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2012/03/06 Tue

Category: 老犬

いつだってペットロス。

気がつけば初めての犬のマリンとキャンディーがこの世を去り、マリンの最初の息子シーマも最初の娘レインも天使になってしまった。図らずもマリンの娘クリスと同年齢のデイジーも昨年病に倒れこの世を去った。まだまだずっと一緒に時を重ねていけると思った子だったのに。

デイジーが天使になって、20年来の付き合いのIWASHIMIZUさんから来た犬が1頭もいなくなった。でもうちには最初に受け継いだ犬たちの血を残しそれは今も脈々と続いている。本家で途絶えた物も細々と繋ぎ続けている。だから、我が家とIWASHIMIZUさんは永遠に縁が切れることは無い。

4月の誕生日には16歳を迎えるというのに、その年老いた年齢を感じさせないダッシュとともに生きる日々は、彼よりも年下の犬たちですら当に寿命と呼ばれる年齢を過ぎているのに、元気に暮らしていることを当たり前に思わせる。犬たちの年老いた風体は人よりもずっと判りにくくて、豊かな毛に覆われているようなシェルティーやポメラニアンならなおさらなのかもしれない。人間なら、調子の悪そうな様子がなくても、病院で検査でもすれば何かしらひっかかるような年齢になっている。

当たり前の時間が当たり前のように過ぎて行く事はとても幸せな事なのだけれど。。。

我が家の犬たちがいつしか天使に戻る日が近づいてきていると言う事は、同じように、嫁がせた犬たちも年を取り、そんな年齢に近づいている。ファミリーのページを直しながら、ふと2000年生まれの犬たちが今年は12歳になるのだと気がついた。いつまでもうちから嫁いで行ったままのように仔犬の時の記憶だけが鋭敏で、会う機会の少ない子たちになるとたま〜にあの子は元気なのだろうかと気にかかる部分もある。

さだまさしの名曲じゃないけれど、産ませて育てた側としては、
【元気でいるか?家には慣れたか?友達できたか?今度いつ会える?】の心境だ。相手が人ならもっともな事だけれど、こればっかりは犬だからそう思うようにはいかない。実際に成長した姿や顔を見るのが無理でも、せめて写真の一枚くらいって思うのは、人手に渡したのだから【ワガママ】って言うものなのかもしれない。たいていが嫁がせて5〜6年も連絡を取り合えればいいほうで、いつしか疎遠になっていて、ある日突然、大きな病気や怪我をしたとか、こんな病気になって治療中だとか、亡くなったとか・・・そういうことでしか連絡が来なくなっていく。繁殖に携わっている以上、産ませた仔犬たちがどんな病気になったとか、どんな事で亡くなったかが知らされることはとてもありがたいことであるし、出来るだけ知る必要があるけれど。。。

でも・・・○歳になりましたという写真つきの連絡が何よりうれしい事で、それに付随して今、こうこうこれこれなのですよと近況の中に体調(病気)の事や老後に向けての事の相談なんかがあるならば耐えられる事でも、さすがにいきなりは精神的にきつい。なぜならそれは単なる報告にすぎなくてどうすることもできない事が多いからだろうと思う。知った後、ずっと気にかかり続け、とても苦しい。

懇意にしている人たちの多くは愛犬に何かあると決まって動揺し、泣きわめく人もいれば、おろおろして何も手に着かない人もいるし、病気や怪我を何が何でも直すのだと尋常じゃなくなったりする。普段はのんびりしているのに、人が変わったようになったりすることもある。それはある意味では家族に何かがあったときと同じ表現で、私には受け入れられる。それは自分もそうなることが多いから理解できるのだろうし、一緒に暮らす犬でなくても気持ちを同化してしまうからもあるだろう。

でも、実情はなかなか…。一番辛かったのは何かしらアドバイスをした後、「その後どうなっているのか…。」を知ることができない場合。知るには自分から確かめなければならない時だ。自分自身が愛する犬を失ってまだ立ち直れていない時は結構堪える。その後どうなったのか、良くなったのなら良くなったと結果が悪いのなら悪いのだと、どうして伝えてくれないのかなぁと悩んできた。悪い報告ばっかりじゃ心が折れる。。。年中無休のペットロスにはまり込んだ。

だから今は、段々と気にし続けないようにこらえる様にした。

きっと大丈夫だから連絡なんかする事も忘れるくらい幸せなんだと思うこと。それが自分にとっての回避策となった。結果は違ってもその事で連絡をすればよかったのにと自分を責めるのはやめたのだ。

必要としている人は必ずコンタクトを取ってくる。そうでなければあえて連絡をすることは無くなっているのだと言う事。その条理を納得するまでずいぶんと長い時間がかかった。自分の門はいつでも開いておけばいい。その門をくぐる人を受け入れればよいのであって、門の外を気にして自分が出て行っていたら、本当に大切な門の中を守ることができない。外に行くべき人は外に出て行き、中を守るものは中にいなければならない。サッカーのゴールキーパーみたいなもんかなぁ。。。

今年の誕生日で、16歳のダッシュ、15歳のサム、14歳のエリーと蘭&ノン、メグとミミ。我が家の長老組と無事にこの一年を過ごせるように、毎日奮闘中だ。少しでも長く幸せに一緒に暮らしていけるように、いつだってペットロスを抱えているからこそ、年寄りや仔犬に優しくできるのかもしれないと思う。犬との時間は長いようで短い。それを肌で感じている人は意外に少ないのかもしれない。自分達人間が年を取って行けばなおさら、その時間の経過は早くなる。だから小さな幼いものに無理な事を押し付けず、年老いた者たちが覚えたはずの事を忘れてもそれを当然のこととして受け止められる愛情や寛容さを常に持ち続けていたいと思う。

ベンを失ってご飯ものどを通らない両親を目の前にして、改めて犬の存在の大きさを、ベンという犬が父や母に多くの思い出を作った事を痛いほど感じさせられた。いつだってペットロスだけど、先に逝ってしまった我が家の10頭の娘や息子たちにありがとうを、そして残された家族たちに頑張ろうと言い続けて行く我が家でありたいと思う。
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