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2009/07/28 Tue

Category: つぶやき

ダックスが短足のわけ

ちょっと前の話です。(笑)

asahi.comのニュースはこちら

短足は遺伝子のせい 19犬種に共通、米チーム発見
ダックスフントやコーギーなどの犬種で脚を短くすることに関係している遺伝子を、米国の研究チームが見つけた。この遺伝子は少なくとも19の短足犬種で共通していた。米科学誌サイエンス(電子版)で発表した。


 犬はひとつの種なのに体格など形態の違いが大きいのが特徴で、350以上の犬種がある。チームはこうした犬の形態の特徴と遺伝子との関係を調べようと、ダックスフントなどの短足犬種8種と、短足でない犬種64種で、DNAの塩基配列のわずかな差(SNP)を分析した。

 すると「線維芽細胞成長因子(FGF)4」というたんぱく質をつくる遺伝子の配列が重複する変異が、短足犬種だけで認められた。このたんぱく質は人間の軟骨形成不全症(低身長症)との関連も指摘されている。その後の研究で、少なくとも19の短足犬種に同様の変異を確認した。チームは、この変異は現代の犬種が形づくられる以前に起きたとみている。(本多昭彦)


いまさらながらに証明しなくても当たり前っちゃ当たり前のことじゃんと思いつつ記事を読んだ。

少し前には猫の【スコティッシュフォールド(Scottish Fold)】にも骨軟化症の遺伝子が関わっていて耳が曲がってしまう猫同士の交配の繰り返しはいかがなものかといった話もあったしね。

それぞれの考え方だけど、そもそも純血種っていうもの自体、人間が作り出したたぶん【問題のある遺伝子の固定化】だと思う。そうじゃないとみんな野生種になってしまうわけで、自然淘汰の法則上、次の世代を残せて血縁を繋げられるものしか残らないよウになっているはずだから、多種多様な生物が出現することは稀になってくると思う。

生き物たちが生きるために定められた環境の中に進化は起きるので、白変種なんかはいい例じゃないかって思う。白いライオンを貴重がっているけれど、氷河期の時代には体の色は白いほうが生き残れたはず。今だって北極に住む白クマや北極狐たちは真っ白だものね。

人間も元をたどればアフリカ人の肌の黒い種類だったそうだ。それがすむ地域出生きながらえるための変異や、かかる病気などの淘汰によって、白人も出現し黄色人種も出現しっていう変化を遂げてきている。国によって血液型の分布が違うのも、環境に合わせて生き残るための防衛本能なのか病気ですらかかりやすいとかかかりにくいとか血液型とかでもわかれる部分がある。

そんな自然の法則を全く無視して作り出されたのが【家畜】だものね。

足が短いのはかわいいからじゃなく、その昔狩猟の用途に合わせて足が短いほうが利用価値が高かったからそういうのを固定化した。コーギーとかは牛追いのために体高が高いと蹴られてけがをしたり死んじゃうことがあったから短足にしたらしいとかいう話もある。

ブルドックも、今じゃイギリスでは騒がれてスタンダードの改正もあるとかいうけど、もとは牛と闘わせる闘犬として作出された犬種で、顔のしわは噛みついたときに流れる血で目や鼻がふさがれないようにあるとか、下あごが突き出ているのは噛みついたら振り落とされないようにがっちり噛みついていられるためだとか、足が湾曲しているのは踏ん張る力が強まるからだとか、まぁいろんな理由があるわけで…。

近年、犬たちの用途は作業にかかわるものは皆無と言っていいほど減ってしまった。残されたものはドッグショーという分野で見た目をより美しく過激なくらいに極端に見せるものへ移行した歴史の時間がある。当然、固定化の中で犬種が持つ遺伝子プールは極端に狭くなり多くの問題が出現して来るのはいわば当たり前なのだろうと思える。

そんな中で独りよがりに昔のシェルティー?のように作業意欲があって現役で一日中牧羊ができるような活発な頭のいい忠実なシェルティーを産ませたいなと思っている。でも理想と現実のギャップはかなり大きい。自分の理想もかなりぶれてるなと思うこともしばしば。

ドッグショーで活躍するようなコートが十分にあるシルエットの美しいシェルティーも大好きだし、多少毛が少なくてもキビキビと動きジャンプ力があって走れば抜群に早く、飼い主をいつも見つめて一緒に何かの仕事を楽しんでくれるシェルティーも大好きだし…でもスタンダードがあって忠実になろうとすれば自分の望むものは目隠ししなくちゃならない部分も分かってくるとどっちを取ればいいのかなぁと悩んだりもする。

犬がモノなら悩まなくてもいいんだろうけど、15年以上も一緒に暮らすパートナーだと考えれば妥協したくない。理想のシェルティーにいつ巡り合えるんだろうね(苦笑)

これからもいろんなことが証明されて、何だそうだったのかと日の目を見ることがたくさん出てくるんだろう。独特の犬種を作った代償もたくさんあるだろうけど、代償以上のものがあるからこそ純血種は存続しているんだと思う。彼らにとって多くの証明が良い道しるべとなることを祈って、科学的にいろんなことを証明してほしいと思っている。。。
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