2007/06/11 Mon

ダッシュよ・・・

ジェニーが逝ってしまってからダッシュの様子がおかしい。

ダッシュは死を知ってるのではないかと思うような行動を取る犬だ。
ジェニーの時も仏壇の前にジェニーを寝かせて私が線香を手向けているとすぅ〜と傍によってきて黙って横に座る。

おずおずと首を伸ばしジェニーの顔の匂いをかぐと悲しそうに大きく目を見開いた。愛ちゃんの時は涙がこぼれたのを見たがジェニーの時は大きなため息をついた。
恐れるでもなく興味がある様でもなく黙ってじっとそばに居てくれるダッシュは愛しい。

そのダッシュの様子がココ1週間くらいの間になんかおかしい感じがしていた。
散歩に行くと息切れするようだし家に帰ってきてからも息が整うのが遅い。
やたらと横倒しになって眠り込んでしまうし、毛の抜け替わりも悪いように感じる。そういえば少し太った。
最悪なのは少し遠くなったかなと感じていた耳がまったく聞こえていない事だった。いつから?・・・思い出せない。
でもジェニーが亡くなってすぐのときには聞こえていたのに・・・

耳が聞こえにくくなったとき我家では『パンフェノン』を使う。老犬にこれがなかなか効果が高い。
購入し届くのを待って3日間続けたが思ったような効果は現れてこなかった。

遂にパパまでダッシュの耳がぜんぜん聞こえていないのだと言い出したのでパンフェノンの効果もないし不安は募る一方なので病院に行くことにした。

予想では心臓機能の低下か、弁膜症か、甲状腺機能低下症あたりかなと予想。
福田先生と鈴木先生と両先生に見てもらい副院長も様子を見てくれた。

心臓のエコーを見て弁膜症の疑いはまず問題なし。血液検査からも疑いがかかるような数値は一切なく11歳の犬にしては素晴らしい検査結果だった。

気になっていた甲状腺のホルモンの検査結果は数日後になるが、コリステロール値もまったく正常なのでまず問題はないだろう。

問題ないですよ・・・。老化現象かなぁ・・・11歳ですからね・・・

うん確かにソウなんだけど・・・大事な子が亡くなった後我家は必ず誰かしらの様子がおかしいと駆け込むことが続くので先生も慣れた物である(苦笑)
可愛いあの子が居なくなった不安はホンの些細なことでもおおごとに感じてしまう時期が少なからずしばらくの間続く。

デモなんか変だと思うんだなぁ・・・としぶる私に心電図も見ますかとやってくれたがダッシュの目の前を人がちらほら歩く上に彼の後ろに回った私がいくら体を撫ぜてやっても、声を掛けるのは聞こえていないので不安になるのだろう。Perfectには調べられなかったがやばそうという部分はないとのこと。これ以上調べるのなら24時間心電図をつけて観察する以外にないというのでようやく納得。

シェルティーの多くは老齢化によって甲状腺の機能が低下する固体が多いので10歳を過ぎてとたんに老け込むようなら疑った方がいい病気である。

ただ数値的にはっきりと出ないこともあるので、余脈であること、コリステロール値の高さや甲状腺刺激ホルモン値の検査をするほかに、毛が抜けないとか、逆に生えてこないとか、元気がなくなったとか、良く寝ているとか、寒がるとか、動きが良くないとか、ダイエットをしてもやせない(Foodの脂肪を下げても、炭水化物系を抑えても、かなりの運動量なのに等々)などから発見できることのある病気だ。


元々機能していたものが衰えたと言う事だから適切なホルモン剤を投与してあげればまた元気を取り戻す。つまり甲状腺のホルモンが出なくなって新陳代謝が悪くなってしまう事で心肺機能も低下するし体の全てが上手く機能していかなくなるのだから、正常値になるように加える事で寿命をまっとうできる恐くない病気だ。
それなら逆に話は早かったんだけど・・・

結局検査結果を待つ間、ダッシュに出来ることはパンフェノンを飲ませることと、トランスファーファクターの併用しかないかなと考える。

昼に飲ませると夜になって数回に一回聞こえてるような雰囲気が出てきた。しばらく続けていこう。

ダッシュは『僕は何で病院に行ったの?』と家に戻るとしばらくエキサイトして遊ぼうと騒いだ。
良く考えてみれば11歳だ。いつまでも若い時と同じように動き続けられるはずはない。パパよりも年上になったダッシュなのに、自分たちにはいつまでも3歳くらいのダッシュのままのイメージがある。

