2011/11/19 Sat

ありがとう・・・

デイジーが逝ってしまって2週間が過ぎました。

デイジーのために亡くなった翌日からたくさんのお花をいただきました。昨日もまたお花が届きました。デイジーに変わってお礼申し上げます。ありがとうございました。またたくさんのメッセージもいただきました。デイジーは子だくさんの子でしたが、彼女の子供たちのオーナー様と出会えたことへの感謝を伝えてくださる方もおり、それはそれはとてもうれしかった事でした。

デイジーはミールとは切っても切れない縁でつながった子でした。ミールと同じアメリカのMACDEGA犬舎生まれのラブちゃんとハイネとの間に生まれ、我が家にやってきました。彼女の子供たちのほとんどはダッシュとの間に生まれた子たちですが、この組み合わせは我が家には1頭も残せませんでした。我が家に残ったレナはベガが父親です。
ミールの子供は我が家に縁はありませんでした。サムもまた同じくです。蘭もノンも愛玩犬として暮らし、この代限りとなります。血を繋げる事の大変さは言葉では書きつくせないものですが、デイジーの娘がいる限りまだ彼女は見えない形となって続いていくでしょう。1頭の犬ができることは限りがあるようで実は永遠なのだろうと思います。。。控え目ながら凛として、いつも周りに気を使う繊細さを持ち、嬉しい時には尻尾を扇風機のように回したデイジーはもういません。でもきっと同じような気質の、同じような表現をいくつかする子孫が必ずいるはずです。それはデイジーが私の元にいた証拠であり、いつまでも続いていく血の証明なのです。

長い間デイジーを可愛がってくれた皆様、本当にありがとうございました。いただいたお花の一部です。

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2011/11/10 Thu

ジェイと平滑筋腫

デイジーの1歳姉にあたる友人宅のジェイの調子が崩れたのはドッグセミナーの直前だった。なんか膀胱炎みたいなの・・・というのが始まりだった。当然ながら近くの病院で受診していた。診断はおなかの中になんかありそう…。それってやばいの?試験開腹しないと判らないっていう返事。

う〜ん・・・。

おしっこがうまく出せないジェイはだんだん体調が悪くなっていく。カテーテルで出すと言っても獣医さんに行けば出せるけれど、家じゃカテーテルをうまく入れられないから結局膀胱に大量の尿がたまってしまう。そりゃ具合も悪くなるって。。。実際、仕事を持っているとなかなか毎日獣医さん通いってできそうでできない。遠ければもっと通いにくいだろう。それでもこんな状況だから我が家のかかりつけの先生に見てもらいたいと言うので一緒に連れて行った。

レントゲンを取ってもらいエコーで見て、たしかにおなかの中に何かある。悪いものだったらとっくにダメだろうと言うくらい大きい。とりあえず細胞を取って検査に回し、仕事をしていて毎日通えない飼主のためにカテーテルを入れて尿をためられるようにしてもらった。(人と同じ方法)これでジェイの体力は劇的に回復。デイジー同様、食欲不振だったのに、あっという間にいつもの大食漢に戻った。

セミナーが終わってすぐにまた病院へ連れて行く。造影剤を入れて写すとはっきり見えてきた。なんかいやな場所にできちゃってるねって言う感じ。このままだとムクムク大きくなっていきすぐに腸も押されてウンチも出せなくなっていくだろう。さてどうする。。。

最初は骨盤を割って開かないと取れないかもということで大学病院へ行ったほうがいいかもと言われたけれど、飼い主曰く、先生しかお願いしたくないといすがりついて、なんとか手術してもらうことにした。ジェイは13歳。手術は成功し、大きな平滑筋種が取れた。骨盤も割るようなことにはならず、取れた物を見に行ったついでにデイジーも病院へ連れて行ったのだ。

明と暗をはっきり分けた形になってしまった。悪性腫瘍ができたデイジーが天使になり、良性腫瘍だったジェイは助かった。父も母も一緒の全く同じ姉妹が同じ病院で4日間一緒に過ごした。デイジーは先に退院したけれど今もうここにはいない。

