大切なのだから・・・。
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2008/02/14 Thu

リッツを一枚

ミールは今、自力で立つことはできない。
日に数回排尿のためにトイレに入る。

洋服を着せてそのすそを支えていてやれば自力で立っていられるので、そのほうが気持ちよくおしっこも出るだろうと5号の洋服を着せている。
多少ぶかつくけど、吐く時にカラーも汚れないし、おしっこをした後に引っかかったら洗えばいいのだし、何より多少なりとも保温に役立っている気がする。

おしっこをしたあと、数メートルだけ支えられたまま前に進み、いつもの水入れで水を飲む。
飲み終わるとへたへたと座り込んでしまうのでミール用のベッドに戻す。

何を差し出してもいや〜な顔をしていらないって顔を背ける。無理に食べさせる事はもうやめた。食べれば毒素が体に回って苦しくなる・・・。薬でさえ受け付けられないのだから・・・。

そんなミールを看病しているとついつい寝られないままになる。夕べも結局朝方4時半まで起きてしまって、パパに起こしてもらったのにまたうとうとと眠ってしまってゴミ出しもできなかった。でも、たぶんちょっと安心したからじゃないかって思う。

それは夕べ寝られずにミールの傍でパソコンを開いて何気なくリッツを食べていたら、彼が急にムクリと体を持ち上げてきらきらした目で【何食べてるの?】と興味を示した。

塩辛いのでついている塩を落として砕いて鼻先に持っていくと何の苦労もなくパクリと口に入れてくれた。たった一枚分しか食べられなかったけれどもう10日以上も何も食べられない彼だったから、ほっとした瞬間だった。

口の中にべたべた溶かすが残るようなので少し水を含ませる。迷惑そうな顔をしてなめた。

そのほかにも昨夜は夜中に寝心地が悪かったのか自分でもがきながら苦労して体の体制を変えた。
今まで寝かせられたらそのままじっとしていたのだから、少しは楽になってきたのかと安堵したい気にもなる。

でも・・・何度も同じようなことを経験してくると、今やっていることもただの気休めに過ぎないのだろう。

本当はもうとっくに天国に返さなくてはいけないのに、ひたすらあがいてもがいているんだと思う。
点滴をしていてもいずれはおとずれる別れの日。

いつも思うことだけれど、吐き気が止まって苦しい思いをできるだけしないまま、眠ったまま逝けたらと願っている。

永遠に傍にいてくれるはずだという錯覚を持ちながら矛盾した思いで混乱しているけれど、あんなことがあったとかこんなことがあったとかたくさんの思い出が年数の長さに比例してこんなにも多いものなんだと愕然としている。

今まで若いうちにまだ天国に逝く日なんか来るはずのない子達と別れてきたことばかりだったから、あの子達とはまた違う別れの重さがあるのだと知った。

どんな年齢で、どんな病気とか事故とかであっても分かれる日が来るのはつらい。

でも今ミールが傍にいて13歳と9ヶ月になるまで一緒に暮らせてきたことを幸せだったなぁと思っている。
あと少しで14歳だけどその日を迎えられるかどうかはわからない。現実は今手に触れるところにミールがいて、そのことであえたことに感謝できる自分であって、ミールもきっと同じ思いでいてくれるだろう。

あの日、ミールはほかの人のものになるはずだった。
どうしてもこの子と暮らすんだと決めた瞬間からミールは私の息子になった。
先に逝かれてしまうのは辛いし悲しいし苦しいけれど今まで傍にいてくれてありがとうと送り出してやりたいと思っている。
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2008/02/13 Wed

おかえり・・・。

12日火曜日、ミールは家に帰ってきた。

BUNがまたあがったがクレアチニンとリンの値が多少減った。
でもまだ皮下点滴に変えることは難しい。

多少お水も自発的に飲めるようになっているし、病院では食べ物を少し食べたそうだし、一度帰ってもいいでしょうということで念願のおうちに帰ってこれた。

病院ではうつろな顔で目がきらりと光ることもなかったけれど、やっぱり家に帰ってこれればわかるんだろう。

ミールの寝場所を作って横にし、点滴の用意をしていると顔を持ち上げこちらをじっと見ていた。

点滴が最初はうまくいかなかったけれどなんとか無事に入れられるようになり、食べる気があればと期待していろんなものを目の前に差し出したが、疲れたのか受け付けない。

H4Oに混ぜて薬(胃腸薬と抗生剤)を溶かして飲ませたがほとんど吐き出してしまった。
注射で入れると吐いてしまうとのことでだましだまし飲ませるしかないと頑張ったけど、結果はどちらも同じだってことだろうか。