念のため、念のためと言いながらたまには検査しに行くのも安心料だよなぁと思う今日だった。
年をとった子が多いからあの子もこの子もどこかおかしい?と気になったりすることは多くなる。でも心配してるくらいなら病院でちゃんと見てもらったほうが気持ちはずっと楽になるんだよね。

お疲れ様でしたダッシュ!早く耳がまた聞こえるようになるといいね!
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2007/06/07 Thu

Category: つぶやき

ペットロス。。。

犬を飼い始めて5頭を見送った。

それぞれに想いは残り、それぞれに多少の後悔があり、それぞれに素敵な思い出が残る。

ヒマワリの花1

初めて愛ちゃんを失った時は半年くらいの記憶が残っていない。
彼女と一緒に出かけていた場所に近づけなくて、近くを通っただけでも涙が流れた。
それを救ってくれたのはノンと蘭の存在だったように思う。ふわふわの毛糸の塊みたいな彼女たちの天真爛漫な笑顔に癒されてきた。その彼女たちも今年9歳になる。

生まれてきたときから心拍の音が大きくて何か変だなと思っていたヒカル。まさか病院で発作を起こしてその後3日しか持たないなんって考えてもいなかった。良くなる様に行った病院で命を縮めてしまったように思えて心が張り裂けそうだった。亡くなる時には苦しまないで逝けますよと聞かされたけど3日間辛い時間だった。
たった二ヶ月しか生きられなかったことを、そんな体に生まれてしまったことをずいぶんと嘆いた。あれからもう今年で6年目だ。

まさかキャンディーがそんなに早く逝ってしまう事になるとは思ってもいなかったあのころ、痙攣の発作は身が凍るほど恐かった。だんだんと衰弱して行く大事な子の姿は耐えられない苦しみだ。そういう時生活は一変する。

スズもずいぶん頑張ってくれたし、たくさんのことを学ばせてもらった。
辛くて苦しくて悲しくてどうにもならないときの事を記録に残す作業はかなり辛い。
でも・・・その経過や考えていたことや辛い思いや嘆きはその時にしか起きるものではなく、同じようなときが来た時に大きな助けになってきた。

もう駄目だと・・・延命は出来ても完治しないと思った時から私のペットロスは始まっているのだろう。

今回はかなり堪えている。スズのことが自分の中でようやく消化でき始めてきた矢先だったからジェニーの発病はショックだった。

今回もジェニーのことが究極になり始めて来た頃から精神的にかなりやられていたなぁと想う。
人の親切が親切に感じられなかったり、ちょっとした事が嫌にむかついてみたり、見えなくていいものが見えてしまってげんなりしたり、思ってもいなかった事で手を差し伸べられてとっても感動したり・・・

ペットロスと一言で言うけれど、大切なものを失った辛さは犬であれ猫であれ鳥であれウサギであれ、共に暮らした家族を失った悲しみに良く似ている。
それは人と同化したかのように暮らしてしまっていればなおさらのことだ。

そこにまるで今の今まで居たかのように感じ、関わりあったものを見るたびに涙があふれ、何かにつけて名前を呼び、動揺する自分を見つける。

あっという間になくしてしまった命のときも、数日の24時間体制の闘病介護の日々も、一喜一憂した長い戦いの日々も、病気が進行して行くことを手をこまねいてみていなければならなかった日々も、何もかもが義母と同じだった。

何年立ってもその苦しかったときは忘れる事ができない。

大事なあの子がいなくなって、早く帰っておいでと願いながら母親のメロディーを見るたびにまたジェニーを生んでねと言い聞かせる毎日がある。
いつかまた巡り合える日が来る?きっと来るよね・・・

そんなことばかり考える日々がいつか遠くなったときジェニーはひょっこり帰ってくるんだろう。今はひたすら毎日を良い形に消化して行くことだけで精一杯だ。ペットロスは受け入れてしまうことが最善で、無理はしないほうが良い事を学んでいる。

また届き続けるジェニーへのお悔やみの花は義母の時よりもずっと多く、頑張ってきたジェニーに最高のご褒美だと感謝している。

奇跡の子犬だったジェニー・・・あれが本当の奇跡なら何故今あの子はここにいないんだろう・・・。ジェニー、ジェニー、胸が潰れそうだよ・・・。
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2007/06/05 Tue

感謝を込めて・・・

たくさんの優しいMESSAGEをありがとうございました。
多くの人からのMESSAGEはジェニーが生まれてきた意味の大きさを感じさせていただきました。

そしてまた、
たくさんの綺麗で素敵なお花をありがとうございました。

ファミリーの人たちからも、ジェニーとはネット上でしか知り合っていない方からも、病院の先生方からも、近所のお花屋さんからまでも余りある素敵な御花をたくさん頂戴しました。どの花もみんなジェニーに優しく香り、綺麗な姿は心を休ませてくれます。本当に、本当にありがとうございました。

