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2006/11/27 Mon

モリーの目の具合

ひと月以上になるけれどモリーの目の治療に病院に通っている。
ところがモリーの体質なのか一向に効果が上がらずに毎日監察している私や家族にとっては悪化しているようにしか見えない状態が続いていた。

それに伴って人嫌いが再燃し始め、お客さんが来ると逃げ出してしまうようになった。
下の部屋に連れて行ってあっても台所から出て来ようともしない。
25日にはリリアンの飼い主さんに見せようと下りてもそそくさといなくなってしまう。

そればかりかやっと2年もかけて抱かれる緊張感とかを取り除いたのに、私が抱こうとすると棒の様に固まってしまうようになった。
呼んでも警戒してこないモリー・・・痛い目薬を日に3回も点すんだから当たり前か・・・

何回も行くたびに痛くならないようなものをとお願いしてきたが前回とにかく1週間目が開かなくても良いから着けて見ないと効果がわからないといわれてがんばって点してきたがもう限界だと思う。

右目がしょぼしょぼし始めてから両目になって、その後左目になった。気持ち悪いのか痛いのか抱いていないときは目をこすってしまうので傷が着いてひどくなるのだろう。
でも一日中抱っこしておくわけにも行かないし・・・

意を決してせっかく何とか良くしてやろうとがんばってくださる先生には申し訳ないが、モリーにかかっている大きなストレスの方が私たち家族と暮らすことに問題だと進言するべく病院へ出かけた。

ちゃんとしないと駄目ですといわれるかと思ったが、意外とあっさりとモリーの状態を見て『ソウですね・・・』と納得してくださった。

溺愛だけで犬が嫌がるのがかわいそうと言っているわけではないことを知って欲しいと思って、モリーの出生当時に受けた大きな事件(狼爪切除の際に化膿して毎日注射を打ち続け、それでも指が1本動かなくなるほどの痛手を受けた)のことや、その後かなりの長い時間をかけて人間が彼女に痛いことや恐ろしいことをするものではないと伝えようやく『営業部長』に昇進できるほど人が大好きな可愛い仔になったのだと話してみる。

スズのこともあったから、スズも人間不信にしてしまった経緯があって辛くて長い時間があったことを話した。

このままだと死んでしまうとか失明する言う事ではないのだし、今は痛くなってしまう目薬を点す事がないと理解させて信頼関係を取り戻すほうがモリーにとって一番良いことだというこちらの進言を快く受け入れて痛くない目薬と飲み薬で様子を見ることに同意してくださった先生に感謝した。

犬も人と同じようにそれぞれに体質が異なり、効果があるとわかっていても反応が違った形ででてくることもあると言ってくれた。

モリーにとってはただただ痛みが増すだけの目薬もほかの子だったら治療効果があったのだろう。

ビクビクとしながら又何かするんでしょうという疑いのまなざしで私を睨んでいたモリーは『今日は見せるだけだからね、何もしないからね』と抱っこする私に力いっぱい突っ張っていた。
診察台の上ではかちんこちんに固まったまま目の写真だけ取って起きましょうねと写真を撮られることを拒んで顔をそむけた。

でもいつものように目薬を指されなかった事はその後のモリーの状態を大きく変化させている。

帰りの車の中では甘えた声を出し、さすがに抱っこしてくれと入ってこなかったが家について駐車場に下ろしてしまうと呼んでも警戒してそばによってこなかったのに今日はちゃんと着てくれたのだ。

朝から流れていた涙は夜には止まり始めている。
今は状態が悪いせいかドライアイのようで涙の量が少ないのでそれ用の目薬は欠かせないのだろうが痛みが無い分嫌がらないでくれている。

毎日Blueな表情のままだったモリーの気持ちが明るくなっているのを感じられる幸せな時間は何かあった時に犬の状態を見ながら判断してあげる事が大切なことだと思うに充分だった。

日が立つに連れて良くなるのか悪くなるのかはわからないけれど、良くなることを今は祈ってモリーに一番負担の少ない方法でがんばってみようと思う。
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