でもジェイは今デイジーの分まで残りの時間をおおいに幸せに暮らしていくだろう。私のボーナス全部使われちゃったと苦笑いする友人の顔は、愛犬が助かった喜びに満ち溢れている。それぞれがそれぞれにいろんな運命を背負っていて、それはその時が来るまでどんな形に発展するのかはわからない。たった11歳と5カ月の命だったデイジーもあと何年もの寿命をまっとうするだろうジェイも、飼主である人間に素晴らしく忠実で愛情たっぷりの優雅な時間を授けてくれた。

これからジェイの顔を見るたびにデイジーを思い出し涙してしまいそうだけれど、ジェイのおかげでデイジーを病院へもつれて行けずに死なせてしまうようなことにならなかったのだと感謝している。病院へ行かなきゃと焦らないくらい元気だったデイジーは今もうここにはいないけれど。。。
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2011/11/06 Sun

最後の写真

デイジーが亡くなる前日思わずシャッターを切りたくなったポーズ。まさか次の日の朝、天使になってしまうなんって思えないような姿でしょう?
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この写真を取ったのは3日の夕方4時6分でした。。。

デイジーが亡くなった日の午後になってようやく彼女を譲ってくださったブリーダーのIWASHIMIZUさんに連絡を取りました。それまで一通り泣き明かし、仔犬たちの世話に追われてなんとかこらえていた感情がおばさんの声を聞いたら一気にあふれ出しそんなに泣かないのよと諭されました。いろいろ言いたかったことがあったけれど亡くなってしまったことと、彼女を我が家に譲ってくれたことへの感謝を述べました。来客中に関わらず話を聞いてくれ、その後おばさんのほうからまた電話をもらい、デイジーとの思い出話をたくさんたくさんしました。

デイジーが逝ってしまったことでIWASHIMIZUさんから来た犬はもうみんな天使になりました。マリンとキャンディー、ミール、そしてデイジー。。。でも、ミール以外の血は我が家で繋げられ続けて行きます。デイジーは我が家に暮らした9頭目のシェルティーでした。初めての犬を迎えてからブリーダーさんとの付き合いが20年近くになっていたのだと驚きます。いつの間にか愛犬たちは年を取り天使になり、自分たちも相応の時間を過ごしてきたのでした。

5日の土曜日、家族に見送られてデイジーは慈恵院で荼毘に付されました。慈恵院というお寺さんでは人と同じように【立ち会い火葬】というのがあります。うちの犬たちはいつもこれでお願いしています。人と同じようにお骨を拾い、ちいさくなってしまったデイジーを抱えます。お坊さんにお経を読んでもらうと重たかったいろんなものがふぅっととれるような気がしました。

この写真を見るたびに、いなくなってしまったことがまるで嘘のようです。頭では分かっているけれど、いつもみんながいる部屋のドアを開けたらベッドの上でこの写真のような姿で尻尾を振るデイジーだけがいないのです。。。それは悲しいとか淋しいとかという言葉では表せない切ない耐えがたい言い様のないものです。

デイジーを天に帰す時次はうちの子犬として生まれておいでと話しかけました。デイジーもミールもいつも遠慮がちで、家で生まれてきた子たちとは全く違う表現をしていましたから。。。おやすみデイジー、また会おうね。ずっと待っているからね。。。
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2011/11/04 Fri

デイジーが旅立ちました。。。

今朝、7時ごろ、デイジーは苦しむことなく天国に旅立って行きました。

夕べ夜の点滴をしてあげると心なしか目に光が戻り、寝ている場所で態勢を自力で整え、その後長い間私の事を目で追っていました。点滴に使ったものをしまわなくてはならないので別の部屋に行く時振り返るといつもとは違いずっと私を見つめました。

普段は点滴が終わるとフゥ〜っと言った顔をして伸びをしたり、もう寝ていいんだよねと言うような顔をして私が別の部屋に行っても目で追うようなことは無かったのに…。ミールが亡くなる前の晩、同じ事がありました。だからデイジーにはもう時間がないのだなと判りました。