MAGIC家一同深く感謝いたしております。
ジェニーもきっと天国でとても喜んでいると思います。あの子の事ですからたくさんの花籠や花束を見てピョンピョン飛び跳ねているでしょう。。。
ジェニーの写真は庭で撮った彼女らしい笑顔いっぱいの写真を飾りました。


ジェニーお花

ジェニーの体を神様に返した日、涙はこぼれてしまいましたが、スズの時とは違って落ち着いていられました。

あの子の重さがもう感じられないこと、ふわふわの毛の感触に触れることが出来ないこと、甘ったれの声が聞こえてこないこと、冷たい鼻でつつかれないこと、ジェニーと呼ぶ時『なあに?』と振り向いた笑顔が見えないこと・・・
遊ぼうよと私の手を咥えるちいさな歯の柔らかく噛む力を感じられないこと・・・

何もかもがまるで夢だったかのようにふんわりと柔らかい綿に包まれているようです。

ジェニーのように生まれてきたときから障害を背負ってくる子は、どんなに気をつけて組み合わせを考えても、人間と同じようにある程度の確率で生まれてくるのだそうです。ジェニーのように未熟児ではなくても腎形成不全などは起きるそうです。

一言で遺伝疾患と決められるものでもなく、両親、祖先にそういうものがなくても運悪く・・・持って生まれた運命としか言いようのない障害は神様が共に暮らす人間に何かを伝える為にその子に背負わせた大きな役目の一部なのだと考えています。

繁殖するものとして、幸せな暮らしの為に可愛い犬を迎える人たちに問題のある子犬は渡せません。今までもこれからもその願いは変らないでしょう。

でも・・・もし万が一にも我家にジェニーが舞い降りたように障害を抱えた子が自分のうちの子供になったら、諦めずに最善の方法を取ってあげて欲しいと思います。
大金をかけて最新高度医療を受けさせることだけが犬の幸せではないですが、その子の為に必要なことをできる限りやってあげてください。。。

体の辛い犬に無理を掛けずにかんしゃくを起こさず、少しだけ甘やかしで短い人生を謳歌させてあげてください。

共に暮らすもの達もまたその周りのものたちも・・・その相手が犬であったとしても彼らに頑張った軌跡を必ず見ています。

それはたぶん自分たちが年老いて多くの病気にさいなまれたり老化という逃げられない悲しい定めに従わなくてはならなくなったとき大きな指針となるでしょうし、愛するものに何か必要であるかを見つけられると思うのです。

犬たちは今私たちが核家族化し、年老いた家族と最後まで一緒に生活する経験を無くした分、身をもって伝えてくれているのではないかと思います。

犬も人も同じような病気にかかり、同じような症状を起こし、同じように治療していきます。ジェニーのように若くしてこの世を去らなくてはならない運命もあるでしょうし、老化によって引き起こされる病気になることもあるでしょう。

家族として暮らすなら犬も人も変らず同じように頑張ってあげて欲しいと願っています。

ジェニーとの闘病記は新しくブログに書き換えて、また私の大きな宝物に変えて行こうと思います。一喜一憂した日々も、悲しくて辛くて何度消そうと思ったか知れない現実もみんな残しておこうと思います。

それはまだ逢わないどこかの誰かの為にひとつでも役に立つことがあったらと私もジェニーも願っているからです。。。

皆様のご厚情に感謝して・・・ありがとうございました。

ジェニーベスト
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2007/06/02 Sat

偉かったね・・・ジェニー

ジェニーが今朝、10時40分に天使になりました。たくさん頑張って愛らしい笑顔をいっぱい振りまいた我家の天使は本当の天使になって神様の元に帰りました。

ジェニー最期の写真



今朝起きたときジェニーは裕貴の部屋でお気に入りの場所で横になって寝ていました。
呼吸をしているのを確認し、病院へ行く支度をし始め、朝の忙しい仕事を終えて『病院へ行く時間だよ〜』と裕貴を呼びました。

