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2009/06/29 Mon

Category: つぶやき

愛犬にも高度医療

Yahooの今日のニュースを見ていたら【ペット情報】で「愛犬にも高度医療」というのがあった。


愛犬にも高度医療=CT、MRI、人工透析も−大阪府立大
6月29日6時1分配信 時事通信

 磁気共鳴画像診断装置(MRI)、コンピューター断層撮影装置(CT)、集中治療室(ICU)…。最新の医療設備を誇る真新しい建物で、動物たちが治療を受けている。大阪府立大学の獣医臨床センター(同府泉佐野市)。ペットの治療に高度医療を求める飼い主は、年々増えているという。
 府立大は4月、獣医学科と付属病院に当たる同センターを、堺市から関西国際空港対岸の新キャンパスに移転。国内トップレベルの医療機器を備え、バイオテクノロジーや感染症の研究を進めている。
 同センターの「患者」は犬猫が中心だが、動物園のコアラやラクダを診察することも。ペットの寿命が延びるにつれ、がんを患う犬猫が増えており、同センターは最新の放射線治療装置を導入。人工透析や内視鏡、超音波検査の設備もある。
 久保喜平センター長は「動物の医療はますます高度化している。開業医では困難な治療を引き受け、拠点病院としての機能を果たしたい」と話している。


時代はどんどん進んで医療もどんどん発展してきてるんだなぁと実感する。それはペットとして飼われる多くの動物たちにとって良いものだと思っていた。

でも・・・たくさんの家族同然のペットとの別れを経験し、その中には大きな病気で高度治療を受けることも考慮に入るものだってあった。

愛しているから…そばにいてほしいから…なんとか寿命を延ばしてあげたい、まだ若いのに…治せないのだろうか…

いろんな思いが交錯し、治療内容を検討した日々がある。

でも、自分が理解できたことはたったひとつだった。

【犬や猫たちは人間じゃないのだ】という事実。
それは人間じゃないからそこまでする必要がないという意味ではなくて、人間でないから治療の意味が理解できない相手なのだという部分と、彼らは人間に比べてはるかに寿命の短い生き物なのだという部分だ。

どんなに飼い主や獣医さんが彼らのためだと思っても、飲んだり食べたりすることで体の状況が楽になったということ以外に彼らには治療の意味が理解できない。そんな彼らに残された時間を考えつつ、体の具合が悪い時に麻酔をかけてまでするべきことなのか毎回のように悩み続けている。


犬や猫たちの一年は人の一年とは大きく異なっている。寿命から換算しても、4・5年に相当してしまう。毎年一回健康診断をしていれば大きな病気の早期発見ができ、必ず助けられるというわけでもない。

そして彼らの意思の確認はできないし、治療後に残された【痛み・苦しみ】を人間ほど伝えるすべがない。

少し前までは犬や猫たちは【痛み】を感じていないのだという解釈すらあった時代がある。彼らが人間の言葉をしゃべれないうえに、よわっちくなった人間のように何かと【痛い!苦しい!】と大騒ぎせずにじっと我慢する生き物なのだと知られていなかったからだ。

人間なら症状を克明に伝えることができるから多くの病気は始まりの段階でも見つけられることが多い。でも犬や猫たちの場合には飼い主が気がつかなければ病魔に侵されたらどんどん進行していくだろう。進行させてしまった後悔をしても時間は元には戻らない。

6頭の愛する家族を失った後、私が心に決めたことは病気の早期発見と、進行させないように日々彼らからの信号をキャッチできるように暮らしていこうという決意だった。

犬も猫もペットとして飼われるどんな動物たちも、生き物である以上死ぬまで病気やけがと無縁であることは皆無に等しい。その確率はきっと人間と同様で、食事や生活環境の改善で寿命も長くなり、その分病気や障害を起こす確率も格段に上がるのは当たり前なのだ。

昔の犬や猫が病気にならなかったのではなくて、発覚する前に他の事情で天使になってしまっていただけなのだろうから。。。

私は基本的に投薬で病気と闘うことを基本と考えている。それは我が家の犬たちが薬を飲むことによって自分の辛い状況が改善されることを理解することがわかったからで、点滴も同様だった。(もちろん入院ではなく自宅でできる範囲のものとして)

手術関係・麻酔・抗がん剤投与・輸血・CT/MRIなどはその時の状況によってどうしても必要な場合(生きるか死ぬかの選択の時)、判断する余裕のないほど緊急の場合を除いてできるだけ望まなくなった。

高度医療および麻酔を使用しないとできない手術関係はこれから当たり前になっていく時代になるのだろう。犬や猫たちが子供同然と思う心やさしい飼い主たちに当然の義務と誤解しないような策が必要じゃないかと考える日も多い。

できることがありその命を彼らの苦しみを増大することなく存続できるのなら生活が逼迫しない限りペットといえどもできる限りのことはしてあげてほしいと願う。でも、高度医療に関してはやることが【良い飼い主の代名詞】になっては決していけないと思っている。

犬や猫たちにも感情があり、人間同様の部分の多くあるのだからこそ、彼らの本当の発言(彼らが望むこと)を聞く耳を持っていてやりたいと思う。

犬や猫たちは飼い主をひたすら愛し裏切るようなことをしないピュアな生き物だから…彼らに大きな負担がかからないように、彼らが求める【そばにいてね】というたったひとつの要望を叶えられる飼い主でありたいと願いながら高度医療について考えていかなければならないだろう。。。
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