傍にいて欲しいという訴えを、たった一つだけの最後の願いを聞かない飼い主はいないでしょう。デイジーが不安にならないように出来るだけ顔を近づけてミールの時と同じように足を触りながらデイジーの隣で横になりました。デイジーは安心したように眼をつぶり、時折息を荒くします。そのたびに逝ってしまうのかと思っては胸が苦しくなり、まだ息をしているデイジーを確認し…そのを繰り返して朝が来ました。。。


朝6時半、デイジーと声をかけると目が合いました。もう首を上げる力は無いよと言っているようだったので「もう無理しなくて良いんだよ」と頭を撫ぜました。朝まで大丈夫だったと言う安心感からか不覚にも目をつぶると次に気がついたのは30分ほどたった後でした。粗大ごみを出すために支度をしようと起き上がるともうデイジーは旅立っていました。

ミールの時と全く同じに、デイジーの体に触れていながら逝ってしまうその時を看取ってやれませんでした。でもデイジーはとても安らかな顔でまるで眠っているかのように穏やかでした。一緒に寝ていたみんなが誰も気がつかないように静かに息を引き取ったのです。デイジーと声をかけて体を触るとまだ温かく本当に私が目覚めるほんの少し前に逝ってしまったのでしょう。

前の日まで自力で立って歩き、トイレをすることもでき、庭に下りて日向ぼっこもしました。水を飲んでは吐き、すまなそうな顔をしていました。気にしなくて良いよと話しかけると申し訳なさそうに尻尾を振りました。
いつの間にか当たり前だったデイジーの反応は夜の闇とともに少なくなっていき、忘れないように見つめているんだよとでも言っているようにずっとずっと私を目で追いました。

あっという間のことで、何もしてやることがないまま旅立ったデイジーが、なぜかいろいろやってしまった今までの子たちよりもずっとずっと幸せだったように思えます。犬らしく自分の力でできるだけいつもどおりに生きられたデイジーのほうが、私のエゴでなんとかしてあげたいと、後になって良かったのか悪かったのか判らない様な後悔をするくらいいろんな治療や検査をされた子たちよりも、幸せだったんじゃないかと思うのです。

デイジーが私の犬になってくれてたくさんの事を学びました。たくさんのつながりを作ってくれたデイジーにありがとうの感謝を送ります。デイジーは天国に帰ってしまったけれど、この先もデイジーは私たち家族の大事な愛犬で、私が死ぬまで記憶から消えることはありません。

デイジーの病気が判る少し前とても悔しい想いをしたのでここに記しておこうと思います。

我が家では子犬を産ませて人にお譲りしていますが、我が家の愛犬となった犬たちに【リタイヤ】はありません。私の犬たちは死ぬまで私たちと共に暮らし、生きている間はずっと現役であり、死んでもなお私たちの家族として心の中で生き続けるのです。。。
繁殖できなくなったら手放すなどということは今まで一度もありません。もともと産まない子だってうちの子になった子は生涯うちの子なのです。どこの誰がと言うつもりはありませんが「ブリーダー」という名称でひとくくりにされ、我が家の事をよく知りもしない輩に繁殖が終わったら【保護したい】などという失礼な申し出をされる覚えはありません。

この闘病日記を読むことがあったなら決してそんな申し出ができるはずは無いと思います。デイジーが旅立った今日、これだけは記しておきたかったことでした。腹立たしくて悔しくて眠れなかった夜はデイジーの病気が判ったことで鎮静化させられましたが、今は感情的に耐えられず、お見苦しい事柄だと思いますが頑張った我が家のデイジーに免じて感情的な私をご容赦ください。
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2011/11/03 Thu

残された時間

夕べ、全く何も受け付けなかったデイジーが子犬用の離乳食缶詰をスプーンで4杯食べた。5杯目は吐き出してしまったので無理はしなかった。心なしか少し元気になったみたいに見える。でも…昨日よりもずっと必要最低限しか体を動かそうとはしなくなった。

朝のうち、自力でベッドから降りたり上がったりして、頭を撫ぜて話しかけると嬉しそうに尻尾を振る。でもその振り方はどんどん力を失っていて、本当は体中くねらしながらいつものように喜ぼうとしてるのにそれができないんだと謝っているようにさえ見えてくる。