吐く時は苦しそうで自分はつらいのだけれど、ミール自身はそれが止まってしまえば穏やかに眠っている。

吐き気も下痢も今は止まっていると聞いて安心してつれて帰ってきたけれど、きっと病院ではうちにいるよりも緊張して我慢しているのかもしれないなと思ってしまう位、突然吐いてしまうことが数回あった。

彼のそばを離れるのにかなり不安が付きまとう。
点滴もあるし吐くこともあるし排尿の問題もある。

ミールはシーツを教えてあるので体の下にシーツを敷いてあることでどうにも我慢できなかったら出してもいいのだと理解できたようだ。我慢しようにもどんどん入ってくる水分のせいで大量に尿が出る。

たびたび立たせて排尿させても時によって間に合わないこともあるのだろう。
人手を考えながら点滴を止めないで排尿させ、少し体を動かし、水を飲ませ、体をさする。

私がミールのそばから離れないせいなのか、何か感じるものがあるのか、ダッシュとサムがしきりにそばによって顔の匂いを嗅ぎ、どかりと傍に横たわる。

彼らがどんな会話をしているのかは聞こえないけれど、「大丈夫、傍にいるよ」と私と同じことを言っているように思えてくる。

ダッシュとミールのチームにサムが加わったのはもうずいぶん前のことだ。ミールは3歳のときに我が家の子になった。ダッシュとは今年で10年になる。サムは1999の春、1歳半でうちに来たのでミールとダッシュとの付き合いは9年だ。

若いころから何をするにも一緒にいた彼らだからこそ、チームのうちの1頭が具合が悪いことは気にかかることなんだろうなと思う。

犬の野生種の中にはいろんなものがあって、群れの順位に厳しいものもあれば、順位にはそう厳しくないものもある。仲間意識に高いものもあり、リカオンなどは病気の仲間を看病することが知られている。

ボス争いで親や兄弟を殺してしまうような種もあるし、群れ自体がひとつの家族のようになる種族もある中で人と暮らす犬たちの純血種の中にはリカオンのタイプがいるのだなぁと思うくらいシェルティーは繊細で細やかな神経を持っている。

母親であるとか孫だったとかの感覚はないだろうダッシュが愛ちゃんやキャンディーやジェニーのなきがらと対面したときに涙がいっぱいに浮かんでいたり、食事もとらなくなってしまったり、双子のように育ってきたマリンがキャンディーを失った後何もかもの気力をなくしてしまったように、人と変わらない感情があるのだと思うことがしばしばある。

今・・・ミールという長い年月をともに暮らした大切な相手がともにいられる時間が少ないとわかるんだろうなぁと思うような行動が多い。

自分自身もつらいけれど、彼らのフォローも大切な作業だろう。でも今はただ・・一緒にミールを見守るしかできないけれど。。。

ミールは今もダッシュに見守られて穏やかに眠れる時間がある。また入院するときがくるだろうけど、今まだ私たちのことがわかって、傍にいられる間は一緒の時間を大切にしなくては・・・。

何か一口でも食べたいものができて食べさせてあげられたらなぁとおもう。
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2008/02/12 Tue

あと少し・・。

今日のミールは血液検査でBUNの数値が49にまで下がった。
でもクレアチニンが上がってしまった。
昨日が逆だったことを考えれば気にしすぎるのも良くないんだろうけど・・・。

微妙な変化。

それにしてもBUNがココまで下がるとは思っていなかった。
ミール自身は食べたいと思うようになったと言うし、フードを2・3粒自発的に食べたと言うので良かったとは思いつつ、下がらなかった数値はやっぱり気がかりだ。

静脈点滴の効果が出てきたので火曜日を退院の目途として明日一杯続けてもらうことにした。

最初に行った時、7日くらい続けられれば変化が期待できるけど、そこまで貧血とか他の問題が持てばと言っていた言葉がぼんやり浮かんできた。

あの時は状態が悪すぎてもう駄目だと思ったくらいだったから7日も先の事は考えられなかった。

ミールは今まで病気らしい病気はしなかった子だ。またあの優しい笑顔を見ることができたらと祈りつつ・・・・がんばってうちに帰ってこれることを待っている。
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