いつもなら裕貴に抱かれたジェニーは顔をシャンとあげて、どんよりしてはいても『今日も病院なの?』という顔をするときです。

でも今日は抱いてきた裕貴も浮かない顔で『ジェニーがなんかおかしい・・・』と・・・

抱かれたジェニーは頭が下がったままでぐったりとしていました。

慌てて受け取り抱いたジェニーは心音も弱く呼吸もかなり浅くなっています。

あぁもう駄目なんだね・・・今日はもう頑張れないんだね・・・そんな言葉が口をついて出ました。

ぐったりしたジェニーを抱いたまましばらくソファァに座って悩みました。
このまま安らかに眠るように逝けるのならこのままずっと抱いていようと・・・

パパにも『ジェニーはもう頑張れないんだって・・・』というとジェニーの傍に来ました。

このままでいいよねと言う言葉に裕貴もパパもうなづいてずっとジェニーを見守り続けて30分。

ジェニーの尻尾がパタパタと動きます。
歯を食いしばるようにしてひどく苦しげで、お産のとき一番痛い時に母犬がする尻尾の振り方にそっくりでした。

それはジェニーから『ママ、苦しいから助けて!』という悲鳴に私には聞こえてきました。

私はジェニーと約束しています。
ジェニーはお誕生日まで頑張るという約束をちゃんと守ってくれました。だから今度は私がどんなに辛くても悲しくても約束を守らなければなりません。

泣かないよという約束をしなかったことだけが救いでした。










痛みや苦しみが来る前にと願っていたことがホンの少し約束を守れなかったかもしれないけれど、長い時間苦しめることなくジェニーは眠るように天使になりました。

たくさんの方たちの温かい応援がジェニーは生まれてきたことに大きな誇りを持たせてもらったと思います。たくさんのメールやMESSAGE、輸血の協力や2歳のお誕生日にいただいた花々・・・ジェニーは喜んでいることでしょう。

応援してきてくださった皆様・・・本当にありがとうございました。

ジェニー・・・生まれてきてくれてありがとうね。
ジェニー・・・とってもとってもイイコだったね。
ジェニー・・・今度はポンコツの腎臓じゃなく立派な腎臓を貰って産まれてくるんだよ。
神さまはたぶん君との時間があまりに短かったからきっとママが虹の橋に行く日まで待たせずにまた生まれ変わって長い時を重ねられるようにしてくれると思うんだ。

だってそれくらいジェニーはイイコだったし頑張りやさんだったものね。
今度は誰の仔になって生まれてくるだろう・・・

ママは絶対に解ると思う。ユウちゃんも直ちゃんもパパもきっとジェニーが帰ってきたねってわかるよね。

だから・・・その日が来るまで神様の下でゆっくりオヤスミね。
キャンディーも愛ちゃんもヒカルもそして一緒に暮らしたスズもいるから寂しくないよね・・・

可愛いジェニー・・ゆっくりオヤスミ・・・

明日みんなが揃ったら神様の下に慈恵院からジェニーの体を返しに行きます。今日はジェニーと最後に時間を過ごします・・・ジェニーは今彼女に一番ふさわしい元気の象徴のヒマワリの花の中で眠っています・・・
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2007/06/01 Fri

もうじき3ヶ月

6月に入った。
具合が悪くなってからあと少しで3ヶ月だ。

もうそんなに頑張れないことがわかっていても本当に良く頑張ってると思う。

今日は杉並でケンチェリーさんと一緒になり、初めて抱っこしてもらった。

先生から受け渡されるとき『ア!ママ!』ときらりと光った目の輝きはすぐにどんよりと暗くなる。

一瞬だけ見せるジェニーの元気は、まだ頑張れるのか、もう頑張れないのか判断をつけられない。

家に戻って裕貴が仕事から帰るまでの間、珍しくバリケンの中で丸くなって眠る。

いつもならソファの上で薄掛けの羽毛布団に包まって眠るのに、忙しく『お帰り!お帰り!』と騒ぐモリーとダッシュがウザったいのだろうか・・・

ご飯の支度をしているうちに裕貴が帰ってきた。
ぐっすりと寝ていたはずのジェニーが自ら出てきて裕貴にお帰りのキスをした。
その後たくさんのおしっこをして、少し気張るようなそぶりをしたがヘナヘナとしゃがみこんだのでしばらく裕貴が抱き、その後バリケンの中でまた眠る。

今日は帰ってきてからも一切の水も受け付けない。昨日はたくさん水を飲んだのに。。。

裕貴の部屋に行く前に再びきらりと目が輝くので写真を撮った。こんなにいい顔はもう見られないかもしれないからとなんとなくカメラにてが向いた。

上手く取れているんだろうか?恐くてまだ見れない。ぼやけちゃったかなぁ・・・はっきり撮れたかなぁ・・・

何かあったらすぐに呼んでねと言い含めてジェニーの額にオヤスミとキスをした。

苦しまないで眠るように逝けます様に・・・
今の願いはただそれだけである・・・
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