点滴をしても入った水分を吐きだしているようで、心が痛い。でもこれしかやってあげられることは無い。こんな状態なのにまだ律儀にトイレにだけは起き上がってちゃんとペットシーツの上で用をたすデイジー。犬ってなんって凄いんだろう。。。

昼間おなかが苦しいのかこの形のほうが寝やすいのか久しぶりにおなかを出して寝ていた。ふと見ただけなら優雅に何の心配もなくおなかを丸出しで寝ているようにしか見えない。思わずカメラのシャッターを切った。げっそりとした顔を撮影するのは勇気がいる。でも、今この瞬間を、デイジーがこの部屋でこうしてゆったりと寝ていたということを残しておきたいと思った。


夕方トイレに起きてついに自力で寝場所に戻れなくなった。抱き上げてベッドに寝かせると「ありがとう」というように目を合わせ尻尾を力なく振った。昨日のような反応が減っている。傍に行くと目だけは動かすけれど首も上げなくなった。

残された時間は後わずかしかない。もう吐いたりしないで苦しい想いをしないでいられますようにと願うしかできない。。。
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2011/11/02 Wed

今デイジーのためにできること…。

デイジーがベタベタ状態であっても一口の食べ物を口にしたのは月曜日の朝までだった。その後吐き気が出てきてしまい、未消化のものを吐きだした。そのあとは一切、食べ物の匂いを嗅ぐだけで口の中に入れても飲み込むことは無い。

考えられるたべものはみんなデイジーの鼻先に持って行った。申し訳ないと言った顔で一応匂いだけは嗅いでくれるけど、御免ね無理だよという表情をする。食べる力・飲み込む力がないのなら強制的に胃に食べ物を送り込めばなんとかなることもあるけれど、今のデイジーに強制的に食べ物を胃の中に押し込んだらただ苦しめるだけになる。

命を繋げているのは点滴のみ。もう口から飲み込む薬の類も無理となった。それでも律儀にトイレには起きてシーツのところまで行き済ませる。お水も持っていてあげるものも飲むけれど飲みにくいのかみんなと同じ水入れまで歩き自力で飲んでいる。一日中横になって少し浅い息をして眠り続ける。先週よりおなかが大きく膨らんで硬くて熱い。頭を撫ぜてやると目を細めて尻尾を振る。

今デイジーのためにできることってなんだろう。
静かに見送ることだけしかないような気もする。

つい先々週まで二階に上がると真っ先に飛んできたデイジーが、モコモコの毛が抜け始めていてそろそろシャンプーしないととブラシをかけたデイジーが、おやつをあげるときに飛びついてくるデイジーがもうすぐここからいなくなる。長患いをしながら、もうダメかと毎回ヒヤヒヤさせてくれる子のほうが実はずっと長生きで、病院知らずの元気印だった子がいきなり治療しようもない重病になりあっという間にこの世を去っていく。

今年の初めにレインで同じようにあっという間の別れを経験し、かなり落ち込んだけどこういうことは稀だと思っていた。でもそうじゃないんだね。。。データ通りにシェルティーの寿命は12歳あたりって間違っていないのかもしれないね。11歳のデイジーをまだまだ若いと高をくくっていた私への天罰かもしれない。レインも同じだ。長生きの犬たちに囲まれていて、老犬であることを忘れた罰だ。


一頭の犬の寿命が必ずしも15.16歳まであるとは限らない。人が還暦を超えることと同じで10歳を過ぎたらもっと丁寧な暮らし方が必要なのだろう。定められた運命なら受け入れるしかないけれど、元気いっぱいで毎日を過ごせていても、10歳を過ぎたら残りの時間はそんなに多くは無いのだと忘れてはいけないのだ。。。

今、デイジーのためにできることはいくつかしかない。彼女のそばにできるだけいてあげることと、彼女のために自分の高ぶる気持ちを抑えることだ。自分ができるだけの事をしたのだと納得したいばかりに犬に無理をかけていることに気がつかなくなったらおしまいだから。。。そうでしょう?デイジー。。。
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2011/10/30 Sun

