2004/04/17 Sat

Category: つぶやき

命の重さ

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マリン・・・朝から悲しいニュースが流れたよ。
小学生の仔に意地悪した中学生がいた。まさか本気で飛び降りるとは思わなかったんだろうね。
あわてて止めに入ってももう遅くて、つかんだその手が離れたとき中学生はどんな気持ちになっただろう・・・
落ちた小学生は死んでしまったよ・・・

これは映画やドラマのことじゃない。
現実に起きたことなんだ。

親からもらった大切な命。これから開けてくるであろう限りない未来・・・
それが一瞬の他愛ない一言で二度と帰ってこなくなることもあるんだね。

この子たちが、もし犬と暮らしたことがあったらこんなことのなっただろうかと考えてしまう。

犬は小さい子供と同じである。逃げようの無い強制には従う。高さの恐怖を知らない仔犬は2階からだって飛び降りる。(経験が無いからだ)
追い詰められたらそれしかないから。。。

中学生にもなっていればもし言ったことを本当にやったとしたら大変なことになることくらいは判っていたのではないかと思う。

軽く考えてのちょっとした悪戯は命がかかっていたことが問題だったのだと思う。

マリンやキャンディーと暮らしてきた息子たちが命についてとても慎重に育ったことを感謝している。
それはたぶん君たちが彼らに伝えてきたのだろうと思う。

人の多くは犬を子供の教育のために飼うと言う。
情操教育のために良いと聞いたからって言う人が多い。

でも根本は違うところにあるはずだよね。

お手本は親が示すものだ。

自分より力が無く、幼いものに対してどういう気持ちで接するべきなのか、どういう風に接するべきなのか、教えて行くのは親のはずだ。
犬を飼ったところで、子供は親の真似をして犬と接していく。

教えられて子供は犬とともに成長する。
成長するためには、親が犬に対してとる行動を良く観察しているというものだ。

遊び方から呼び方から何もかもそっくりに子供はするだろう。

犬だって痛いって感じるの。悲しい気持ちになるの。嬉しくて楽しくて羽目をはずすときもある。

全部君と同じなんだから・・・

違っているとしたら君が使う『手』が犬は『口』であると言うこと。

人の手は時によって凶器になる。犬の『口も同じだ。
でも人の『手』は愛情を表現できるし、優しく撫ぜたりもできる。犬の『口』もまったく同じだ。


犬だって物じゃないんだから子供の思うとおりになんか成るはずがない。
犬だって遊びたいときもあるし休みたいときもある。人よりずっといろんなことを我慢して暮らしているのが犬なのだから・・・
犬は一人では何も出来ない子供と同じ親の管理下にある生き物である。

ごはんも作ってもらわなければ食べられないし、(勝手に冷蔵庫開けて食べられないでしょ?)
お水だって汲んでもらわなくちゃ飲めないんだ。
(勝手に蛇口開けて飲めないでしょ?)

暑かったり寒かったりそういうことですら、機械はいじれないし調節できない。

何も出来ないちいさな子供と同じである。

人も犬も関わった大人を見て育つ。

ねぇマリン、命の重さを教えるのはいったいどうしたら教えられるんだろう。
赤ちゃんが生まれるところが見られたら覚えられるものじゃないよね。もっともっと違うところにあるはずだよね。

君たちが天国に逝ってしまうときを見ることで知ることができるんだろうか?
もっともっと違うところにあるはずだよね。

それはたぶん言葉では表現できない繊細な部分なんだろう。。。

せっかく授かった大事な命・・・大切にする心を育てていきたいね。
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