2013/05/23 Thu

子宮蓄膿症。。。

先週、仔犬たちが生まれるころなんとなくレナの様子がおかしくなった。なんか元気ないかなぁと言った感じ。

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もともと元気いっぱい系のレナが元気ないってことは今回はついに受胎したのかも?と半分喜んでいた。なぜかと言ったら交配後にお決まりのオリモノが出てきていたからだ。受胎した子がつわりのような症状を見せたり、食欲が落ちたり、元気がなくなったりすることはよくあることだ。もちろん逆もあるけどね。

そんなこんなだったので「やばいかも?」という気持ちは最初のうちは全くなくて、でもなんとな〜く何かが引っ掛かっていてと言ったまま数日過ぎた。仔犬が生まれ落ち着かない日々も重なったこの2・3日、レナは下痢をして吐いた。
妊娠している子に簡単に薬は使えない。夜だったので朝を待って病院へ行った。

行った日はかかりつけの先生がいなかったので万が一おなかに仔犬がいたら困るからエコーを他の先生に診てもらうことにした。でも日にちが早すぎたのか判らないという結論に。。。その後諸々あったんだけれど、結局木曜日に院長の診察を受けることにした。吐くのは吐き気止めを飲ませて良いというし下痢はビオフェルミンで様子を見ることにした。

原因が違うんだから効果なんかあるはずもない。レナは私が動くたびについて歩く。下の部屋に下ろしてもらった事がちょっと嬉しいのか顔つきは悪くなかった。夜レナの息が荒いのが気になる。なんとなく熱っぽいかも。下痢をしているので体温計を差し込むとなおさら出そうになって可哀想だから人と同じように額に手を置いてしばらくじっとする。他の子の頭にも置いてみる。

明らかに熱い。。。

これってさ…子宮蓄膿症でしょう?オリモノはどんどん多くなるし色がついてるしさ、下痢と吐き気は織物を舐めちゃったからじゃないの?食欲は全くない。普段のご飯を完全拒否。急がないと間に合わないかもって冷や汗が出てきたのは朝方だった。いろんなことを考えて眠れないまま仔犬を息子に任せて病院へ出向く。念のため院長がいるかどうか確認(苦笑)

病院ではすぐにエコーで見てほぼ確実に子宮蓄膿症(pyometra)血液検査では白血球数が3万もあってかなりまずい状況。診察台の上に乗せたレナは見方を変えれば「ぐったりしている」ようにさえ見える。緊急手術なのかと思ったら血小板の検査が上がるのを待つので早くても明日になるとか。ちょっとばかり不安になるけれど、先生の診立てで大丈夫そうだから緊急手術じゃないんだろう。そのまま抗生剤の注射を打ち点滴開始で即入院となった。

レナは私が「お家に帰るから良い子で頑張るんだよ」と話しかけるとちょっと不服そうな顔をしたけれど大人しく抱かれて入院ゲージのほうへ連れて行かれた。その後、薬で散らすっていうのもできるけどどうする?と聞かれたので犬が苦しまないほうがいいと言うと注射すると吐き気が凄いんだよねって言うのでたとえ数日であってもこの後子犬を産んでもらうつもりはこんなことになった以上すっかり無いので確実にレナが良くなる方法で、なおかつ今後彼女が苦しまない方法が良いと付け加えた。おなかを切るのは痛いけれど麻酔をかけてやるのだしレナは目覚めてしばらくは痛みがあっても今後この件に関してはわずらわされることはない。

不幸中の幸いは「開放性」の子宮蓄膿症だったってことだ。膿が出てきてくれていたから助かった。閉塞性だったらと考えるとぞっとする。天国でデイジーが采配してくれたかな。。。もしそうだったらありがとうね。

レナは初めての出産以降一度も受胎しなかった。今年の誕生日で7歳を迎える。どちらにしても最後のお産だった。

避妊が目的ではないけれど卵巣と子宮の摘出をするのだから、これでデイジーの血液は途絶えることになった。デイジーの娘か息子をもう1頭でも血を残してあればとは思うけれど、いまさらもうどうにもなりはしない。ピーターはいるけれど、現実として身体が大き過ぎるのでたぶん彼の血は残さないだろう。

レナは性格が父親のベガによく似て明るく物おじしない理想的な母犬になるべき子だ。彼女の毛並みはでージーのそっくりのやわらかい毛で本当に手触りが良い毛質だ。シェルティーでビビりじゃない子が欲しいとよく言われるけれど、シェルティーである以上繊細な心を持つものが生まれるのが当たり前だ。ラブやゴールデンの様な能天気で人好きで陽気な子はシェルティーにはなかなか生まれてこない。つまり豪胆な強い心を持つシェルティーは育てるものなのだと思う。その中で一般論として「過敏・シャイ」であると思われないうえに人が好きでフレンドリーな性質を持ち備えて生まれてくる犬がごく稀にいる。その1頭がレナだった。もちろんその当人が産んだ子が同じ性質であるとは限らないけれど、産まれてくる子犬の性質は似ている確率が高い筈だと思う。

血を繋げ続けるって言うのはとても難しい。我が家の血族は結局マリンもキャンディーもどちらも残してあるがこれこそ奇跡的なものなんだなぁと思う。この犬!と思う事があったら残しておかなかったらダメなんだなぁって思う。なかなか思うようにはいかないけれどね…。

あと10年は一緒にいられるよ、レナ、頑張って手術に耐えて頂戴ね。傷が治ったらいっぱい遊ぼう。レナは訓練が大好きだからまた一緒に練習しようね。頑張れ頑張れ、レ〜ナ!!
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