デイジーの食欲は・・・。

退院する時先生がこの元気ならしばらくは大丈夫だとは思うけど、問題は食べてくれるかどうかなんだよねと言っていた。退院する日はさすがに4日間何も食べなかったせいなのか小さな猫用の缶詰を一缶食べたと聞いていたのでちょっと楽観してた。

実際には…食べない。全く食べないと言っていいくらい食べない。あれならこれならそれならとデイジーが好きだったものを集めてみたけど最初の一口をパクリと食べたのは帰ってきた晩だけだった。

固形のものはほとんど受け付けない。馬刺しもダメだし、生食できる牛レバーもダメ。ラムの肉も、鶏肉もささみまでも、匂いを嗅ぐとそっぽを向く。病院で食べたと言うネコ缶も全く興味なしだ。パンやカステラの類も舐めては見るけどといった具合。炊いたご飯も食べない。ドッグフードにおいては論外と言った感じだ。

昨日までは介護食の缶詰とか赤ちゃん用の離乳食の缶詰とかでごまかして薬を飲ませられたけど今日は昨日ほどうまくいかない。朝晩の点滴をしてファクターを二粒なめさせるとほんの少しだけ食べてみようという気になるのか鳥のレバーのベタベタしたところだけをなめ、離乳食缶詰を小さなティースプーン1杯だけ食べた。

無理に食べさせるのはデイジーにとって苦痛があるように見える。おなかの中の大きくなった脾臓や肝臓のせいで胃や肺は圧迫されていたし、貧血もひどいから体は辛いはずだ。無理にのどの奥に食べ物を流し込むことが良い場合もあるし悪い場合もある。デイジーの場合には無理をすること自体が悪ことなんだろうと感じている。無理に押し込んだらそれ自体が苦しませることになるだろうから。でも薬を飲ませなければならないし…。究極の二択だ。

明日はうどんを煮てあげてみようかな。肉も甘いものもミルク類もチーズやヨーグルトやプリンすらもいらないと言うデイジーがこれなら食べられるというものを探してみよう。

退院した日よりも気持ちが落ち着いたのだと判るが、その分点滴をされることはやはり嫌なようで用意をすると困った顔をするのが辛い。痛い想いをさせたくは無いんだけれど飲まない食べないだと点滴だけはしないと…。その点滴だってし続けていたっていつかは必ず効果の無くなる日が来る。そこまではなんとか頑張りたい。。。

デイジーはまだ一人で歩けるし、ベッドにも乗れるしお水も飲むことができるしおトイレも大丈夫だ。まだ大丈夫。きっとまだ大丈夫。。。
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2011/10/29 Sat

デイジー帰還

デイジーを病院へ迎えに行った。診察台に乗せられたデイジーは私の予想とは裏腹に【迎えにきれくれたのね〜】と体をくねられて今にも落ちそうになりながら大喜びをした。下痢をしていたせいでお尻のあたりや太ももの毛も切られてるし尻尾が汚れるので包帯で巻かれていてちょっと見た目は痛々しかった。

ま、巻かれた包帯は家に帰ったらはずせばいいのだし、切られた毛はうちにいても切ったはずの毛だから問題は無い。何よりも、ぐったりして立てなくなっていたレインを想定していたのでデイジーの顔を見た途端ほっと安堵した。話を聞く前にもう車に載せておいていいですよねとデイジーを病院から連れ出し車に乗せた。私からしたら、今、デイジーに対してできる唯一のことで1秒でも早く家に帰れるのだと知らせたかったからだった。話を聞く間犬が診察台の上にいなくてはならないことは無い。全ての検査を終えていて、後は家に帰るだけなのだから。。。

診察室に戻り、状況を説明してもらって今後家でできることを教えてもらって他に自分なりにこうしようと思うと言う話をして近況を報告することにして・・・デイジーが待つ車に乗った。。。

動き出した車の中でデイジーは少し伏せてるかと思うと近くに来て甘え、頭を撫ぜられるとまた納得したような顔をして後ろに寝そべる。信号で止まるとまたのっそりと起きてきてそこにいるよねと確認するかのように頭を突き出してくる。
そのたびに、デイジーはお利口だったね、良く頑張ったねと静かな声でデイジーを讃えた。

家に着き、駐車場に下ろすや否や大量の排尿をした。最初の一回目はちょっとでずらそうな感じだったが、2回目・3回目とこんなに溜まっていたの?と思うほどの量を出した。あまりの量だったのでペットシーツで吸い取ると真っ黄色だった。血尿が出ていると先生が言っていたのはこの尿だったのかといまさらながらにあっという間に進行していく悪性腫瘍を恨めしく思う。相当肝臓がやられてしまったのだと判るのは辛い。急に排尿を何回もしたせいなのかふらふらっとしてしゃがみこむデイジー。あわてて家の中に抱いてはいった。

家に入ってダッシュやサムやエリー・プラスの歓迎を受け羽毛布団の上に陣取る。少しすると水を飲みに降りてきて、飲み終わるとペットシーツの上まで歩いてしゃがみこみ長い排尿をした。さっきあれだけ出したのにまた大量に出た。90×60のペットシーツからはみ出しそうな量だった。

病院でさぞかし我慢していたんだろう。犬は人間のように病院を理解できない。判っているのならおしっこやウンチを我慢するなんてあろうはずがないのだ。うちの犬はめったに病院のお世話にならないので余計にそうなのかもしれないけれど。。。たまに訪れる病院ではたいてい注射されるんだから良いイメージなんかつくはずもないか(苦笑)

家に戻って安心しきったのか崩れるようにして眠りに着いた。夜遅く何か食べないだろうかとやってみた。何がどうというものは見つからないけれど一口目はなんとか自力でパクリと食べる気持ちがあることだけは判った。少しづつ一口ずつなんでもいいから食べさせていこう。食べてくれる間はきっと頑張れるだろうから。

デイジーにとって穏やかな日々が続きますように。。。
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2011/10/28 Fri

デイジー緊急入院その後

火曜日に入院したデイジーの状況は一向に良い方向に向くことは無い。点滴をして貰っているけれど状況がレインの時と似た感じになってしまった。たぶんDICの状態に近いようだ。腫瘍がどうのこうのというよりもすでに全身状態が最悪なのだ。血尿も下痢も止まらない。

一時期29000まで下がった白血球は今朝また60000まで上がった。抗生剤の効果が出ない。打つ手なし。。。このまま入院させ続けるか、家で最期を迎えるかの選択が迫られる。

レインの時、私は「うちの子には奇跡が起きるんだ」と錯覚を起こした気がしている。頭では助からない状況まで来ることもあると知っているのに、「うちの子だけは生き延びる」と思いこもうとし、結果レインにとって良かったのか悪かったのか判らない最期を迎えることにつながってしまった。

あの日、息絶えたレインを見た時、もう二度と自分のエゴで犬を苦しめたくないと思った。亡くなって死後硬直も起きないような治療をするのが良いのか悪いのか今もまだ結論は出ていない。

犬たちはどんなときだって家族と一緒にいたがる。群れの一員として群れから離されることを嫌う生き物だ。イヌ属は歩く力があれば最後の時は群れから少し離れたところで力尽きることもあるけれど動けなくなってしまったあとでは群れの中で最期を迎える。デイジーは犬だからきっとみんなと一緒にいたいと感じているに違いないと思う。

そう思えば選ぶ選択肢は一つに限られる。うちに連れて帰ろう。病院にいるよりも多少苦しくても命の時間が短くなっても、きっと精神的にはそのほうがずっと幸せに違いない。仔犬の鳴き声がして、みんなの騒ぐ声がして、私たちの声が聞こえ、すぐそばにいつも誰かがいてくれるそんな状況でそれを眺めていられることがきっと彼女の一番の幸せだと思うから、今日の夕方退院させることに決めた。

デイジーはたくさんの子供たちをこの世に送り出し、そのことで我が家の老犬や病犬たちは充分な治療を受けられたし、効果なサプリメントを使い続けることもできた。我が家で一番の子だくさんの母親になったデイジーのおかげでマリンたちも長生きできたのだと思っている。私の父も母もデイジーにとても助けられた。

まだ11歳の若さでこんな状況になるとは思いもよらなかったけれど、残された時間をデイジーにとって一番幸せな時間として使えるように頑張ろうと思う。
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2011/10/25 Tue

デイジー緊急入院。。。血管肉腫?

今朝、デイジーを病院に連れて行った結果、緊急入院となってしまった。
病名は血管肉腫(脾臓)よりにもよって一番たちの悪い悪性腫瘍だった。

ひと月くらい前からやけに痩せたなぁという感じがして、11歳も過ぎたし、少し栄養の吸収が悪くなったのだろうとあれこれ食べさせてみていたところだった。9月下旬ころからクラブのイベントの仕事が立て込む時期で、いつものようによく観察しきれていなかったことが今になって後悔しているけれど、それまでは食欲もあり排便も排尿もいたって普通で、うるさいよ〜と叱られることがあるくらい元気に吠えて動いていたデイジーだ。

先々週、イベントが終わり私の疲労感が取れるまでの数日は変化がなかったし、先週もドッグフードの部分はご遠慮しますと食べないけれど、手づくりのご飯やささみやレバーは喜んで食べていた。おかしいかもと思ったのはこの数日。急に食欲が落ちて肉類以外は食べなくなった。

朝病院に行くよと庭に出すと少しだけ排尿。一通り体をチェックしたが何となくおなかが膨らんでる感じがするくらいなのと骨骨しい体なのに抱くとやたらに重かった。歯茎の色が少し薄いかなと思う程度。これって子宮蓄膿症かも?と思う。水をがぶ飲みはしていないし膿も出ていないけど、元気があるからこのまま手術ってことになっちゃうかなと考えつつ車に乗せた。

ちゃんとお座りして周りを見回したりなんかして彼女なりにドライブを楽しんでいる風に見えた。病院についてもおとなしく座っていて別段普段と変わりないようだった。

でもいざ診察が始まると、いくらいうことを聞くとか言ってもここまで動かないのはおかしいと思うくらい寝た姿勢のまま動かなくなった。動いちゃだめとも言っていないし、じっとしてねとたびたび諭したわけでもないのに。何回もエコーでおなかの中を見ているうち、途中でかなりまずいのかもという雰囲気になった。おなかの中に見えたのは大きく肥大した脾臓とボコボコした感じの肝臓・・・。


子宮蓄膿症とかの手術いうレベルではない。手術すれば大丈夫って言う話じゃないのだから。これってかなり危ないんじゃないの???今年、レインを病院に連れてきた時の様な悪寒が背中を走った。とりあえず今できること・・・66000もある白血球を落ち着かせることと血糖値を上げることと貧血の改善。

どうしてデイジーがこんなたちの悪い病気にかかるんだろう。。。

偶然にでも早期に見つけない限り血管肉腫は最悪の病気の一つだ。脾臓にできた場合には転移率100%とともいわれ、できたことに気がついて早期のうちに摘出できればまだしも、大かたは早期に見つかることは少なくて、内臓のあちらこちらに転移してしまう悪性腫瘍だ。普通は肥大して気がつくことが多く、破裂を防ぐために脾臓自体を摘出することが一般的だが転移率は高く実際は余命は短い。

血管肉腫は脾臓にだけできるわけではなく色んな部分にできるのに、脾臓という最悪のパターンを踏んじゃったデイジー。すでにあちこちに転移しているだろうから取り除くとしても破裂を防ぐために脾臓を取るしかできないのだろう。取り除けば最悪の脾臓破裂だけは避けられるという儚い希望だけを持ってデイジーを入院させた。入院中にできれば細胞芯を取って調べたいと聞いて帰宅する。

夕方、先生から連絡があった。
腸から血便が出ている。吐きも始まった。脾臓摘出という次元ではない事が告げられた。なんとか建てなおしてお家に帰してあげたいんですがと言葉が濁る。まだつい最近聞いた言葉のような気がする。抗生剤の効果が出る前に力尽きてしまうのか予断を許さない状況に入ったことだけが判る。

せめてレインのように病院で逝ってしまいませんように。。。なんとかうちに帰ってこれますように。。。今は祈るしかできない。今夜は寝れそうにないよ、がんばれデイジー、迎えに行くからね、待っているからね。
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